佐伯啓思さんの本だったので、何気なくとっさに買って読みました。大阪支店長が僕の学校の先輩で、すでにこの本を読んでたようで、「資本主義、終わってるね。」と言ってました。その通りで、資本主義の自己矛盾。

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例えば、地方都市の崩壊。
これは明治時代からずっと継続してきた問題で、90年代の構造改革と市場競争主義、まあわかりやすく言うと小泉内閣、あれでもう地方は崩壊したんですね。

先日も新聞に、人口が増加した都道府県は4つしかなくて、中でも東京が突出してるのね。

これこそまさに都市化。
養老孟司先生も懸念している都市化の弊害。堺屋太一先生が辛抱の習慣が失われている、と言われる都市化。

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佐伯啓思先生はこの本で学校「インパルス・ソサエティ」、衝動社会という言葉で表現しています。ITが支配するバーチャルな世界は、全ての欲望を手に入れることができる。だから手に入らないとガマンできない。欲望のために失われたガマン。

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サマセット・モームの『月と六ペンス』
ゴーギャンの大作、われわれはどこに行くのか?

佐伯啓思先生の本を読んで、少し冷静にかんがえようかあなぁ。
(=^x^=)