卒業の日
深夜4時に書き終えた
お手紙です。
2011.12.23〜2020.03.07
約８年２ヶ月
バクステ外神田一丁目、弘松菜摘として
たくさん応援して頂きありがとうございました。
今まで卒業したキャストの歓送会で嗚咽するほど泣いてた私が歓送会やるとは思ってもなかったです。
この８年間、大変なことも辛いこともたくさんあったような気がすると今思い返すと、なんかよくわからないけど笑った思い出がたくさんあります。
８年前、つんくさんのツイートから
バクステを知りました。
ちょうどその時大学受験を控えて、このまま大人になりたくないって思って、オーディションを受けました。
オーディションでは、
つんくさんに手拍子してもらいながら
ダンスでバゴーンを歌ったのを思い出して
貴重な経験すぎてたまに震えます。
若いって怖い。
短大に行きながら
バクステを両立してたあの頃の記憶はほぼありません。本当に大変だった。
あの頃の私は、
バクステ外神田一丁目の中で
必要とされたくて、一生懸命考えました。
このグループのために、何が出来るだろう。
ギターを練習し始めたのもこの頃。
何か私にだけしか出来ないことが欲しかった。
でもやっぱり、
自分は特別な人間じゃないから、
すごい才能とかないし。
でも、
そんな私を見つけてくれた人たちがいました。
本当に本当にありがとう。
あなたたちがいなければ、私はステージに立てなかった。
赤坂BLITZでワンマンライブをしたとき、
前にメンバーがいすぎて、お客さんの顔が見えなくて大号泣した。
全国ツアー、福岡でライブしたとき、一箇所しかツアーに参加できなくて泣いた。
初めて一位をとったとき、一位の重みが怖くて泣いた。
たくさんたくさん泣いてきました。
それが応援してくれたみんなのおかげで、
嬉しい涙が増えてきた。
定期公演が楽しすぎて泣いたり。
喉の手術をして待っててくれた人がいた。
自分だけのソロ曲ができてお披露目したステージ、集まってきてくれた人が一緒に泣いてくれた。
そして、今日も今一緒に泣いてくれている人がいる。
幸せですとっても。
みんなの笑顔が大好きです。
みんなの笑顔を見るために
8年間バクステにいました。
どうやったらきてくれた人が
たのしんでくれるだろう？
面白いことできるだろう？
考えるのが大好きでした
時には変なことしすぎたかもしれない
ごめんなさい
不快に思った人もいるかもしれない
バクステがどうなったら良くなるだろうも死ぬほど考えました
でもなつみの力不足もたくさんありました
ステージの上の弘松から
なんでもいいから受け取ってくれたことがあれば嬉しいです
なんでもいい
変なことやってんなとか
アホみたいに楽しそうだなって。
何か辛い時に思い返して
ちょっと笑ってくれたり
私みたいなアホな人がいるから頑張ろうとか
そう思ってもらえれたら嬉しいです
私がみんなに支えられていたように
私もみんなを支えたかった
少しでも頑張ろうって思えるきっかけを作れる人になりたかったです。
なれたかな？
私はステージに立ってる瞬間が大好きです。
1秒でも長く立つために、たくさん考えてきました。
ステージの上から見る皆の笑顔が大好きでした。
歳を重ねることで夢が追えなくなるわけじゃないし、私とあなたは仲間です。
いつも支えてくれてありがとう。
生きていてよかった、って思えたのはバクステに入ってからでした。
生まれてきてよかった、バクステに出会えてよかった。
私はステージにいる時が人生で一番幸せです。そんな時間をここで過ごせてよかった。
本当に本当にありがとうございます。
そして後輩のみんな、
私のやりたいこと好きな勝手言ってきたことに
付き合わせて本当にごめんなさい。
そしていじってくれたり、
仲良くしてくれたり本当に嬉しいです。
ソロ曲カバーしてくれるの嬉しいです。どんどんやれ。
ここで書きながら寝落ちしました。（笑）
そのときアドリブで喋ったから
何喋ったか覚えてない。笑
後輩のみんなは
本当に素敵なんです
可愛い子も面白い子も歌がうまい子も
ダンスがうまい子もたくさんたくさんいて、
これからもバクステ外神田一丁目が
楽しみなんです
大好きなバクステをよろしくね
