リベンジ!ドラえもんのキャラクターケーキ・レシピ | ちょっとの工夫でかわいいケーキ

リベンジ!ドラえもんのキャラクターケーキ・レシピ

Yahooブログの過去記事からの転載です。初出: 2009/10/12(月)

$ちょっとの工夫でかわいいケーキ


8月に一度、「ドラえもんのキャラケーキ」を作りました。
ドラえもんって意外と難しくて、あの時はどうにか形にはなったものの、なんだか今ひとつな出来映えでした。
もっと立体感のある、いきいきとしたドラえもんが作りたいなと思って、またドラえもんケーキに挑戦してみました。


前回はプレーンなシフォン生地にフルーツと生クリームを入れたケーキでした。
今回は、少し中身を変えて、ココアのシフォン生地とチョコクリーム、バナナを入れてみました。
秋になって肌寒くなってきたので、チョコレートのこってりしたケーキが食べたくなりました。


いつものように天板に平たく生地を焼いて、ボウルに貼り付けて行きます。
角度が合わなくなって来るので、ハサミでチョキチョキと切りながらボウルに入れます。
チョコクリーム、バナナを入れて、余った生地で蓋をします。

プレゼント用にきれいに作りたい時は、スポンジをもう1枚焼いて蓋を作るのがオススメです。
家で食べる分には、切れ端で蓋をしたらいいかなと(^^;
この時、切れ端部分を10cmほど取っておいて、ドラえもんの口部分を作りました。
口の輪郭に合わせて切った生地の角を、斜めにそぐようにカットしてドーム部分となじませます。
鼻の部分も丸く切って乗せます。


$ちょっとの工夫でかわいいケーキ


全体を薄く白いクリームで覆ったら、星型口金で白色と青色のクリームを絞ります。
目やひげ、輪郭は板チョコを溶かして作りました。
口の中に、食用色素で色を付けたグラサージュ(ナパージュ)を入れてできあがり♪
前回よりも立体感のあるドラえもんケーキができました(^^)


$ちょっとの工夫でかわいいケーキ


口の部分が盛り上がっているだけで、ずいぶん雰囲気が違いますね。
口の中の色も、前回のピンク色の生クリームよりもグラサージュの方が透明感と光沢があってきれいです。
前よりもうんとドラえもんらしくなって大満足な出来でした。

断面写真は・・・ドラえもんがかわいそうな感じだったので、今回は自粛です(^^;
キャラケーキに色はつきものだけど、ドラえもんの青色のクリームって食べ物には少々微妙な色ですね。ココア生地と青色クリームのコントラストは、ちょっと今ひとつでした(^^;
でも、きっとこんな感じのキャラケーキ、子供さんが大喜びしそうですね。


すっかり涼しくなって、夏はドロドロになりがちだった生クリームやチョコレートも扱いやすくなりました。
秋冬は、ケーキ作りがはかどりそうです(^^)



(※よく「ナパージュ、グラサージュとは何か?」とご質問を頂きます。ナパージュは、無色透明の製菓用上がけゼリーです。詳しくはリンク先・クオカの説明をご覧ください。)




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◆◆◆ ドラえもんのキャラクターケーキ ◆◆◆

【材料】 (直径16cmのドラえもん1台分・25cm×25cm天板1枚分)
◇生地◇
 卵黄        2個分
 砂糖        50g
 サラダ油      20cc
 水         40cc
 バニラエッセンス  少々
 卵白        3個分
 薄力粉       45g
 ココアパウダー    10g
 コーンスターチ   5g

◇シロップ◇
 グラニュー糖    10g
 水         20cc
 ラム酒       小さじ1(お酒はお好みの量に調整してください)

◇チョコクリーム◇
 生クリーム        100cc
 ブラックチョコレート   45g

◇白いクリーム◇
 生クリーム        100cc
 砂糖           8g

◇青いクリーム◇
 生クリーム        50cc
 砂糖           4g
 食用色素(青)      少々

◇パーツ用チョコレート◇
 ホワイトチョコレート   20g
 ブラックチョコレート   20g
(※チョコレートは、余分にできる多めの分量です。)

バナナ       1本

グラサージュ(またはナパージュ)  10g
食用色素(赤)      少々
食用色素(黄)      少々


オーブン予熱温度 170℃  焼き時間14分

【作り方】
◇スポンジ生地を作る◇
1、オーブンは170℃に予熱しておく。天板にオーブンシートを敷く

2、ボウルに卵黄を溶きほぐし、砂糖の半量(25g)を入れて白っぽくなるまでハンドミキサーで泡立てる。
サラダ油→水→バニラエッセンスの順に加え混ぜる。
薄力粉とココアを合わせてふるい入れ、ねばりが出るまでよく混ぜる。(ここでよく混ぜて小麦粉のグルテンを引き出すことが生地をふっくらさせるコツ)

3、メレンゲを作る。ボウルに卵白をときほぐし、ハンドミキサーで泡立てる。
8分ほど泡立ったら残りの砂糖を3回に分けて加える。つやが出てしっかりとしたメレンゲになるまで泡立てる。最後にコーンスターチを加えて泡立てる。
(コーンスターチを加えるとしっかりした卵白になります)表面にツヤがあり逆さにしても落ちず、ツノが立つのが目安。

4、(2)のボウルに泡立てた卵白を1/3加え、底からすくうようにして混ぜ合わせる。
混ざったら卵白のボウルに生地を戻し、全体をよく混ぜ合わせる。

5、天板に(4)の茶色の生地を流す。カードで表面を平らにならす。
2、3回トントンと落とし、気泡を抜く。170℃のオーブンで12~14分焼く。
竹串を刺してなにもついてこなければ焼き上がり。

6、焼き上がった生地の表面にオーブンシートをかぶせ、天板ごと網の上に逆さまにして生地を取り出す。すぐに表面のオーブンシートをはがす。
(冷めるまで付けておくと、オーブンシートにしわができて細かい模様が潰れてしまいます)
はがしたオーブンシートを生地の上にかぶせて粗熱が取れるまで冷ます。

◇パーツを作る◇
1、ホワイトチョコレートとブラックチョコレートは湯煎にかけて溶かす。
それぞれをコルネに入れる。

2、オーブンシートを敷いたバットの上に目とひげを描く。
目は、ホワイトチョコで丸を描いたら一度冷蔵庫で冷やし固め、ホワイトチョコが固まったら黒目を描く。
※オーブンシートから剥がすのを失敗した時のためと、サイズ調整のために余分にいくつか作っておくと便利です。

◇組み立てる◇
1、ブラックチョコレートはボウルに割り入れ、湯煎にかけて溶かす。
生クリーム100ccに溶かしたチョコレートを加え、ハンドミキサーで泡立てる。←チョコクリーム
バナナは皮をむいて、1.5cm幅に切る。

2、生地にボウルを逆さまに置き、ボウルよりひと回り大きい形に生地を切る。
生地を放射状に切って、ボウルの内側に添うように形を切りながら張り付ける。
余った生地から、ドラえもんの口上部の部分と、鼻のパーツを切り取っておく。
シロップ(鍋に水と砂糖を入れ、溶けたら冷ます。ラム酒を加える)を塗り、(1)のチョコクリームを入れる。
バナナを並べ、さらにチョコクリームを入れて、余った生地で蓋をする。蓋の上にシロップを塗る。
ラップをかぶせ、冷蔵庫で30分~1時間ほど冷やして、生地とクリームをなじませる。

3、生クリーム100ccは砂糖を加え泡立てる。←白いクリーム
(2)の生地をケーキトレイの上に取り出す。
生地の継ぎ目の部分にパレットナイフで生クリームを塗る。
表面を生クリームで薄く覆う。パレットナイフでならす。
白いクリームを大さじ2ほど取り分け、赤の食用色素少々を加えて赤いクリームにする。星型口金を付けた絞り出し袋に入れる。
残りの白いクリームを、星型口金を付けた絞り出し袋に入れる。

4、生クリーム50ccは食用色素(青)を少しずつ加えて水色のクリームにし、砂糖を加えて泡立てる。←水色のクリーム
星型口金を付けた絞り出し袋に入れる。

5、(3)のケーキの表面に、竹串で大まかにドラえもんの顔を描く。
鼻の部分に、赤いクリームを絞る。
口の部分に白いクリームを絞る。
目のチョコレートパーツを乗せる。
下絵に沿って、白いクリーム、青いクリームを絞る。

6、パーツ作りに使ったブラックチョコレートの残りを、再び湯煎にかけて溶かす。
コルネに入れる。
口の輪郭をチョコで描く。冷蔵庫でチョコが固まるまで冷やす。

7、グラサージュは2等分にし、片方に赤と黄色の食用色素を加えてオレンジのグラサージュを作る。
もう片方は赤の食用色素を加え、赤いグラサージュを作る。
それぞれをコルネに入れる。
(6)のチョコが固まったら、口の部分にそれぞれのグラサージュを絞り入れる。



※ 25cm×25cmの天板用です。大きな天板サイズだと、量が少なすぎることがあります。
生地は薄く仕上がるよう少なめの分量です。卵白をしっかり泡立てないと量が少なくて天板に広がらなくなってしまうので気をつけてください。

※チョコレートを加えたチョコクリームは、ゆるくなりやすいので、しっかりと泡立ててください。



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