補色の効果
Yahooブログの過去記事からの転載です。初出:2008年3月5日
ある物をひとつ足すだけで、おうちの手作りケーキが、一気にお店のケーキのようになるものがあります(^^)
なんだかわかりますか?
正解は、ミントの葉、セルフィーユ、ディルといった緑色の飾りです。
上の写真を見ていただくと、いちごのロールケーキ、バナナのチョコロール共に、緑色があるものとないものでは全く見栄えが違うと思いませんか?
緑色があった方がいちごやチョコ生地の色がぐっと引き立っています。
これは「補色」の効果によるものです。
補色とは文字通り補う色で、この場合いちごの赤やバナナの黄色、チョコレートの茶色をより引き立てる働きをしています。
色の構成は、色相環というひとつの輪になっています。
上の図を参照してみてください。(PCCS表色系)
輪のちょうど対角線エリアにある色がその色の反対色で補色になります。
赤の反対は青緑です。
なので、青緑色に近い緑色があるといちごの赤色がより強調されるのです。
色相環の中心は白です。 ひとつの絵の色彩が色相を対角線まで渡るとバランスの良い色彩になります。 赤の対角線は、赤→白→緑 となります。
ミントがないケーキは、いちごの赤、スポンジのピンク、クリームの白と、色相環が赤→ピンク→白と円の中心までしか行きません。
バナナチョコロールも、ミントがないと茶→黄→白です。
ここに緑が入ると、一気に輪の反対まで行き、色相のバランスの取れたおいしそうなケーキになるというわけです。
ミントがないけどイチゴケーキをおいしく見せたい。
そんな時は、食べ物以外に緑色を使ってみるのもポイントです。
ふちに緑色の模様があるお皿。 グリーン系や紺色といった、色相環の反対方向にある色のランチョンマットを使う、等です。
補色の効果をうまく使って、今日からおうちのスイーツの見栄えを上げてみませんか?
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色の構成は、色相環というひとつの輪になっています。
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輪のちょうど対角線エリアにある色がその色の反対色で補色になります。
赤の反対は青緑です。
なので、青緑色に近い緑色があるといちごの赤色がより強調されるのです。
色相環の中心は白です。 ひとつの絵の色彩が色相を対角線まで渡るとバランスの良い色彩になります。 赤の対角線は、赤→白→緑 となります。
ミントがないケーキは、いちごの赤、スポンジのピンク、クリームの白と、色相環が赤→ピンク→白と円の中心までしか行きません。
バナナチョコロールも、ミントがないと茶→黄→白です。
ここに緑が入ると、一気に輪の反対まで行き、色相のバランスの取れたおいしそうなケーキになるというわけです。
ミントがないけどイチゴケーキをおいしく見せたい。
そんな時は、食べ物以外に緑色を使ってみるのもポイントです。
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