幼稚園クラスでは、ストーリブックを使って、
絵本の読み聞かせを行い、
それを、劇あそびにして、楽しみます。
2つ目のお話は、おなじみの ’3匹の子ブタ’!!
ここで、お母さんブタは、3匹の子供たちに、自立を促します。
大きくなったのだから、そろそろ自分たちで家を建てなさいって!
母親の生活苦から、よそに出された(?)
3匹の子ブタが建てた家を、
狼は次から、次へと、吹き飛ばします。
劇ごっこでは、wolf の役は講師がなることが多いのですが。
このセリフ、
I'll huff, and I'll puff, and I'll blow your house down!
huff と puff は音がそろって、韻をふんでいて、リズミカルです。
どちらも、息を ハーハー、切らせて、吹きとばすぞぉ~っていう感じです。
思いっきり、こわそうに、言います。
ここをあまり、真に迫って演じたところ、こわい~って、言われることもあります。
☆読み方のポイント
blow (吹き飛ばす)のところで、顔をぶるぶるふって、
ほっぺたをプルン、プルン言わせるように読むこと!
これは、外人講師からgetした、読み聞かせの技(わざ)です。
狼のおどしに対抗して、子ブタたちのセリフは、
No! Not by the hair of my chinny chin chin!
chin はあごです。
直訳すると、あごの毛一本だってだめだよ!
”つかまらないよ!あっかんべー ”が言葉の意味としては、一番近いです。
面白い、決まり文句で、子供たちは、すぐ覚えます。
意味としては、どうってことはないのですが、
言葉の響きをリズムを楽しむことが大切です。
☆ending について
いくつかの異なるエンディングがあります。
①子ブタ 1 2 はオオカミに食べられる。 子ブタ 3は オオカミを食べる。
②子ブタ 3びきがオオカミを食べる。
③子ブタ、 オオカミどちらも生き残る。
ECCのストーリーブックは 上の ①を採用しています。
どちらにしても、子ブタたちのアドベンチャーとスリルを、体感できるように、
劇遊びを進めていきます。
役決めで困るのは、みんなが、3 のブタ🐽になりたがること!!