あけましておめでとうございます

私はクリスマス〜今日までの間
全く年末年始を感じず
心落ち着かない日々を過ごしておりました。

その理由は猫の病気ショボーン

結論から先に言いますと
うちの12歳の『くるみ』が
胃と腸を繋ぐ細い管《幽門》にポリープ が出来て
開腹手術を行いICUに入り、8日間入院しました。

そして1/4(木)22:00に無事に退院しました拍手

病院に掛かった12/23(土)から
退院まで12日間のレポートをまとめたいと思いますひらめき電球

何故、このブログに書くかというと
何度も何度も、くるみの症状について
ネットで検索したが
答えになるような記事が出てこなかったから
です。

同じ症状、似たような症状の猫さんが発症した時に
この記事が少しでも役に立つようにと思い
書く事にしました。

またリアルな、お金の事も書いていきますね。

<< 病院 まとめ (掛かったお金) >>
発症:12/22(金)お昼
通院:12/23(土)〜12/27(水) (約8万)
内視鏡検査:12/26(火) 幽門にポリープ 発見
入院:12/26(火)〜12/27(水)まで脱水の為、入院
転院:12/27(水)お昼過ぎ ER動物救急センター 文京に入院 CTの検査をし、ICUに入る為、入院(約7万)
入院:12/27〜1/4(木) ICUに5日間入る
手術:12/28(木)
退院:1/4(木)  (約60万)
今後の予定:抜糸

掛かり付け医: 学芸大学ペットクリニック
手術した病院: ER動物救急センター 文京 

<<発症〜退院までの詳細>>
まず最初に…
発症した日 12/22(金)
お昼頃から、
口をクチャクチャする。口内炎または歯肉炎なのかと思い、掛かりつけの動物病院に電話。
土曜日の夕方の予約を取る。

夜、くるみが、ご飯を食べてすぐに嘔吐。
夜〜夜中にかけて1時間に1〜2回、胃液を吐き出す。
夜中も殆ど寝ずに、胃液を吐き続ける。

12/23(土)朝
ぐったりした様子なので、掛かりつけ医に電話。
予約時間を早めて貰い朝一で診てもらう。
レントゲン、エコー、血液の検査をするも異常なし。
胃腸にガスが異常な程パンパンに溜まり、何も見えない。
吐き気止め、胃腸を動かす点滴をして貰う。
診断は イレウス (腸閉塞)


私自身も朝から38〜39度の発熱。もしかしてインフルエンザガーンアセアセ 麻黄湯を服用し、寝る。(次の日、病院へ行きましたがインフルエンザではありませんでした。)

12/24(日)
朝から、1時間に1〜2回、胃液を吐く。
ずっと口をクチャクチャし、よだれを垂らす。

掛かりつけ医が今日は夕方までの診療で
間に合わない為、夜遅くまでやっている近所の動物病院へ行く。同じように、レントゲン、エコー、血液検査をして貰うが異常なし。やはり胃腸はガスでパンパンな為、何も見えない。昨日と同じ、吐き気止め、胃腸を動かす点滴をして貰う。

12/25(月)
朝一で、掛かりつけ医へ行く
レントゲン、エコー検査をして貰うが相変わらず何も見えない。ガスまみれ。嘔吐が止まらない為、かなり脱水しているので、1番強い点滴をして貰う(ガンの子に使うような強い吐き気止め)

12/26(火)
朝一で、掛かりつけ医へ行く
少しガスが抜けていてエコー検査で、何か見えた!!!すぐに内視鏡検査をお願いする。
内視鏡検査が終わり、病院から連絡が来る。
胃と腸を繋ぐ幽門にポリープ 発見。
くるみが、衰弱して危ないので
今後の方針を、すぐに決める為、
麻酔が切れる夕方に来てくださいとの事。
が、しかし…私の仕事が、どうしても夜までかかる為
19時まで待って貰う。
遅れて、19時半に病院へ到達すると
内視鏡検査の映像を動画で見せて貰う。
そこには、幽門をビッチリ塞ぐように大きな白いカリフラワーみたいなポリープがえーん
今すぐ手術をしないと、くるみの体力的に危ない状況。
しかし、高度医療を受けれる病院でないと手術は厳しいとの事。
ただ年末の為、どこの大学病院も受け入れ不可。
明日の朝に、ERに入れるか確認します。との事。
掛かり付け医もオススメする、
都内で1番腕の良い先生が、センター長のERに入れたらベストの事。
その時に頂いた提案書(説明書き)が、とても分かりやすく、掛かり付け医に感謝 

衰弱しきってる為、入院。
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12/27(水)
朝9:00、掛かり付け医から連絡
14:00〜ER動物救急センター文京が受け入れてくれるとの事えーんキラキラ
くるみを、お迎えに行く。9:30に帰宅。
転院まで時間があるので、くるたんとお昼寝。
その間も、ずっと吐き気を催す(えづく)
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14:00〜ERに到着
診察後、血液検査する。
かなり脱水しているが
全身麻酔をし、CT検査をして貰う
今日は体力的に手術に耐えれないとの判断
明日のお昼〜夜に手術に変更
くるみはICUに入る。麻酔の効きが良く、切れが悪い。
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12/28(木)
14:15〜 手術開始
センター長 入江なつは 先生に担当して貰うキラキラ
(後から知るが、都内で1番腕の良い先生らしい!)

15:30〜手術 無事に終了
切除したポリープ と、手術中の写真を見せて貰う。
写真を写メで撮影させて貰ったけど
内臓の写真なので、ここに載せるのは、やめておきますねショボーンハートブレイク

術後、面会した時、くるみは、
麻酔が覚めかけで、まだボーっとしてるのに
私を見つけると、ICUから鳴いて出たがる、くるみ。
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心配で心配で、帰りたくないけど
くるみには休養が必要なので、私も帰宅汗

12/28(木)〜1/30(土)
ICUにて治療
腸に栄養を流すチューブを入れる
点滴で電解質のバランス取る&水分補給
尿カテーテル
ご飯は食べない

こんな日が3日間、続きましたショボーン

1/31(日)
夜、面会に行くと
なんと、ICUから出て普通のケージに居るー爆笑!!キラキラ

今年1番くらい嬉しかったなぁ。
尿のカテーテルも取れて
凄く楽そうになってたなぁ。
少しだけ、顔つきも良くなってた!

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1/1(月)
くるみ、なんだか調子が良いおねがい
扉を開けると、私の方を見てくる。
けど、まだ帰れないのが分かってるからか
私が帰ろうとすると、凄く落ち込む。
とっても、落ち込んでるのが伝わってくる。

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1/2(火)
夜に面会に行くと
くるみちゃん、ご飯こっそり食べてますよ〜!
皆が見てない時に少しだけ食べてるみたいで
10gくらい減ってましたおねがいとの報告が!

会って、すぐに沢山褒めてあげて
くるみ、ご飯をちゃんと食べないと帰れないよと
言い聞かせると
私の目の前で、カリカリ半分くらい食べ出したー笑い泣き

猫は、私達の言葉
ちゃんと分かってるし理解してると思います。
私達の説明が足りない事が多いから
猫も不安になるんだなって
この日すごく実感しました。

1時間半くらい、お膝に乗ってたよラブラブ
少し元気になったのか、隣の新しく入院した男の子に、シャーっと威嚇してた。笑
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1/3(水)
夕方、私が行くと
か細い声で「ニャー」と鳴く、くるみ。
扉を開けると、急いで出て来て
私の膝の上に乗り、すぐに隣の新入りさんに威嚇笑い泣き
こんなに元気になって、お母ちゃんは
とっても嬉しいですルンルン

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今日も1時間ちょっと、お膝の上で過ごしてました。
途中、ICUのお部屋を覗こうとしたり歩き回ろうとしてました。
かなり回復してるなーと思ったら
担当の入江先生から
予定より早いんですが、
土曜日に退院させようかなと思います!
嬉しい報告がラブ
元々1/10まで入院予定だったので
かなりテンション上がりました。

くるみは相変わらず、私が居ると、ご飯を食べるけど
私が帰ると、とっても落ち込んで隅の方で固まって動かず、ご飯も数粒しか食べないそうショボーン

けど、担当の入江先生には慣れたのか
とてつもなく臆病でビビりな、くるみが
先生の指に、スリっと顔を擦り付けてましたむらさき音符

助けてくれた先生の事は、ちゃんと分かってるのかなと思いました。

土曜日には退院できるって!
ちゃんとご飯食べて先生の言う事聞いてたら
早く退院できるかもよと言い聞かせて帰りました。

1/4(木)
12時に、入院先のERから電話スマホ
くるみちゃん、お母さんが帰った後の落ち込み方が凄く酷いのと
ご飯を食べようと意思があるので、帰宅した方が治りも早いかと思いますので、夜に退院させますキラキラ
と嬉しすぎる内容でした!

電話の後、すぐに面会に行き
沢山、褒めてあげると
凄く嬉しそうに、ずっと
お膝の上でゴロゴロ言ってました。

この時は40分くらいで面会を終わらせ
入院の精算を済ませました。

最初の見積もり(45〜60万)通り、
59万ちょっとのお支払いを済ませ帰宅

ペット保険の会社に電話をし今後の流れを確認する。
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夜お迎えに行くと
予め用意して、病院に渡しておいた
エリザベスウエア(カラーの代わりの洋服)を着用し
キャリーケースに入れた状態で
くるみの、受け渡しを完了しました。

タクシーを待ってる時に
待合室で、くるみはキャリーケースから顔を出して
入江先生の居る受付の方を、ずっと見ていたよ猫

タクシーで40分程かけて帰宅し
キャリーケースから出した時の、くるみが、こちらダウン

おう、プーさん久しぶり!元気だった?
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とりあえず爪研ぎーDASH!(新入りのナッティも大興奮)
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10分ほどキャットタワーで爪研ぎをし、大興奮した後は、私の顔にピッタリと、くっついてゴロゴロ言って寝てましたピンクハート

エリザベスウエアの、お腹の所が
血が滲んで可哀想だけどえーん
(チューブを抜いた所が、少し血出てるの)

来週末の抜糸まで、しっかり自宅療養をして
回復してほしいなと思います!

以上、くるみの発症〜退院までの
飼い主目線のレポートでした。

今回の経験から学んだ事を書きますね。

1早期発見
ちょっとでも普段と違うなと思ったら、様子を見ずに病院へ、すぐに行く事。
私は夏に病院へ行くのが遅かった為、愛猫を亡くしました。猫は我慢する事が多いので、病気の初期症状は、殆ど分からない事が多いそうです。
なので、今回は直ぐに病院、そして検査が出来たことが良かったと思います。

2飼い主側の判断力の速さ
掛かり付け医から、検査をする時に
費用が掛かること、そして内視鏡検査は全身麻酔を使うので承諾して貰えるかの確認をされます。
費用を悩む事は多いと思いますが、全身麻酔はリスクがあるから回避をしたい飼い主さんも多いそうです。
でも、検査が遅いと、猫は、どんどん衰弱し亡くなる事もあります。なので、判断の速さは大事だと思います。

3ペット保険の大切さ
うちの子は、雑種だし、今まで病気した事ないから大丈夫!
夏に1匹目の子が亡くなるまで、そう思ってました。
その子が、きっかけで、くるみは9月からペッツベストという保険に入り月々2,980円、掛けていました。
ペッツベストは高齢の猫も入れる事が最大のメリットです。普通は、どこの保険も10歳までとか年齢制限があります。
保険に入ってたおかげで、検査も入院も手術も、踏み込めました。ペッツベストは支払いは、飼い主側が先に払いますが、獣医師のサイン、領収書があれば、後から保険金を請求できます。最悪、今手元にお金が無くても、借入をし、後から保険金を請求、利息が掛からないうちに返金という手もあります。
ペット保険は手段の一つとして、入る事を私はオススメします。

4病院選び・担当医の大切さ
掛かり付け医の学芸大学ペットクリニックも、
入院先のER動物救急センターもそうなんですが
担当医や看護師が飼い主の気持ちに寄り添う、
心を込めてペットに接する
この2つを、すごく感じました。

息つく間もなく忙しいのに、
私の不安な気持ち、くるみの不安な気持ちを汲んで接してくれてるなぁと、対応や言葉で凄く感じました。

特に入院中
私は毎日、1時間は居ました。
ICUを出てからは、邪魔にならないように
また何かあれば、すぐに避けるのを約束し
床に座らせて貰い(椅子も用意して頂きましたが、私は床に座らせて貰いました。)
くるみを、ずっと抱っこしていました。
看護師さんは、バタバタと猫の部屋を出たり入ったりしますが、
その時も毎回、くるみちゃん良かったねーおねがいお母さんとラブラブだねーラブラブなんて話し掛けて下さり、普段の様子も事細かく教えて下さいました。

他の子への接し方も、ずっと見ていましたが
どの看護師さんも、大体は
毎回その子の名前を呼び、話し掛けて優しく撫でていました。

こういうサポートが、信頼に繋がっていくんだなと思いました。

また担当医の入江なつは先生は
掛かり付け医もリスペクトする、都内で1番腕の良い先生らしく、他の入院してる子のお母さん達にも、ここの入江先生は本当に凄い腕なのよと、教えて頂きました。

入江先生は、あの戦場のような現場に居るのにも関わらず、とってもホワワーンとしていて、穏やかで、癒されます照れ私が納得するまで、分かりやすく説明をして下さり、毎回行く度に、顔を見て、ゆっくり説明をして下さいました。なんかコウノトリの主人公の先生みたいだなーと勝手に思って見ていました。

入院中の8日間、何度も
急変した犬猫さんや
泣いて居る飼い主さんを見ました。
その度に、夏に亡くなった子を思い出し
胸が張り裂けそうでしたが
そんな不安な状況を強い気持ちで乗り越えられたのは
病院側のサポートと、くるみの生命力の強さを感じられたからだと思います。

5入院中、出来る限り会いに行く事
年末年始という事もあって、私は毎日1時間ちょっと面会に行けました。
病院までは、自宅からドアトゥドアで50分ほどで、通える範囲内の距離でした。
やはり面会に行くと、くるみは嬉しそうな顔をし
私自身も心が落ち着きます。

面会に行った時の、あの顔
そして帰る時の、あの顔

これには看護師さんも、気付く位
全く違う表情をしていました。

入院している犬猫は不安で不安で
たまはないなずです。
私が、面会に行くと他の子が寂しそうな声で鳴きます。
「私のママは何処?」「私はいつ帰れるの?」
って聞こえた気がしました。

他の子の飼い主さんが来た時の反応も、
間近で見ていましたが、普段と全く違います!

そして帰った後の、あの表情と声…

入院中の犬猫にとって1番の回復薬は飼い主です。
くるみがICUに入ってる間は、殆ど触れなかったですが
近くから、ずっと目を見て話し掛けていました。

そして家に帰ってから寝る前も、
くるみの写真を見て話し掛けていました。

そういう気持ちは必ず伝わると私は信じています照れ
なので、病院側から断られない限り
なるべく側に居てあげて欲しいなと思います。

以上、長くなりましたが、レポートでした。