今の韓国は、キムチを漬ける時節。
数人で一斉にキムチを漬けられるわよ！
尚、冷蔵庫3つって…と思ったけれど
キムジャンと言います。
うちのお義母さまも、キムジャンをなさいます。
ソウル・京畿道に住んでいた際は、土日を利用し
泊まりがけでお手伝いに伺いました。
しかし、今年は車で10分ほどの所に引越したため
泊まる必要はなくなりました。
更には最近は少しわたしも一人で運転をするようになったので、運転のみの活躍であった夫も必要なくなりました。
という訳で、嫁一人で乗り込むことに。
朝9時に来るようお達しがあり、9:15に到着。
み道が混んでいまして…汗
という在り来たりな言い訳も用意していましたが
玄関を開けたらまだパジャマのお義母さま。
しかもシンク台の前で朝ご飯立ち食いしてた
やれお茶やら果物やらを勧められ
食べている間にお義母さま準備完了。
出かけます。
向かった先は、我らが所有のアパート。
今や人に貸しているアパートです。
お義母さまが仲良くしているご友人宅があり
そのご友人がキムジャンマットを貸してくださるというので、借りに伺いました。
キムジャンマットって？
とお思いになった方もいらっしゃるでしょう。
百聞は一見にしかず、と言いますので
画像をお見せいたします。
はい、こちら！
数人で一斉にキムチを漬けられるわよ！
という便利な代物です。
しかしいくらイメージ画とはいえ
マット下のラグは汚れるから外した方が良いのでは…
と余計な事を思ってしまいました
うちは年に一度しかキムジャンをしないので
貸していただけるのは有難いですなぁ。
さて着くや否や、にこやかに迎えてくださったご友人。
中に通されると、お義母さまは実に自然にマグカップを2つ取り
インスタントコーヒーを入れ、お湯を注いでわたしに渡してくださいました。
あれ、ここお義母さまのお宅でしたっけ？
と思ってしまうほどの慣れた感。
あちちあちち…とコーヒーをすすっていると
気づけばリビングにはわたし一人。
玄関先ではやんややんやと大きな声がします。
おいおい何事だと見に行くと
ご友人・ご友人の旦那さま・うちのお義母さまが
家の中にどでかい冷蔵庫を運び入れるのに
ああだこうだと其々の意見を言い合っています。
え…ここんち冷蔵庫すでに2つあるよ…？
一つはキムチ冷蔵庫、一つは普通のもの。
しかも今まさに搬入されようとしている、決して新品ではない体のそれは
何処かへお引越しするのに置いていった人から
頂いたものかと推測いたします。
全く用無しのスットコドッコイ。
まるで野次馬なスットコドッコイ。
木偶の坊を体現しているスットコドッコイ。
お義母さまやご友人は、そんなスットコドッコイに座ってろと時々命じるのですが
ああでもないこうでもない、と初老の人たちが重たいものを動かしているのに
誰がどっかりソファに座っていられましょうか。
しきりに冷蔵庫を立てたり寝かせたり。
これが人だったら、気持ち悪くなって吐くな…。
なんて相当どうでもいい事を思っているうちに
搬入が完了しておりました。
やっとこマットを受け取り、次の目的地へと向かいます。
長くなったので
次回に続く
尚、冷蔵庫3つって…と思ったけれど
そういやうちのお義母さま宅にも3つあります。
わたし達が最初の清州生活で使っていたもの
キムチ冷蔵庫
わたし達が京畿道生活で使っていたもの
今の家は備えつけなので不要につき
ご友人宅はご友人ご夫婦と嫁夫婦が暮らしているので
まあどうにか分からなくもないけれど
