嵐、小さくなって帰って来ました。



パパ一人だけだったお仏壇の遺影も、ツーショットに変えました。
これでもう、パパと嵐はずっと一緒です。

私が嵐を抱っこ出来たのは仔犬の頃以来です。
パパなら出来たし、嵐も満更でもなさそうでした。


この時は大きくなった子供達をまだ抱っこ出来るか、と息子を抱っこして、娘を抱っこしたら、「次はオレ」と嵐も並んでたんだっけ。




9歳8ヶ月と12日。
私とパパの自慢の息子で、ハニワとモンキーの大切な姉弟でした。


シュークリームにバウムクーヘン、好きだったオヤツをパパと一緒に食べられるように、お散歩の時に使っていた布バッグも、これからはパパと一緒にお散歩出来るように嵐に持たせました。


お骨上げの時「骨格も立派で、骨や血管も老化してなくてキレイ。大型犬の9歳でここまでキレイなのは珍しく、生まれつき丈夫なのもあると思います。リンパ腫との事でしたが、骨の様子から見て全身が悪かった訳ではなく、主に下半身に悪い部分が集まっていたみたい」と言われました。

生まれつき丈夫で、血管や骨に老化がなかったのなら、もっと長生きさせてあげられたんじゃないか。

何か、私のやり方が間違っていたんじゃないか。

それとも、嵐の気持ちが保たなかったのか。

パパが先に亡くなっている事を伝えると、「ご主人を先に亡くしたわんちゃんは、猫ちゃんよりも気を病む事が多い」との事。


こんなにキレイな骨なのに。

そんなに丈夫な身体だったのに。

パパが居なくなって1年3ヶ月、やっぱり嵐は頑張ってくれてたんだね。



寂しかったね。

それでも体調を崩す事なく、食欲を無くす事なく、そばに居てくれたんだね。



ありがとう。
嵐がいてくれたから、パパが居ない事に慣れない朝も同じ時間に起きて、泣きながらでも散歩に出て日を浴びた。
嵐がいてくれたから、親として責任を持って嵐を見送るまでは、私はまだ死ねないと踏ん張れた。

悲しくて寂しくて辛いけど、嵐が苦しみや痛みから解放された事、家族として迎えた時に約束した最期までの責任を果たせた事、そして何より、嵐は独りぼっちじゃなく絶対にパパが迎えに来る事に安堵もしています。



パパの時にも、手を握って写真を撮りました。

嵐、私達はもう大丈夫。
こっちの事は心配しないで。
真っ直ぐパパの所に行っていいよ。
会えなかった分しっかり甘えて、頑張った分たくさん褒めて貰いなね。
ウチの子になってくれてありがとう。
また家族になろうね。
ずっと愛してるよ。
またね。


嵐を含む子供達の成長を綴ってきたこのブログですが、この記事をもって終了となります。
長らくお付き合い頂き、ありがとうございました。



最後まで読んで頂きありがとうございました音譜
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