少し前の話になりますが、しるしる憲法さん主催のイベントがあり条文クッキーを販売させていただきました☆

 

映画「コスタリカの奇跡~積極的平和国家の作り方」と聞いて、なんだか難しそうだな。。。

と思っていましたが、見終わってみたらコスタリカのとりこになっていました☆

 

「pula vita!」とご挨拶する国コスタリカ。

スペイン語で「純粋な人生!」とか、「清らかな生き方!」という意味だそうです。

朝からこんな言葉をかけられたら、一日楽しくなりそう!

一日の終わりにもこの言葉をかけられたら、ゆっくり眠れそう。

世界で一番幸せな国、コスタリカはどんな国なんだろう?

 

コスタリカは中央アメリカ南部にある、共和制国家。

1949年、日本に次いで世界で2番目に平和憲法をもち、本当に軍隊をなくしてしまいました!

予算の約3割を軍事費が占めていたので、軍事費を失くすことで予算を他の部分に回し、社会の発展につなげたのです。

「政府の中心にいた夫は当時、向き合う問題について考えました。これっぽっちしかない予算を軍隊に使うか、それとも今直面している問題に使うか、と考えたところ、答えは一目瞭然でした。大きな反対もなく、みんなが一致して軍隊の廃止に向かったのです。」凛とした小国 著・伊藤千尋 フィゲーレス大統領夫人のことば

 

軍隊を失くしたために浮いた軍事費の分が教育費となった。

小学校で最初に教わるのは「だれもが愛される権利を持っている。」という言葉。(日本国憲法でいうところの13条)

6歳の子供たちは、もし自分が国や社会から愛されていないと思えば憲法違反の訴訟を起こせるということを習う。

大統領選挙のたびに、小中学校はもちろん幼稚園児も!模擬投票をする!

ただ形だけをまねるのではなく、親と子、子供同士や先生とも議論してどの候補がいいかを自分で決めるというからびっくりです!

 

確かに、いきなり選挙権が20歳から18歳になりましたよ。

みなさん、投票に行ってくださいね。と、突然言われたところで何が何だかさっぱりわからないし、興味もなければ行くはずもない。

なぜか、子供に政治の話などまだ早い。とか、家ではタブーとか、友達とも議論すらできない。話してみようものなら、なんだこいつやばいやつ扱いになる。

小さいころからの積み重ねで次第に見る目ができてきて、選挙権を持った時自分の考えが持てるようになる。

と、子供のころ政治の話など一切話題に出てこなかった家庭で育った私があえて言う。(笑)

ドイツも

ちなみに。。。うちは普段見ない乗り物の方に興味があるようで。。。

 

その他、人口400万人だったが難民を受け入れて500万人になった。

難民の子もコスタリカに住めば教育も医療も無償!3年住めば国籍も与えられる。

 

エコツアー発祥の地。

99%自然エネルギー。

原発を建設する計画は過去になかったし将来もないと政府が断言していると。

 

映画を見て「コスタリカ!なんてすばらしい国なんだ!」と思い、その後の伊藤千尋さんのお話に吸い込まれ、「あー!行ってみたい!」とワクワクドキドキが止まらなくなった!

またまた妄想の始まり。。。

続きは、本や映画でどうぞ♪

 

 

 

feel9主催、元文部科学省事務次官の前川喜平さんと、セーラー服歌人の鳥居さんの対談が専修大学で行われました。

 

 

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慰めに「勉強など」と人は言う  その勉強がしたかったのです

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「形式卒業者」という言葉をご存知ですか?

実際に学校に通っていなくても、形だけ「卒業した」という資格を得た人の事を言います。

 

鳥居さんは形式卒業者です。

私は「形式卒業者」という言葉、初めて聞きました。

なんとなく、そういった形で卒業している人はいるんだろうな。。。

とは思っていました。

 

<何らかの事情で中学校に通えていなくても、中学卒業の資格があれば、高校受験に挑戦できます。

また就職の際にも履歴書に中学資格を書くことができ、義務教育課程を終えられなかった子供たちの社会進出を可能にしています。

 

 しかし一方で、この形式卒業は、全ての人に提供されるべき義務教育を、大人になってからさかのぼって受ける機会を失くさせてしまうという側面も持っています。

~中略~

 義務教育を終了できなかった人の学習の場としては、夜間中学があります。

そこでは、中学に通うはずだった期間を過ぎても、中学校の勉強を一から学ぶ環境が用意されています。

 しかし、形式卒業で中卒の資格を得た人は、夜間中学に入学できないのです。>セーラー服の歌人 鳥居 著・岩岡千景

 

<夜間中学は今、8都府県に計31校が設置されています。

現在その8割がじつは外国人なんですね。日本の政府は移民受け入れ政策をとっていませんが、既に100万人以上の外国人労働者がいます。本国に帰らず、様々なかたちで日本に定住していく人たちも多いわけです。こうした外国人が日本の社会に適応していくための学習の場として、夜間中学は重要な役割を負っています。

 今後、夜間中学への入学が増えるだろうと見込まれているのは、中学校形式卒業者です。

不登校になったり、親から虐待を受けたりして、ほとんど中学に通うことができなかった人が、中学を卒業した後、たとえば20代になってから、夜間中学で勉強をやり直したいを思っても、文科省はそれを認めてこなかったんですね。

80年代までは認めていたんですが、すでに中学を卒業しているからという理由で、そうした人たちの入学を認めないよう、各県の教育委員会に指導したわけです。>これからの日本、これからの教育 著・前川喜平/寺脇研

 

2015年の7月に文科省は形式卒業者も夜間中学に通えるように通知を出しました。

学びたいと思う気持ちに年齢は関係なく、そこから喜びや生きる希望を見出すことは国にとっても財産になると思うのでもっと早くから学びの場を提供してほしかったなと。。。願いかなわずあきらめてしまった人も沢山いらっしゃるかも。。。

 

鳥居さんがおっしゃるには、現在の夜間中学(学校にもよると思いますが)は外国人の方が多く日本語学校化していて、鳥居さんのようにずっと日本に住んでいて日本語は話せるのだけど高校受験、大学受験を目指して数学や他の教科を学びたい人の場になっていないので、頑張りたくても昼間お仕事されて夜、夜間中学で勉強するお友達は疲れて次々とやめて行ってしまうそうです。涙

夜間中学が全国に増え、外国の方にも、形式卒業の方にも、学びの場が整って行くことを願うばかり。

まずは、知ることから。

 

feel9さんのお手伝いで鳥居さんに初めてお会いして、生まれて初めて「歌集」を買いました。

詩集は読んでも、歌集は読んだことがなかった。

敷居が高いような。。。

私には言葉の奥を読み取ることができないような。。。

勝手なイメージ。

 

鳥居さんは、壮絶な幼少時代を送ってこられた。

本を読んでいて、映画のようにワンシーン、ワンシーン、静かに場面が動いていく。

 

第一印象は、なんてきれいな方なんだろう。

肌は透き通るように白く、長い黒髪。スラっとしたスタイルにセーラー服を着ている。

そして、ひとつひとつの言葉がとても深い。

ぼーっとなんとなく生きてきた私は恥ずかしくなった。

 

私はお会いしてから「セーラー服の歌人  鳥居」を読んだ。

なぜセーラー服を着ているのか?

その想い。

行動。

 

その理由は、先日の前川さんとの講演で小話で面白くわかりやすく話されていたけど、そこまで考えて行動されているんだ。

と、胸が熱くなる。


そんな中、生きづらさを抱えた人たちに寄り添う鳥居さん。

『生きづらい時は短歌をよもう!』

と、プラカードを持って駅前に立ったりしたこともあったそうです。

 

夜間中学の問題点。

学びたいという強い気持ち。

言葉の力。

参加していたみなさんが「いい会でした。」「感動しました。」と口々におっしゃっていました。

お二人の奇跡の対談を実現させたfeel9さんの行動力も本当にすばらしい。

 

鳥居さん、子供向けに短歌のワークショップしてくださらないかな。。。

と、またまた勝手に始まった妄想。。。

 

 

 

1月20日(土)

国分寺労政会館で、山崎翠先生の著書「絵本で感じる憲法~ありのままのあなたが大切~」の出版イベントが行われました☆

 

 

会場には、お子様からご高齢の方まで、予定を大幅に上回る大勢の方がいらっしゃり、椅子をあちこちから運んできて受け付けは壁の方へ下がれるだけ下がって椅子を入れ、それでも足りず立ち見の方もいらっしゃり、お越しになった方全員に配ったクッキーも足りなくなり、スタッフの方が何度も乾杯用のお茶を買いに走り、販売していた本もすべて完売!

 

伊藤先生によるお話も、果たして私に理解できるだろうか。。。?

と心配しましたが、とても分かりやすく、ひきつけられる内容でした☆

 

絵本と憲法。

全くかけ離れているようで、実はとても身近なものであると気づかせて下さった、山崎先生や編集者さん。

本当にありがとうございます☆

山崎先生の「ピースブック」の読み聞かせ。

とても柔らかい声で心に染み渡りました。

お電話でしかお話したことがなく、ドキドキしましたがクッキーをとても気に入ってくださり、私にもやさしいお声で丁寧にお話ししてくださって心から感謝です☆

ご紹介してくださった編集者さん、ほんとにありがとうございました☆

 

と!言いつつ!

当日購入しようと思っていたのですが、完売!!!

実はまだ読んでいないのです!!!

 

お祝いの言葉を述べられた方の中に、山崎先生の教え子さんがお話しされていました。

出版関係にお勤めのその方が、「購入する時はぜひ書店で。お店に買いたかった本がなくても急ぎでなければ注文すれば時間はかかりますが、ちゃんと手元に届きます。」

とお話しされていました。

 

そんな時に、知り合いの方がFBに投稿されていた内容をこちらに引用させてもらいますね。(ご本人には了承済みです!)

↓↓↓

かるーいお願いがあります。

かるーい話です。


本屋さんの話です。

本を買うときの、一つの候補として、という感じです。

東北各地で、いろんな活動したり、活動を応援したりしてきましたが、

僕が、支援しているところの一つに。

岩手の大槌町の一頁堂書店があります。大槌町で、ただ一軒の書店です。

ご存知のように、大槌町は、町の中心部がほぼ100%、壊滅しました。

書店も、すべてなくなりました。

一頁堂書店の店主の木村薫さん(男性)は、まさに中心市街地の会社で、中核社員としてがんばってましたが(津波で大変な被害を受けました)、

町から「本屋」がなくなってしまうということ、

また、「本屋がない町」の未来に思いを馳せました。

そして、会社を辞めて、今は、全国的に経営が難しい、書店を始めました。

本屋を始められた最初のころから、僕は木村さんと友人となり、基本、Amazonで本を購入するのは止めて、ここから購入するようにしています。

 

もし、急がない本とかで、購入していただける場合は、何ヵ月に一度でも、そこを使っていただければ

**注意!**

Amazonとかではない、普通の町の本屋さんなので、「時間」かかるし(地方の一書店なので、何冊か注文すると、そのうち一冊の入荷が遅くなり、1ヶ月とかまたされることが普通にあります)、「送料」もかかります。

下のブログにあるように、e-hon経由で買うと、Amazonぐらいの早さで、直接、トーハンだったっけ、日販だったっけ、から、届きますが、一頁堂との直接やり取りはないし、一頁堂には、売り上げの確か、数パーセントしかいかないと思います。

直接、ファックスで、

0193 42 4189

詳しい経緯は、このブログなんですが、急ぎはe-honのMy本屋登録で、My本屋を一頁堂にしていただければ、数日で届きますが、

急がない本は、ぜひ、ファックスで、やり取りしていただければ、「友岡からの紹介」と、最初に書いていただければ、安心すると思います。

ファックス 0193 42 4189

「震災当時0歳の子が高校を卒業するまで」岩手県大槌町の「一頁堂書店」の震災棚と絵本棚 : KAMAKULAB

2016年4月26日の岩手県大槌町。2011年5月、最初に大槌町に入った日も、この丘から町を見ていました。あれから5年。この町のマップは去年も見た気がする。…

KAMAKURASACHIKO.COM

 

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色んな事に急ぎすぎている毎日。

早く。早く。早く。

なんでも早く、時間通りに、届くのが当たり前になりすぎて。

たまには、「いつとどくかなぁ?」「今日はとどくかなぁ?」なんて思いながら一冊の本を待っているのもワクワクしますよ☆

 

早速、一頁堂にFAXして「絵本で感じる憲法」をお願いしました。

 

先月は、次回のイベントでお世話になる歌人 鳥居さんの歌集を、岡山でお世話になってるスロウな本屋さんで購入しました。

ぜひぜひ、「本は書店で♪」

選択肢の1つとして。いかがですか?

 (色々とつなげて書いてしまってわかりづらくてすみませんσ(^_^;))

今日、東京はすごい雪です!!!

雪かきしてもしても次から次へと降り積もる!

明日は早起きして雪かきかな。。。

皆様、登校、出勤の際は足元に気を付けてくださいね!

 

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(モクレンのつぼみもムクムク膨らんできて春が待ち遠しい様子。)
まだまだ寒い日が続いていますが、少しずつ春の足音が聞こえています。

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猫ちゃんたちも日向ぼっこ。

『みんなのお菓子屋さん  月と田んぼ』を
本年もよろしくお願いいたします⭐️

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(しるしる憲法さんとのコラボ、オリジナル条文クッキー)
今年はこちらを更に大切にしたい年。
考えたい年。
と思っていたところ。

先日、車で移動中にJWAVEを聞いていたら、ジャーナリストの堀潤さんが渋谷区の成人式でこの事についてお話をしたと。
『みなさんが生まれながらにして持ってる権利は何ですか?』

幸福追求権

憲法
とか言ってる人、ヤバいんじゃないの?
政治家とか、専門家とかが話すことで私には関係ないでしょ?
と思っていたけど。

今が幸せだったら、楽しかったらそれで十分!
と思っていたけど。

憲法改正
とか言われても、細かい言葉の奥は、今が楽しければと思って生きてきた私などには読み取れなくて。

憲法改正が良いのかどうかと思う前に、憲法そのものを知らなくて。
難しそうだからと自分で勝手に壁を作っていたけれど。

毎日身にまとう暖かい洋服。
体をあたためてくれる洋服が無くなるなんて思いもしない。

だけど、人の洋服を脱がせてまで自分が温まろうとは思わない。

法を犯してまでは、自分だけ幸せになろうとは思わない。

幸せの追求の仕方。
自分だけじゃなく、投票できない子供達に何を残せるか本気で考えないとな。

憲法改正って、どういうことだろう?
知りたいな。
って思って、少しでも意見を言おうものなら、無知!勉強してから物を言え!などと叩かれてしまって専門家だけのものじゃないのに、何も言えなくなる。

憲法カフェや、ワークショップも色んなところで開催されてます。
本もたくさん出版されてます。
自分の軸はどこにあるのか?
いざという時に、自分で自信を持って意見を言えるようにしたいな。











2017年は色々あった年でした。

その分、いろんな気づきもあり、様々な大人の考えに触れた一年でもありました。
どれが正解かなんて分からない。

一人として同じ考えの人などいない。
でも、その瞬間瞬間、大きいことも、小さいことも、大人の態度、振る舞いは、子供に対してその先の人生を左右するほど責任あることなんだなと思い知らされた一年でした。

見て見ないふり。
臭いものには蓋をするのは簡単かもしれません。
臭い元を探してどうしたら臭いが消えるのか?もしくは、少しずつでも和らげていく方法があるのか。
表面的な部分だけいくら綺麗にしても、それは本当の意味で、長いスパンで考えたときに解決につながるのかどうか。

噂を立てるだけではなんの解決にもならない。

正義という名の悪もある。
わざわざ言いに来た人がいました。
その人にとっては、私は正義を振りかざしてる悪なのかもしれません。
でも、私にその事をぶつけたところで、なんの解決にもなりません。

子供は被害者です。
大人の責任てなんでしょう?
私は世間一般でいうちゃんとした大人ではないでしょう。
一人で子供のことと、仕事のこと、町のこととやっていた時はいっぱいいっぱい過ぎて子供に怒鳴ったこともありました。

でも、子供が困った時にはなりふり構わずなんと言われようと寄り添える大人でいたいです。
ただのクレーマーではなく、解決策を見出せる。

学校に話に行った時は、クレームとしてではなく、どこまで対処できているのか?
という事を知るためでした。
ですが、私たち保護者のせいにしたり、トミヤマの行き過ぎた行為だった。と伝えたり。
びっくりするような大人がいるなと。思いました。
事実は隠蔽しておきながら、口外するなと言っておきながら自分は話を捏造して口外する。
こんな大人にはなりたくないです。
もう、大人ですけど。

子供はいつまでも子供じゃない。
子供の頃の記憶は、成長とともに削除されるわけではない。
嫌なことがありすぎるとその時の記憶をなくすこともあるけど。
あの時、周りの大人がどう対処してくれてたかな。
そこから何を学ぶかな。

寝て起きたら新しい1日が始まる。
宇宙から見たらありんこより小さい小さい存在の私。
それでも、身近な事を少しずつこれからもやって行こうと思います。

みなさま、穏やかな年の瀬、新年をお迎えください。

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