『海の上のピアニスト』

出だしのナレーションから引き込まれる。

本当の芸術家は

社会に揉まれては生きていけない。

社会が無限に広がり過ぎていて、

自分の可能性を見失うから。

ゴールがなくても

前へ前へと転がり続けなければいけない、

立ち止まることも

後戻りすることもできない、

近代社会のメカニズムに

警鐘を鳴らしているのか？

軽やかな音楽が悲劇性を柔らかく包み、

高めていく。

見ていない方は是非。