ねえ、ユノヒョン、僕たちもう10周年だね。

10年ひと昔って言うけど、

僕たちの10年はそんなに簡単に語れるものじゃないよね。


出会って、仲間になって、少しずつ距離を縮めていって、

2人で支え合って困難を乗り越えて、今がある。


いつの間にこんなにぴったりと重なり合うようになったんだろう。

いつの間にこんなにかけがえのない人になったんだろう。


愛している


そんな言葉では語りつくせないくらい

僕の心にはあなたへの愛があふれている。



言葉はいらない。目を見ればすべてわかるから。


あなたはそう言うけど、あなたに伝えたい言葉がある。

そして、あなたに言われたい言葉がある。


愛している


そんな愛の言葉もいいけれど、

僕たちは男同士だから、なんかしっくりこないよね。

だから愛情を信頼に変えて僕たちは愛を伝えあう。


いつも隣にいてくれることがありがたくて、

僕たちの絆は永遠に変わらないって確信できる。


ヒョン、僕たち行けるところまで行ってみよう。

2人で辿りつける場所があるなら、世界の果てでもかまわない。


僕たちは永遠のパートナーだから、

あなたが未来に僕ひとりだけ連れていくと言うなら、

過去も現在も未来も、ずっと傍を離れないと誓うよ。


あなたの声が、僕を呼ぶ。


チャンミン、チャンミナ、チャンドラ。

あなたの声はいつでも魔法みたい。

ただ名前を呼ばれるだけで、僕をいろんな気持ちにさせる。

他の人と同じように呼ぶのに、あなたの声はいつでも甘く僕の鼓膜をくすぐる。

ただそれだけで愛を囁かれているみたいに僕の胸はキュンとする。

ただそれだけで目が潤み、身体が熱くなる。

どこにいても、あなたの腕の中に戻りたくなる。


僕たちはきっと元はひとつだったのかもしれない。

だから、こんなにもあなたの声が懐かしくて早くひとつになりたいんだ。


レッスン中の厳しい声も、

朝の寝ぼけた声も、

疲れて掠れた声も、

欲の滲む低く掠れた声も、

達する瞬間の声も、

ふざけた少年のような声も、

慎重に言葉を選ぶときの声も、

僕の大好きなあなたの声。

僕の名前だけを呼んでほしい。


ねえ、ユノヒョン、気づいている?


僕がいつもあなたを見つめてしまうのは、

あなたに名前を呼んでほしいから。


僕がいつもあなたの肩にもたれるように立つのは、

あなたの体温を感じながら同じ目線で見つめあいたいから。


僕がいつも少し猫背なのは

あなたの好きな上目遣いであなたを虜にしたいから。


気づいてほしいときにはちょっと鈍くて、

気持ちを隠したいときに限って鋭い意地悪なあなただから、

僕もときどきは思わせぶりにあなたを振り回そう。


夫婦は結婚して10年もたつと倦怠期とか言うみたいだけど、

僕たちにはきっとそんなときは訪れない。


僕もあなたも結構ヤキモチ妬きだから。

嫉妬もたまにはいい刺激になる。

たまには激しく求められるのもいい。

もちろんやさしく髪を撫でられ、甘やかされるのもいい。

僕だって男だから激しく求めたいときがある。

ただ体温を感じているだけでも満たされるし、

時には貪りあうように求めあうのもいい。

どんな夜を過ごしても、必ず明るい朝がやってくるのだから。


ユノヒョン、僕はあなたの背中を見てずっとついてきた。

これからもそれは変わらないけれど、

あの日繋いだ手を、僕はずっと離さない。

あなたを見つめて、あなたに見つめられてこれからもずっと生きていく。

ユノヒョン、10周年ありがとう。





(画像はお借りしました)





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