ビスケットジョイント | kamiの創作工房

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富士の麓で自営で建築業を営んでおります。座右の銘は「やる前から諦める奴が一番つまらない人」 
今日も当たって砕け散る多趣味な 父ちゃんの 中途半端なブログ

今日の日曜日のひとりごとは
その職さんにしか関係ないネタになってしまうが試したい事が有ったついでに写真撮っておいたので お菓子じゃない このビスケットの話
 
これの理屈は
木の粉砕材を圧縮してあるビスケットが接着材の水分で膨らみ・・・ と 論は知っているかと思いますが
じゃぁ膨らむってどの位よ? という どうでもいい疑問に裏付けをというだけの話ですが実際知ってる方は少ないかと
 
では
よく使うであろう 左が木工ボンド 中がタイトボンドで
接着剤が乾かないよう濡れ雑巾被せ 半日放置
ちなみに厚みは以前やったので知ってますが今回知りたかったのは大きさと乾いた時の戻りなので右の水ってのは無視して下さい
 
さて結果
 
一応ですがジョイントカッタの刃厚は4mmです
 

[木工ボンド]

実験前 

3.8mm
 
実験後
0.12mmUPの3.92mm 
 
隅 0.18mmUPの3.98mm
 

[タイトボンド]

実験前

3.8mm
 
実験後
0.1mmUPの3.9mm
 
隅 0.23mmUPの4.02mm
 
いかがでしょう?
ビスケット自体の個体差も有るかと思いますが 約0.1mm髪の毛1本程度の動き量です
木屑の圧縮物との観念から もっとグット膨らむと思ってた方が多かったのでは
でもジョイントカッタの刃厚が4mmと思うと こんなビスケット材ですが非常に良く出来てると思います
 
これを見てからは 
膨らみでビスケット入ってる所が解るんじゃないかと思ってた4分程度の薄材の接ぎ合せも不安無く出来るようになったり
画に加えた隅ってのがミソでビスケットを差す量や接着剤の付け方とか考えたり
あとその程度の動き量ならと湿気に触れないように保管するとか
まぁこんな実験でしたが 百聞は一見にしかず って事で
 
 
 
 
 
 

[水]

実験前

 
実験後