盆休みの独り言 | kamiの創作工房

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富士の麓で自営で建築業を営んでおります。座右の銘は「やる前から諦める奴が一番つまらない人」 
今日も当たって砕け散る多趣味な 父ちゃんの 中途半端なブログ

盆休み前の下駄箱台輪が間違えて納入されてた件

 

現場最終日 世はお盆休み メーカーや建材屋も

物は支給品 自分に落ち度は無い

長い物を短くならともかく 短い・・・

 

引っかけ問題のようにブログを書いたので

ほとんどの大工さんなら「それは無理」と判断するでしょう

 

だが発想を変え「無い物を作る」と考えたら?

 

よく見ればコンパネに化粧パネル貼ってあるだけの台輪

幸いな事に化粧面はただのホワイト

世は休み でも絶賛営業中な所も有りますよね

 

欲しいWサイズに現場に残ってたコンパネで枠に組み下駄箱と合わさるダボ穴加工し仕上げにホムセンで買ってきた白ポリ貼れば 台替品 もとい 代替品の完成

 

これが難しいという大工さんはそんなに居ないかと

 

後はそれをやるかやらないかだけの問題ですが 

今日のひとり言はここから

 

先に言いますが

なんて思わないで下さい 自分の都合9割ですから

 

なんせ正規の台輪が来たらまた片道1時間走り道具を4階まで持って上がり30分程で終わる下駄箱設置に来ないとならない

盆明けから別の現場が有りますが逆方向なので行くだけでその倍は掛かりそうだしここの現場駐車場は1台

他の業者さんが入ったらそれに合わせ行く日和タイミングも見えない

何よりこう言う残工事でやり始めた仕事のペースが乱れるのは考えたくも無い 道具の有る今 切り良く終えたい

 

ちなみに近くのホムセンにポリ合板調達に行って戻ってきた時間は30分程

時間をお金に換算できる人なら同じ事をするというか思いつきも早いかと思います

 

上記が自分の都合でおまけの10%は

 

組んでしまった下駄箱を置き去りにすれば決して広くないマンション室

全床フロアータイルにクロス塗装工事もありますがその都度動かさねばならない残された箱物

その邪魔っぷり貴方も知ってるかと

誰とも知らぬ職人さんになりますが同じ現場に入る以上同じ釜の飯を喰うではありませんが

同じ手間なら少しでも伸びるその環境をとお互いを思う事は自分にもいつか帰って来ると思っています

 

あと引き上げる際元請けさんに

下駄箱台輪のサイズが違ってたので下駄箱を設置できませんでした 盆明けに確認して頂き正規品をお取り寄せ下さい

 

正論で何もおかしな事では無いのですが先に言った通りこれだと取り付けに来ないとなりません

 

本日現場工事完了いたしました 

ただ下駄箱台輪のサイズが違っていましたが強度的に不安なく見た目も違和感無く納められそうでしたので こうこう作り設置させて頂きました

盆明けに現状を確認していただき不安を感じるようでしたら交換に参りますので正規品をお取り寄せご連絡を下さい

 

これじゃなぁ・・と言われる物は作ってません 交換に来る誠意は一応出して有りますが 来る気はさらさら有りません 笑

 

それにもし貴方が元請けさんだったらこの2つのご連絡が来た場合どちらの対応をする大工さんを高く評価しますか?

特にこういうリフォーム仕事でしたら開けてビックリ的な事も少なくありません

少なくとも私は後者の方に仕事を頼みたいと思ってしまう副作用的な事も生まれたりで

 

 

まぁ考え方は人それぞれでしょうが 切り良く盆前の仕事が終えそんな事を思ったんで