ピーナッツ母娘…「殻」は割れるか? | 今日も、犬とベッドシェア

今日も、犬とベッドシェア

おじいちゃんのパピヨンさんと暮らす、ソロ活&おひとり様人生エンジョイ中な私の雑記帳
不定期更新&長い記事多めです

前に良好な親子関係と実家依存は連続体 という記事を書いた事があるけど、今回はピーナッツ母娘について焦点を当てたいと思います。


友達母娘、一卵性母娘という表現もありますが…当ブログでは「ピーナッツ母娘」という表現を使用したいと思っています。


ふと、思ったんですが…このピーナッツ母娘って「いくつかのタイプ」に部類出来るのではないのかな?と考えるようになりました、大きく分けて3つのタイプに分かれると思います。


あくまでも個人的な感覚に基づく部類になります、専門家の意見とは若干異なることろがあると思います。


タイプ1…「純粋仲良し型」


母親・娘共に親離れ・子離れしていて、ほどよい距離を保っている。


シングルの時は時々一緒に出掛けたりするけど、パートナーが出来ればそちらとの関係を尊重する。


母親の夫婦仲も良好で、家庭の中における「父親の存在」もそれなりにあり、娘と父親の仲も成人期あたりになると良好になる。


娘が結婚すると完全に子離れして「娘夫婦は独立した家庭」と客観的に捉える事が出来る。


娘も単純に「母親は尊敬の対象」など、健全な関係。


基本的に人畜無害、一部の業界にとってはこの手の親子は格好の顧客ターゲットになる。


タイプ2…「母親支配型」


娘は親離れしたい(あるいは出来ている)のに対して母親が子離れ出来ない、する気がない。


娘に対して「独立した一人の人格」ではなく「自分の所有物」という感覚が強く、それは成人後になっても変わらない、この手の母親にとって娘とは常に「自分にとって都合のいい存在」である、総じて「娘と母親は仲良しである」という思い込みが強いので娘の意思を無視して常に一緒に行動しようとする。


娘が結婚すると、何かと口出しする…例えば、自分達と同居あるいは近隣に住むことを強く望むか強要するとか、結婚式に対することまで多岐に及ぶ。


娘夫婦の問題に対して口出しをする、夫婦間の問題を解決させる前に「それなら離婚して戻ってこい」が口癖である…結婚しても「自分の物」という意識が強いので隙あらば自分の手元に戻そうと常に企んでいる。


子供の時から過干渉、もしくは支配的…結婚しても過干渉は治まらず、その干渉っぷりは時に娘夫婦の家庭を壊すほどの「破壊力」を持ち合わせている。


孫でさえも「自分の所有物」にしようとする事も多い。


母親自体が娘が子供のころから夫婦仲が悪いか「父親不在」な事が多い。母親も社会経験の無いまま専業主婦になってしまったケースが多く、母親自体が早い時期から社会から孤立してるため、人間関係がとても稀薄か「ママ友」など局地的だった


母親はいわゆる「毒親」と呼ばれるタイプ、よほど自分の意思が強い娘でない限り娘は一生この母親に支配され続け、大人になっても「母親の了承が無いと自分の意思で物事を決められない」「親の言いなりになってしまう」ケースが多い。


この手のタイプは母親も「子供の頃に問題のある家庭で育っている事」があるケースもあるが総じて未自覚で、矯正することは不可能に近い。


娘は「不健全な母娘関係」に対して疑問を持ち、自ら「親を捨てよう」と思っている場合もあるが世間の「親を捨てるなんてひどい」「母親を嫌うなんてありえない」という風潮に板挟みになってとても苦しんでいる人が多い。


母親に支配され続けた当事者の声 も多数出版されている。


物理的に距離を取り、第三者(出来れば専門家が望ましい)の介入があればその関係を断ち切れるかもしれないタイプ。


タイプ3…「共依存型」


母娘共に親離れ・子離れ出来ていない、もしくは離れる気など全くないタイプ。


互いに「母親(娘)がいないと生きていけない」と依存しあっている、常に母娘一緒に行動することが多く、結婚してもそのライフスタイルは絶対に崩さない。


結婚しても自ら進んで同居したがったり、別居の場合でも実家の近所に住む事が多い離れていても頻繁に連絡を取ったりする。


帰省頻度が高く、下手すると毎日実家に出入り…なんてこともある。


俗にいう実家依存症 とも言われ、子供が生まれるとその特徴は顕著になる。


娘自体も「依存してる」という自覚が無いので結婚しても「パートナー<母親」という図式になっているため離婚に発展しやすいが、現状では女性側に圧倒的に有利な状況になっているのでこの手のタイプの女性と結婚してしまった場合、男性から離婚を切り出しても不利になる。


不利になるというのは…「親権が100%母親に行ってしまう」「養育費の支払い義務が生じる」「妻が離婚に応じない事がある」などです(実家依存は正当な離婚の理由にならない)。


母娘の(不健全な)結束がとても強いので、ひとたび夫婦間にトラブルが起こると…下手すると「2対1」の攻勢になる事も少なくない。


妻の実家依存が原因でメンタルの不調を訴える男性も少なくないが、このような男性に対する世間の理解が少ないのが現状。


マザコンと違い、その存在が世間にあまり知られていない故に、実家依存の妻に悩む夫の相談窓口も少なく、1人で悩みを抱えている男性も少なくないようです。


「母親支配型」同様、家庭に問題のあるケースも多い。


母親支配型の娘と違うのは、娘に「親を捨てよう」という気持ちが微塵もない事である…よって第三者は介入しようにもその隙間すらない。


ちなみにピーナッツ母娘という名前の由来は「2粒1組で殻に入っている落花生」から来ている。


「純粋仲良し型」のピーナッツの殻は簡単に割る事が出来ますが、数字が大きくなるほど「殻は割れなくなります」…日本はどちらかというと子供のころから「親子(特に母子)密着」になる機会が多く、これからもこのようなピーナッツ母娘は増え続けると思います。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 成人発達障害へ
にほんブログ村


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ノイローゼ(神経症)へ
にほんブログ村


にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村


私の生きる道、生きてきた道。


私の生きる道、生きてきた道。