wikiより
オスカー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド(Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde、1854年10月16日 - 1900年11月30日)は、アイルランド出身の詩人、作家、劇作家。
耽美的・退廃的・懐疑的だった19世紀末の旗手のように語られる。多彩な文筆活動をしたが、男色を咎められて収監され、出獄後、失意から回復しないままに没した。
ある街の柱の上に自我を持った幸福な王子の像が立っていた。
両目には青いサファイア、腰の剣の装飾には真っ赤なルビーが輝き、体は金箔に包まれていて、心臓は鉛で作られていた。
とても美しい王子は街の人々の自慢だった。
ある日エジプトに旅に出ようとしていた渡り鳥のツバメが、寝床を探して王子の像の足元で寝ようとすると突然上から大粒の涙が降ってくる。
王子はこの場所から見える不幸な人々に自分の宝石をあげてきて欲しいとツバメに頼む。
ツバメは言われた通り王子の剣の装飾に使われていたルビーを病気の子供がいる貧しい母親に。
両目のサファイアを飢えた若い劇作家と幼いマッチ売りの少女に持っていく。
エジプトに渡る事を中止し、街に残る事を決意したツバメは街中を飛び回り、両目をなくし目の見えなくなった王子に色々な話を聞かせる。
王子はツバメの話を聞き、まだたくさんの不幸な人々に自分の体の金箔を剥がし分け与えて欲しいと頼む。
やがて冬が訪れ、王子は装飾をほとんど分け与えてみすぼらしい姿になり、南の国へ渡り損ねたツバメも次第に弱っていく。
死を悟ったツバメは最後の力を振り絞って飛び上がり王子にキスをして彼の足元で力尽きる。
その瞬間、王子の鉛の心臓は音を立て二つに割れてしまった。
みすぼらしい姿になった王子の像は心無い人々によって柱から取り外され、溶鉱炉で溶かされたが鉛の心臓だけは溶けずツバメと一緒にゴミ溜めに捨てられた。
時を同じく天国では下界の様子を見ていた神が天使に
「この街で最も尊きものを二つ持ってきなさい」
と命じた。天使はゴミ溜めに捨てられた王子の鉛の心臓と死んだツバメを持ってくる。
神は天使を褒め、そして王子とツバメは楽園で永遠に幸福になった。
人生は複雑じゃない。
私たちの方が複雑だ。
人生はシンプルで、
シンプルなことが正しいことなんだ。
人生には選ばなければならない瞬間がある。
自分自身の人生を充分に、
完全に、徹底的に生きるか、
社会が偽善から要求する偽の、
浅薄な、堕落した人生を
だらだらと続けるかの、
どちらかを。
善人はこの世で多くの害をなす。
彼らがなす最大の害は、
人びとを善人と悪人に分けてしまうことだ。
定義するということは
限定することだ。
うーん、名言です
ますますオスカー・ワイルドに興味深々です。
今までで一番内なる自分にヒットしたのですが、やはり「82年発表」に当てはまらないので除外です
まだまだ辿り着けそうにありません。
何だか付き合ってもらってスミマセン
雑談的に読んでくださいね~
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