ウォークマン ラインアウトケーブルの作り方 | dac99の誰得日記

ウォークマン ラインアウトケーブルの作り方

wm-portのラインアウトケーブルを自作してみることにした

別に暇なわけではない

WS-12L という製品がある

これにラインケーブルを繋げればwm-portからのラインアウト出力を取り出せる
しかしこれを使ってアンプに繋いでもあんま音良くなった感じがしないのだ(むしろ劣化?)

何故か

それは分解してみれば分かる。

レッツ殻割り♪


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ピン→細い線→基板→ヘッドホンジャック


どんだけ劣化させとんじゃボケwww

WS-12Lのラインアウトを使う場合、ジャックからラインケーブルを繋ぐ必要があるので、
ここで多少の音質劣化は免れない

しかしだ、
→細い線→基板

ここで更に劣化させてどうす(ry

というわけで、ハイ、これは改造するしかないというわけですね

せっかくやるからにはそこらのブロガーみたいに基板に線繋いで喜んでるわけにはいきませんよと

基板レス☆

で作ります



~ウォークマン ラインアウトケーブル のつくりかた
 WS-12L改造編~

WS-12L以外でも、DOCKにピンが8本くらい入ってれば作れます。多分

まず線とかブッタ切ってコネクタだけの状態にする

次に基板に半田ゴテを当てて、ピンに接着しているハンダをドロドロに溶かし、
基板を取る


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こんな感じ

必要なもの・・・気合、マイナスドライバー。


※ハンダ吸い取り線とかあれば楽に綺麗に取れます。多分


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ここでwm-portの仕様を

↓以前あったどっかのブログに載っていたやつのコピペ。失敬。(ちなみにそのブログは現在アクセス不可)

pin:Long or Short: description [WM-PORT 内接続]
01: L: GND
02:S :
03:S : USB data +
04:S : USB data -
05: L: GND
06: L:
07: L: 5V-input
08:S : port-check [<---> 10pin]
09:S : function-check [<--Rx-->01,22pin(GND)]
10:S : port-check [<---> 08pin]
11:S : USB-check [USB:<--->07pin / other:open]
12: L: 4V-output
13:S : audio-left-input
14:S : audio-left-output
15: L: audio-GND
16:S : audio-right-input
17:S : audio-right-output
18: L: GND
19:S :
20:S :
21:S :
22: L: GND
Rx 録音 ラインアウト
220k ○ ×
100k ○ ○可変
68k ○ ×
47k × ○固定
33k × ○可変
22k ○ ○固定
15k ○ ○可変
10k × ○可変
4.7k × ○固定
ラインアウト時はヘッドホンは停止 録音用ケーブルは09pinから抵抗Rx=220kΩを介して01,22pin(GND)に接続されている。 この抵抗値を変えると09pinの電圧が変化し、これでポートの種類を判別してるようだ。 08pinと10pin が短絡されると、ポートが接続されたと判断するようだ。 電源の5Vの入力 07pin+11pin : USB接続表示後、充電が始まり操作不可に 07pinのみ : 操作可能、90mAで充電している。充電は自動的に終了


------------ここまでコピペ--------------------------------------------------------------------------------------



いろいろ試してみたのだが、重要なのはここらしい

>09pinから抵抗Rx=220kΩを介して01,22pin(GND)に接続されている。 この抵抗値を変えると09pinの電圧が変化し、これでポートの種類を判別してるようだ。

>08pinと10pin が短絡されると、ポートが接続されたと判断するようだ。

>220k ○ ×
100k ○ ○可変
68k ○ ×
47k × ○固定
33k × ○可変
22k ○ ○固定
15k ○ ○可変
10k × ○可変
4.7k × ○固定

は?



と思ったそこのアナタ、つまりはこういうことである。

①8pinと10pinを繋げる

②音量を

固定にしたいなら、
9pin→22kΩ→22pin

可変にしたいなら、
9pin→15kΩ→22pin

というように接続

③あとは
14pin→L
17pin→R
15pin→Grand

というように線材を介してヘッドホンプラグに接続


これでおk


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とりあえずこの状態で、ウォークマン側は認識した




なお、pinの箇所については例によって

左から1、2、3、・・・22というように並んでいる

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字が汚いとか、そんなのは気にするな

WS-12Lでは多分必要なピンは全てその箇所に刺さっているが、他の録音用ケーブルなんかだと抜けてるピンがある
と思うので、その場合は必要ない番号のピンを抜いて、必要箇所に挿し替えればおk

また、必要ないとこのピンは最初から抜いてしまった方が作業がやり易い
とにかくwm-portのドックは隣のピンとのピッチが非常に狭いので、うっかりハンダが
隣のピンにくっ付いてしまうとショート回路になってしまう危険性もあるので注意


とりあえず作り方の説明はこれで終了

製作編 に続く