「ふぅ~」
私はレッスン場の外の椅子に座った。
私は先程までダンスのレッスンを受けていた。
「ダンス難しかったな~」
私はダンス経験はないので何度かミスをしてしまった。その度に先生に怒られた。
「レッスンが始まってもう1ヶ月か~早いな。リュウくんも太陽の下の撮影現場にいるんだよね。私も頑張らないと!」
私はレッスン場に戻った。
あっという間にダンスレッスンが終わり、今はレッスン場で食事をしながらリュウくんと電話していた。
「もしもしリュウくん。今、やっとダンスレッスンが終わったの。リュウも撮影終わった?」
「まだまだ夜の7時まで終わらないよ。」
「そうなんだ。リュウくんお昼ごはん食べた?」
「食べたよ。役者さん達と一緒に。」
「役者さん達と一緒に食べたんだ。今日遅くなるから外で食べてね。」
「わかった。あっ監督が呼んでるからそろそろ行くね!じゃあね!」
「バイバイ。」
ピッ
リュウくん、頑張ってるな~。だってゴールデンの1時間ドラマだし、忙しいもんね。
「あっ!そろそろボイトレが始まるから行かなきゃ!」
「ガールズルール!彼を好きにな~って一緒にいつも泣いたり喜んでくれたね!」
私はスタジオでボイトレをしている。
窓の向こうには4人のスタッフとプロデューサーの川嶋さんがいた。
「ガールズルール!パパやママに言えない。秘密の話いっぱいこの海に流したら忘れよう。いつか今日を思い出すまで~♪」
何度か1番を歌いきった。窓の向こうのスタッフや川嶋さんは話をしている。
川嶋 「白石ちゃん、よかったよ!」
「ありがとうございます。」
休憩時間、私は窓の向こうの部屋にある椅子に座り携帯の待ち受けを見る。そこには私とリュウくんが仲良くツーショットで映っている。
それを見て私は笑顔になった。
川嶋 「白石ちゃん、何を見てるの?」
「川嶋さん。」
川嶋さんは私の携帯の待ち受けを見た。
川嶋 「白石ちゃんの隣にいる男性は確か・・・」
「私の彼氏の岡田リュウくんです!」
川嶋 「ああ!確かこないだ一緒に来てたね。彼は何やってるの?」
「シナリオライターをやってます。日テレ7月ドラマ「パールのB」の脚本を担当しています!」
川嶋 「えっそうなんだ!すごいな!!」
「リュウくんは私がガンになっていた時も励ましてくれたんです。」
川嶋 「いい彼氏だね!」
「はい!私の自慢の彼氏です!」
川嶋 「支えてくれたリュウくんのためにもがんばらなきゃいけないね。」
「はい!」
休憩時間が終わった後、再びボイトレが始まった。
そして20時
スタッフ 「白石さん、お疲れさまでした!」
「お疲れさまですI」
今日のレッスンは無事終了した。
川嶋 「白石ちゃん、お疲れさま。」
「お疲れさまです!」
川嶋 「もうすぐレッスンは終わるから終わったらレコーディングとミュージックビデオが始まるから頑張ってね!」
「はい!がんばります。」
私は川嶋さんにあいさつをした後、夕食を食べるために、レッスン場を後にした。
To Be Continued.
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