君が生きた証 #37(第1章最終回) | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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3カ月後


扉の前で純白のウェディングドレスに身を包んだ私は白いスーツを着たリュウくんと立っていた。


「マイちゃん、綺麗だよ。」

「リュウくんこそかっこいいよ❤」

ショウ・ヒロト  「「それでは新郎新婦の入場です!」」

「じゃあ行こか!」

「うん❤」

扉が開き、私たちは腕を組みながら歩き始めた。それと同時に出席者の大きな拍手とカメラの音が出迎えた。


式は順調に進んでいき、私が手紙を読むところまできた。


ショウ  「それでは花嫁の手紙。」

「ふぅ・・・・私は中学時代、ソフトボール部に所属し、レギュラーを獲得するなど充実した生活を送っていました。ですが3年生の二学期にまわりからいじめを受け、それをきっかけに学校に行くことが嫌になり、苛められるから群馬の高校に進みたくなかった私は県外の高校を探し始めました。中学卒業後、1人で千葉に引っ越し、市川総合高校に入学しました。そこでたくさんの友達とリュウくんに出会いました。リュウくんと初めて会った時は今でも覚えています。私達は話すことが増え、そして出会って2週間、私達は恋人になりました。交際を始めてからはリュウくんとほとんどの時間を一緒に過ごしました。高校卒業後、リュウくんは脚本家になる夢、私は歌手になる夢を叶えるために二人で上京しました。上京した後、リュウくんは夢を叶えました。だけど私は夢を叶えられませんでした。そして上京して3年、私はオーディション中に倒れて病院に運ばれ、検査の結果胃癌であることが判明し、私は自分の運命を恨みました。だけどリュウくんは私の側にいてくれて励ましてくれました。無事に癌を克服し、上京してから4年目で歌手になりました。そしてリュウくんと出会って6年、大切な人がたくさん出来ました。」

会場には私の手紙に感動し、泣いている人がたくさんいた。

「さゆりん、ショウくん、ななみん、ヒロトくん、なあちゃん、ハルトくん、生駒ちゃん、カズヤくん、まいまい、タクヤくん、かずみん、ユウヤくん、みさみさ、ユウキくん、ばっさー、ケンくんは私の大切な友達です!そしてお父さん、おかあさん、私を育ててくれてありがとう。アスカも私の妹として生まれてきてくれてありがとう(涙)」

私は涙を流しながら手紙を読み続けた。

「リュウくんへ、私を愛してくれてありがとう。私を選んでくれてありがとう。私は誓います。健やかなる時も病める時もリュウくんを支えて共に生きていきます。これからもずっと一緒にいてください。

あなたの妻、岡田マイ。」


手紙の後も式は進み無事に終了した。

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「マイちゃん、お疲れ。」

「あっ、リュウくん着替えたんだ。」

「まあね。マイちゃんも着替えてるじゃん。」

「だってドレスのまま新婚旅行に行けないじゃん。」

「そうだよね(笑)マイちゃんのウェディングドレス姿綺麗だったよ。手紙も俺、涙出たから。」

「照れるじゃ~ん//////」

恥ずかしくて顔を紅くする私。

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成田国際空港


「マイちゃん、パスポートとハワイ行きのチケット持った?」

「持ったよ。リュウくんは?」

「あるよ。早く搭乗手続きをしよう。」

「うん」

私たちは窓口で搭乗手続きを終えて搭乗口前で待ち始めた。


「なぁマイちゃん。」

「何?リュウくん。」

「今幸せ?俺と結婚出来て幸せ?」

「幸せだよ❤私、リュウくんと夫婦になれてすごく幸せだよ❤」

「ありがとうマイちゃん、必ず幸せにするから。」

「約束だよ❤」


チュッ


私達は誓いのキスをした後、夫婦繋ぎで搭乗口に歩いていった。



第1章  完




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