A Day in Our Life #0 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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2009年3月26日


ガタンゴトンガタンゴトン


JR総武線車両の中一人の少女が席に座っていた。


その少女は茶色の長髪で肌が白く綺麗な顔の持ち主でキャリーケースを持ち窓の外の変わっていく景色をただ見つめている。


『まもなく本八幡、本八幡~』


車内アナウンスがそう告げると少女は立ち上がり、キャリーバッグを引きながらドアに向かった。


本八幡駅から出てきた少女は市川市に降り立った。


「ここが千葉県市川市か~新しい高校に入って友達できるかな。」


少女はそう言ったあと改札口に向かった。


彼女の名前は白石マイ。
2009年度市川総合高校新入生で後に岡田リュウの妻となる少女である。

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 同じ頃


 「ふん!ふん!ふん!」

 ブン!ブン!ブン!ブン!ブン!ブン!

 江戸川の河川敷グラウンドでバットを振る高身長のイケメン少年。

 この少年は岡田リュウ。今年の4月に市川総合高校に入学し、野球部に入部する予定である。


 「はあーきつかった。300回素振りするときついな・・・・・・」

 リュウは素振りをやめてベンチに座りながら休憩していると・・・・・・・・


 ヒロト  「おーいリュウー!」

 ナナミ  「何してんのー?」

「おーヒロト!ナナミちゃん!」

ヒロトとナナミはリュウのいる河川敷に降りてくる。

ヒロト  「また河川敷で素振りしてたのか?」

「まあな。」

ナナミ  「リュウくんって本当に努力家だね♪」

「ヒロトの方が俺より努力してんじゃん。・・・それとどうでもいいけど人の前で手を繋ぐなよ。」

ヒロト  「別にいいじゃねぇか!」

ナナミ  「私とヒロトくんは付き合ってるから手を繋ぐのは普通だよ♪」

「そうだな。ショウとサユリちゃんも付き合ってて手を繋いでたからな。」

ヒロト  「リュウ、彼女作らないのか?」

「彼女か・・・・・作りたいという気持ちはあるんだけどな。でもあんなことがあったし・・」

ナナミ  「まだ引きずってるの?あの子のこと・・・・」

「・・・・・・・・引きずってないよ!まあいつかは彼女作るかもしれないし!まあとにかく、俺はショウとサユリちゃん、ヒロトとナナミちゃんの恋は応援してるから!じゃあな!」

リュウは去っていった。

ヒロト  「あいつ・・・無理してるな。」

ナナミ  「仕方ないよ。あんなことがあったら。」

ショウ  「おーい!」

ヒロト  「お!ショウ。」

ショウ  「二人とも何してんの?」

ナナミ  「デートの帰り。ショウくんとまっつんも同じでしょ?」

サユリ  「そうなの~。今日はショウちゃんと渋谷でお買い物デートしてたの。」

ショウ  「で?ヒロトとナナミちゃんは誰と話してたんだ?」

ヒロト  「リュウと話してた。」

サユリ  「何の話してたの?」

ナナミ 「リュウくんは彼女作らないのって。」

ショウ  「・・・・そっか。」

サユリ  「リュウくんはイケメンだし、頭もいいし、運動も出来るのにね。」

ヒロト  「まあリュウは高校に入ったら彼女ができると思うよ。すごい可愛い彼女が!なっ?ショウ!」

ショウ  「ヒロト、何で僕にふったんだよ!そこはナナミちゃんでしょ!」

ナナミ  「まあまあいいじゃない。来月から私達は高校生だからね。」

サユリ  「うん。入学式楽しみだね~♪ショウちゃん❤」

 ショウ  「・・・・・うん////」




つづく




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