A Day in Our Life #3 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 校舎の中の掲示板に貼られたクラス表を見るとみんな一緒の1年A組だった。

 ヒロトとナナミちゃん、ショウとサユリちゃんはお互い同じクラスで嬉しかったのか一緒に喜んでいた。


 「カップル同士同じでよかったな・・・・・」


 クラス表を見ていると突然デカイ声が響きわたった。

 ハルト  「おい!見ろよ!また俺ら一緒のクラスだぜ!」

 ナナセ  「ほんまやな~」

 カズヤ  「みんな一緒でよかったよ。」

 ちょっとがらの悪い男子生徒とおそらくその彼女、見た目がクールな男子生徒が掲示板を見て話をしていた。


どうやら俺たちと同じ1年A組のようだ。



ヒロト  「リュウ!早くしろ!置いてくぞ!」

ナナミ  「ヒロトくん、いっそのことリュウくんをおいていっちゃお♪」

ヒロト  「それもいいね!」

「待て待て!!!おいてくなよ!」

なんとか俺はみんなに追いつき、一緒に教室に進んだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 教室に入り、黒板に表記されている席に座る。

 左隣の席のネームプレートには白石マイと書かれており、席にはその人のものであろう鞄が置かれていた。

 トイレでも行ったのだろうか?と考えていると教室にある女子生徒が入ってきた。その子はなんと・・・・

 俺が朝ハンカチを拾って渡した色白のかわいい女の子だった。

 女子生徒はまっすぐ、歩いてくると俺の左隣の席に座った。

ということは彼女の名前は白石マイである。

 俺が白石さんの横顔を見ていると、白石さんは俺の方向に振り向いた。

「「あっ・・・・/////」」

 俺は白石さんと目が合ってしまった。

「あっ・・・・・どうも・・・・」

「先程はありがとうございました。まさか同じクラスだったなんて・・・・/////」

「あっ・・・・はい・・・あなたの名前は白石マイって言うですね//))」

「はい・・・・あなたは岡田リュウって言うですね//////」

ヤバイよ・・・白石さんの顔赤くなってるよ。まあ俺の顔も多分赤くなってると思う・・・・・・


お互い話し掛けにくそうにしているとショウとサユリちゃん、ヒロトとナナミちゃんが白石さんに挨拶をするためにやって来た。

サユリ  「はじめまして!松村サユリで~す❤よろしくさゆりんごパンチ~!」

 自己紹介と同時に白石さんにさゆりんごパンチをするサユリちゃん。

「・・・・・・・・・・・・。」

それを見た白石さんは呆然としている。

ショウ  「サユリちゃん!さゆりんごパンチはしなくていいから!あっ、はじめまして!僕、松本ショウです!」

「はじめまして白石マイっていいます。」

少しぎこちない挨拶をする白石さん。

ヒロト  「はじめまして!中島ヒロトです!よろしく!」

ナナミ  「はじめまして!橋本ナナミです!」

「どうも・・・・!あのすいません。みんなは岡田くんとどういう関係ですか?」

ショウ  「僕たちはリュウの友達だよ!」

ヒロト  「そう!俺とショウとリュウは保育園からの幼なじみ!」

「あの松村さんと橋本さんは松本くんと中島くんとどういう関係なんですか?」

サユリ  「私はショウちゃんと付き合ってるの///」

ナナミ  「私はヒロトくんと付き合ってる///」

顔を赤くするサユリちゃんとナナミちゃん・・・・

「そうなんですか!お似合いですよ。岡田くんは彼女とかいるんですか?」

「いないよ。俺はフリーだよ。あのさ白石さん、同級生なんだから敬語はやめない?」

「あっごめんなさい!」

「ため口でいいよ!」

「ありがとう。」

やっぱり笑った顔かわいいな・・・・

ショウ  「リュウ、さっきから白石さんの顔ずっと見てるよ。」

サユリ  「リュウくん、白石さんに惚れたんじゃないの?ところで白石さん、」

「はい?」

 サユリ  「まっちゅん達は白石さんのことを何て呼べばいいの?」

 「私は中学時代はまいやんやしーちゃんって呼ばれてたけど松村さん達の好きな呼び方でいいよ。」

サユリ  「じゃあまいやんって呼ぶね。まっちゅんのことはさゆりんって呼んでね。まいやん。」

「わかった。さゆりん♪」

白石さんとサユリちゃんに友情が生まれた。

ナナミ  「私はななみんって呼んで♪」

「うん!」

ナナミ  「私は白石さんをしーちゃんって呼ぶから♪」

「ありがとう♪ななみん。」

ナナミちゃんも白石さんと友情が生まれたようだ。

「白石さん、ナナミちゃんとサユリちゃんと仲良くなったね。」

ショウ  「まあサユリちゃんは誰とでも仲良くなれるし、」

ヒロト  「ナナミちゃんもな・・・ところでリュウ!」

「なんだよ?」

ヒロト  「お前、白石さんのこと好きだろ?」

「なっ・・・何いってんだよ!」

ヒロト  「だって・・・白石さんと話してるお前、顔が楽しそうにしてたもん。」

ショウ  「そうなの?リュウ、白石さんに惚れたの?」

「・・・・惚れたよ。ハンカチを渡した瞬間、笑顔でありがとうって言ってくれた瞬間に惚れたんだよ。」

ショウ  「そうなんだ・・」

しばらく白石さんを含めた6人で話していると担任の男の先生が入ってきた。




つづく




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