A Day in Our Life #9 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 第4話  「立ちふさがる壁」

 入学式から1週間がたった。


 俺は毎朝野球部の朝練に参加し、その後は授業を受け、放課後、野球部の練習に明け暮れる日々を過ごしていた。


 もちろんマイちゃんとは話をすることが多かったが友達以上の関係になっていなかった。


休憩時間、男子トイレにて

「はあ~どうしたらいいんだろ・・・・」

ヒロト  「リュウ、どうしたんだよ。溜め息なんかついて。」

「俺さ、マイちゃんのことが好きなんだけど告白が出来ないんだよな・・・・」

ヒロト  「そうか・・・・早く告白した方がいいと思うぜ!」

「お前に言われたくないよ・・・・お前の場合ナナミちゃんから告白してきて恋人になっただろ!」

ヒロト  「まあそうだけど・・・・マイちゃんはかわいいからさ告白してくる男子生徒が絶対いるから早く告白しろよ!」

「確かにな・・・・」

休憩時間を終えて授業を受けるために教室に戻る。


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キンコーンカーンコーン♪
キンコーンカーンコーン♪

 あっという間にお昼休みとなり、昼食を取るために弁当をカバンから出している時・・

 教室の入口に男子生徒が現れた。

 男子生徒は衛藤さんを呼んだ後、話を始めた。

「何の話をしているんだろ?」

「みさみさの彼氏なのかな?」

マイちゃんと話をしていると衛藤さんがマイちゃんの所にやってきた。

「みさみさ、どうしたの?」

ミサ  「まいやん、さっきの男の子からの伝言だけどこのあと屋上に来てほしいって・・」

「わかった・・・・・」

男子生徒が屋上に女子生徒を呼び出すってことはまさか・・・・・・・・・。

マイちゃんは弁当を食べ終えた後、屋上に向かった。


「俺、ちょっと行ってくる!!!!」

ショウ  「えっ!?」

俺は屋上に走り出した。

ヒロト  「おい!リュウ!!」

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マイSide


私は屋上に着いた。

そこには先程の男子生徒がいた。

「あの・・・・話って何?」

男子生徒  「僕!白石さんのことが好きです!付き合ってください!」

「ごめんなさい!」

男子生徒  「何でですか!」

「あなたには私より素敵な彼女が見つかると思うから付き合えません。本当にごめんなさい!」

私の好きな人はリュウくんだから、リュウくんと付き合いたいから断った。

男子生徒  「わかりました(涙)」

男子生徒は泣きながら去っていった。

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なんとか屋上に続く階段に到着した。

すると先程マイちゃんのことを呼んでいた男子生徒が泣きながら階段を降りていった。

何で泣いていたんだろう?

その時、扉が開きマイちゃんが現れた。

「マイちゃん・・・・・」

「リュウくん・・・・・」

しばらく二人の間に沈黙が流れる。

「・・・・」

「リュウくん、教室に帰ろっか♪」

無理して笑うマイちゃん。

「・・・・・うん」

二人、並んで廊下を歩く。

「あのさ・・・・」

「何?」

「告白されたの?」

「・・・・うん。」

「何て答えたの?」

「あなたには私より素敵な彼女が見つかると思うから付き合えません。本当にごめんなさいって答えたの。」

「・・・・・そっか断ったんだ。」

「うん。」

告白した男子生徒には悪いと思ったけどマイちゃんが他の人の彼女にならなくてよかったと思い安堵した俺がいた。



つづく




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