君が生きた証 第4章 #111 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 2027年7月中旬某日、栃木のサーキット場でハルトが所属するプロライダーチームが練習を行なっていた。



 ブーーーーーーーーーーン!ブブーーーーーーーーン!

 チームメイト2人とオートバイでコースを走るハルト。

 整備士A 「やっぱり村上さんは早いな〜。他のライダーと差がすごく開いているし。」

 整備士B 「ハルトさんはロードレース世界選手権のmoto2クラスに何度も出場して幾度か好成績を残してるからな。」

 ハルト達がコースを走行しているのをピットから見ている整備士達。

 整備士C 「でも村上さんは表彰台には何度か立ってるけど優勝経験はないですよね?」

 整備士B 「ああ。ハルトさんも優勝したいって言ってるけど世界で優勝するのは難しいからな・・・。」



 
 ブーーーーーーン!キキッ!

 ハルトはコース29周を終えてピットに戻ってきた。

 ハルト 「はぁ〜〜疲れたー!」

 バイクのエンジンを止めてヘルメットを脱ぐハルト。

 整備士達 「ハルトさんお疲れ様です!」

 ハルト 「おう!お疲れさん。俺タバコ吸ってくるから俺の相棒(バイク)をちゃんと整備してくれよ!」

 整備士達 「はい!」








 18時半、チーム練習を終えたハルトは家族が待つ都内の自宅マンションに帰ってきた。


 ハルト 「ただいま〜〜!」

 豊 「父ちゃんおかえりーー!!」

 陽貴 「おとうさん、おかえりなさい!」

 七菜・美久 「「パパー!」」

 ハルトを出迎えに玄関にやってきた豊、陽貴、七菜、美久。

 ナナセ 「おかえりハルト!」

 エプロン姿で玄関にやってきたナナセ。

 ハルト 「おう!ただいまナナセ!」

 ナナセ 「ハルト、晩ご飯出来てるからみんなで食べよ?」

 ハルト 「ああ!」

 村上家はリビングに行き、ナナセが作った夕食を食べ始めた。



 豊 「ねぇ父ちゃん、こんどのせかいせんしゅけんはどこでやるの?」

 ハルト 「次の世界選手権はオーストリアでやるんだ。」

 豊 「オーストリアってどこにあるの?」

 ハルト「イギリスやフランスやポルトガルやドイツと同じヨーロッパにあるぞ。」

 豊 「へーそうなんだ!ところでオーストリアにはなにがあるの?」

 ハルト 「なんもねーな。オーストリアは音楽の京都ウィーンしかないからな。」

 ナナセ 「ちょっとハルト!そんなこと言うたらオーストリアの人達に怒られるで!」

 ハルト 「そうは言ってもよ。本当のことじゃねーか。じゃあナナセはオーストリアでウィーン以外でなんか知ってんのかよ?」

 ナナセ 「それは・・・・その・・・。」

 ハルト 「やっぱおめーも知らねーじゃねーか!」

 ナナセ 「うるさい!アホのハルトに言われたくないわ!」

 なんだかんだ言って喧嘩するほど仲が良い村上夫妻(苦笑)




 ちなみにハルトは8月15日に行われたMotoGPオーストリアGPで念願のMoto2クラス初優勝を挙げたとさ。



 つづく


 
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