君が生きた証 第4章 #114 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 2027年8月上旬の日曜日


 ヒロト 「ただいま〜。」

 裕也「お父さん、おかえりー!」」

 奈未 「パパ、おかえりなしゃい!」

 デーゲームを終えて自宅に帰ってきたヒロトを玄関で出迎える息子・裕也と娘・奈未。

 ヒロト 「二人ともただいま!ママの言うことを聞いて賢くしてたか?」

 裕也・奈未 「「してたー!」」

 ヒロト 「そうか!二人とも偉いぞ!」

 二人の頭を撫でるヒロト。

 ナナミ 「ヒロトくん、お帰りなさい♪」

 ヒロトを玄関に出迎えにやってきたナナミ。

 ヒロト 「ただいまナナミちゃん。ところで今日靴が一個多いけど誰か来てるの?」

 ナナミ 「今日は蘭世ちゃんが遊びに来てるの。」

 ヒロト 「蘭世が来てるのか。珍しいな。」

 



 蘭世 「お兄ちゃん、久しぶり!」

 ヒロトの姿を見てリビングのソファーから立ち上がる蘭世。

 ヒロト 「おう蘭世。元気そうだな。」

 蘭世 「お兄ちゃんこそ!あっ!今日の試合のお兄ちゃんのファインプレーみんなで見たよ!カッコ良かった!」

 ヒロト 「ありがとう。まあ打撃はさっぱりだったけど・・・。」

 蘭世 「いいじゃん!チームが勝てたんだから!」

 ナナミ 「ねぇ蘭世ちゃん、ご飯食べてく?五人分作ったけど。」

 蘭世 「ありがとうございます!いただきます!」

 


 夜7時、中島家と蘭世はナナミが作った夕食を食べていた。


 ナナミ 「ねぇ蘭世ちゃん。」

 蘭世 「何ですか?お義姉さん。」

 ナナミ 「そろそろ結婚しないの?」

 蘭世 「えっ?結婚ですか?」

 ヒロト 「ナナミちゃん、いきなり蘭世に何聞いてるんだよ!」

 ナナミ 「別にいいじゃん!それに蘭世ちゃんは今年で30歳になるから結婚してもおかしくない年齢なんだし・・・。それで結婚しないの?」

 蘭世 「まあ・・・最近友達のほとんどが結婚したし、お父さんやお母さんからも結婚しなさいって言われてますけど私自身かなりひねくれ者ですから・・・。」

 ヒロト 「そうだな・・・お前、子供の頃からひねくれてたもんな。」

 ナナミ 「蘭世ちゃんは男性と付き合ったことはあるんでしょ?」

 蘭世 「ありますよ!でも私が捻くれ者だから中々長続きしないんですよね・・・。」

 ヒロト 「蘭世、お前は結婚願望あるのか?」

 蘭世 「昔はなかったけど・・・今はすこしあるかな。」

 ヒロト 「そうか!結婚願望が全くなかったお前が結婚願望ありになっただけでも大きな進歩だよ!」

 ナナミ 「確かに(笑)」



 つづく




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