三番目の風#35 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 15時半、イルミネーション点灯開始まであと30分。 


 佑斗 「もうすぐ点灯開始時刻だからスカイアリーナのクリスマスツリー前に行こうか。」

 美月 「うん!」

 祐希 「東京んイルミネーションはきれかんやろな〜!」

 蒼汰 「俺、イルミネーションを見るの保育園以来だな〜。」

 四人は急いでクリスマスツリーがある東京スカイツリータウンの屋上広場「スカイアリーナ」に向かった。

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 4人 「「「「おおーーっ!」」」」

 目の前でイルミネーションが点灯したクリスマスツリーを見る4人。

 祐希 「イルミネーション、めっちゃ綺麗や!」

 蒼汰 「まるでディズニーアニメに出てくる幻想的なクリスマスツリーみたいだな!」

 クリスマスツリーに見惚れている祐希と蒼汰。

 美月 「(よし!与田ちゃんと蒼汰くんがクリスマスツリーのイルミネーションに見惚れている隙に!)佑くん、ちょっとこっち来て!(小声)」

 佑斗 「えっ・・・ちょっ美月!?」

 美月は佑斗の手を引いて祐希と蒼汰がいる場所から離れた。

 蒼汰 「あれ!?佑斗と美月ちゃんがいない!」

 祐希 「いつの間にいなくなったんやろ?」

 佑斗と美月がいなくなったことに気づいた祐希と蒼汰。

 蒼汰 「2人揃ってどこ行ったんだろ?」

 祐希 「2人揃っていなくなるってまさか・・・!!!!」

 美月が佑斗に告白すると勘づいた祐希は走り出した。

 蒼汰 「あっ!祐希ちゃん!待って!」

 祐希の後を追いかける蒼汰。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 美月 「ふぅ〜ここなら安全だね。」

 佑斗 「なぁ美月、どうしたんだよ?いきなり走り出し・・・ンッ!?」

 美月は佑斗の唇にキスをした。

 佑斗 「・・・・美月。」

 美月 「あのね・・・私、佑くんに伝えたいことがあるの。」

 佑斗 「・・・うん。」

 美月 「私・・・・小さい頃から佑くんのことが・・・・。」

 美月が佑斗に告白しようとしたその時。

 祐希 「佑斗くん!美月!こげんところにおった!」

 佑斗・美月 「「!?」」

 佑斗と美月が声が聞こえた方向に振り返ると肩で息をする祐希がいた。

 祐希 「2人ともここで何しよーと!?」

 佑斗 「えっ・・・・いやその・・・。」

 美月 「えっと・・・・。」

 祐希に問い詰められて戸惑う2人。

 祐希 「もしかして美月、佑斗くんに告白するつもりやったやろ!?」

 美月 「(ギクッ!)そ・・・・そんなつもりはないよ!ただ2人きりでイルミネーション見たかっただけだから!ね・・・ねぇ佑くん!?(あーもう!あとちょっとで佑くんに告白できたのに!)」

 佑斗 「そ・・・・そうだな!」

 気ごちなく喋る2人。



 結局クリスマスデートでも佑斗と美月は幼馴染から恋人同士になることは出来なかった・・・(笑)

 

 
 つづく



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