貴重な体験。 | 園芸ド素人の僕の体験を通じて、あなたの生活をもっとワクワク楽しくしたい!

園芸ド素人の僕の体験を通じて、あなたの生活をもっとワクワク楽しくしたい!

ホームセンターに勤めながら園芸の知識が皆無に等しい残念な僕が、実際に園芸を体当たりで体験し素人目線でみなさんにお伝えしていきます。





先週末、師匠と二人で大山へキノコ採りに行って来たお話です。



きっかけは師匠からの誘い。

正直、断ろうと思ってました。


海育ちということもあり、もともと山の知識は持ち合わせていません。

暖冬とはいえ12月、寒さも想像できます。

キノコも苦手なことですしね。



それでも行くことを決めたのは、師匠の一言。

「自然の恵みを本当に感じられるのは、実際に体を動かして体験した人だけだよ。」


今までの人生の中で、そういう経験はしてこなかったような気がします。


キッカケがなかったから、

興味がなかったから、

面倒くさそうだったから、

そんな理由で避けてきたのかもしれません。


ただそれだけです。






当日は好条件とはいえない状況でした。

いつ降り出してもおかしくない天気。

それでも、師匠の判断で決行。

これもまた、不安でした。




現地へ到着し、

早速、山へ入るとそこは想像を絶する世界。

僕のイメージを遥かに超えていました。


遥かに・・・。





立ちながら朽ち果てる木。

吸い込まれそうになる森の深さ。





空は近くも遠くも感じ、それを遮る木々たち。




長い時間と、なぜか生命と死を連想しました。

でも、なぜか不思議と居心地がいい。





一人そこに立ち竦みながら、

藤村先生がエクスマ塾の時、こう仰っていたのを思い出しました。



簡略すると、

北海道にマリモで有名な阿寒湖がある。

そこへ夜一人で行った体験話。



人気のない湖では恐怖を感じた。

耳が痛くなるほどの沈黙。

恐怖、孤独感。。。



でも、しばらくするとそれが安心感に変わる。



満天の星空。

それを映し出す湖。

木々の間からも見える星。



自然、地球、宇宙の一部になった感覚。

まるで包み込まれるような。



自分はなんてチッポケな存在なんだろうと思う瞬間。

なんて小さなことで悩んでいたんだろう。



そういう体験を、あなた達もぜひして欲しい。


その体験・感性は、

これからのビジネスや人生においても

きっと役立つはずだ。



そう話されてるシーンを思い出しました。




今まさに自分は、それに似た体験をしているのではないかと感じました。

場所は違えど、感じられずにはいられない空間でした。



ここは、自分と正面から向き合える場所です。

死とか生命とか、自然の凄さや時の流れを感じられる場所。


自分を見つめ直す場所は、案外近くにあるのかもしれませんね。




今夜この瞬間も、明日の朝も明後日も、この先何年も

あの空間は時を重ね続けます。

ゆっくりと長い年月をかけ、誰にも邪魔されずに。




貴重な経験をさせて頂いた師匠に感謝します。




お付き合い、ありがとうございます。