マグロちゃんは昨年2月から7月にかけて4回のステロイドパルス治療を行いました。

脳の炎症が酷くなって、脱力不随意運動が24時間絶え間無く続き、意識もとんでただ横たわっているだけの日々が続いていました。


身体の大きなマグロちゃんが横たわって全身の脱力で寝返りも出来ず、顔の向きさえ自身ではどうにもならなかった…

声も出せず、眼も開けられず。


そんなときに、『今すぐ、病院に来なさい!治療をしましょう。』と言ってくれたくれたのが、ステロイドパルスの先生でした。


元々3月の春休みに入院し検査、治療を受ける予定でしたが、早急な治療が必要であると判断してくれた先生の言葉でした。

そして、マグロちゃんは検査の結果脳の血流が低下し、脳炎を起こし、又炎症性サイトカイン等が髄液から出ていることもわかりました。


ステロイドパルスの治療1回で脱力症状の改善が見られたものの、2回目のパルス後は痛みが増し、もう受けたくないと弱気になっていたマグロちゃん、先生にも相談し一旦は中断しようとも思ったのですが、「最低3回は必要。」と言う先生の言葉を聞き3回目のパルスをマグロちゃんに受けさせた。


すると今度は、痛みが今までが10だとすると、痛くても8、3か4の日もあると言うレベルになった。しかし、パルスの効果が切れてくると又症状が出現してくる。

パルス後の良い状態が続くためにはどうしたら良いのか?

髄液から出ているサイトカイン等が問題であろう…


髄液から出ているサイトカイン等が身体の中にある栄養素を枯渇させていると言うブログを見たことで、栄養素をいれなければならないと気付き、ネットで点滴療法の先生を探し、幸いなことに家から近い鎌倉に先生がいることがわかった。


直ぐクリニックに電話をし、「子宮頸がんワクチンの被害者であること、パルス治療だけではなく別の治療も必要であると思ったこと。」等を伝え治療して貰えないか尋ねた。


先生は、少し戸惑ったようだが『やってみましょう。私も初めての症例なので手探りですが…』と話された。


昨年5月から点滴療法を始め、1ヶ月を過ぎた時に効果を実感。


パルスの効果がきれてくる頃になっても急激に悪くなることはなく緩やかに症状が出てきた。


そして、7月のパルス治療を終え、検査したところ、脳の血流は劇的に改善されていた。突然の脱力症状等は有るものの、継続的な脱力症状は殆ど出なくなり、痛みも減っていた。


マグロちゃんの治療のタイミングが良かったのだと思う。

炎症が酷くなったときに、直ぐにパルス治療が受けられたこと、そして、パルスで脳の炎症を押さえたときに、栄養を入れられたことで効果が現れたのではないかと私は思っている。


マグロちゃんは現在、ステロイドパルスの治療は受けていないが、定期的な検査を行い、点滴療法とサプリの摂取で状態が安定して、少しずつゆっくりではあるが改善してきているように思う。

マグロちゃんが言う。
『去年の事を考えれば、今こうやって学校に通ったり、実習に行ったりすることなんて考えられなかったし、想像もつかなかった!』

よくはなって来たとは言え、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種前の健康状態には戻れていない。


マグロちゃんは、剣道をしたい、自転車に乗りたいと言う。


まだ竹刀を持って構え続けることは不随意運動が出てくるので出来ない。自転車も突然の脱力や不随意運動が心配で乗せられない。


でもマグロちゃんは言う。
『自転車に乗れる日も近いね。剣道の竹刀だけでも振ってみようかな?』

本当にそんな日が来るかもしれないと思えるようになってきた事が本当に嬉しいこの頃です。

点滴療法「オーソモレキュラー栄養療法」の柳澤厚生先生が様々な所で危険性を訴え『子宮頸がんワクチンは中止に!!』と声をあげてくれています。






マグロちゃんは、マグロちゃんの症状と真摯に向き合って頂ける多くの先生…医師との廻り合いによって、ここまで来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


まだまだ、治療は必要ですし、問題は山積みですが、未来が明るくなって来ました。


有り難うございます。これからも宜しくお願い致します。