報告が遅れ、申し訳ありません
昨年１２月２５日に行なったクリスマス会のご報告です
メンバー皆、仕事や家庭を持っての活動、少ないスタッフでがんばっていますので、ご報告まではなかなか時間がとれなくて…
それでも、皆さんに応援いただいている以上は、なるべく詳しくお伝えしたいなと…
結果３ヶ月も遅れるのはどうかと・・厳しい突っ込みはご容赦ください(〃▽〃)
今回は(も？)あさみんレポートを中心にお伝えしたいと思います
宮城県角田市の４つの児童クラブが合同で行なうクリスマス会に参加してきました
この日、Dandeらいおんからはあさみん、夏月の２人だけ‥
いつもより大勢の子どもたちが集まっているイベントなので多少の不安はありましたが
(*´∀｀*）
やっぱりみんなに会える楽しみや期待の方が大きかったです♪
朝９時過ぎに会場に到着すると、間もなく子どもたちを乗せたバスも到着しました
「なっちゃーん」ヽ(*´∀｀*)ノ
と、遠くからかけよってくる子どもたち(笑)
まずは児童クラブの先生方と笑顔でご挨拶♪
子どもたちがバスから荷物をもって降り始めると、先生方は子どもたちの誘導や準備に大忙し!
私たちも打合せをしながら準備にとりかかりました
あさみんは昨年に続き『トナカイ』役(笑)
夏月は可愛い？
サンタガールに変身です(*/∇＼*）
準備が整ったところでいよいよ開会です♪
照明が落とされると、ざわついていた会場は静寂に包まれました
天使のような衣装をまとった５人の児童が、キャンドル(電灯)を手に静かに入場します
５人の天使たちによる開会の言葉
先生からの挨拶
その後は私たちDandeらいおんからお話をすることになっていました
これまで私(夏月)は、紙芝居や絵本作り、防災教室やバレンタインイベント等で、何度も児童クラブを訪問してきました
その時に私が子どもたちに伝えてきたこと、話したこと‥毎回色々なお話をしていますが、今回はとある先生から『あのお話をしてほしい』とリクエストをいただいていました
あさみんと相談し、今回は２人の会話形式でお話しすることにしました
(あ´∀｀）
なっちゃんはどうしてボランティアを始めたの？
ボランティアを始めた理由‥
Dandeらいおん発足のきっかけや、これまで応援下さった皆様の想い、私の想い、たくさんの方々との出会いや奇跡のような巡り合わせ‥
それは私にとっては、震災から今までの日記を読むようなもので、この短い持ち時間では語り尽くすことができないくらいです(笑)
なので、今回は児童クラブへの支援を始めた理由をお話しすることにしました
(夏^＾)
私には、当時中学生だった姪っ子がいました……
ルイは当時中学生で、学校や部活ではいつも笑顔の中心にいるような、明るく活発な女の子
プロ野球の楽天の大ファンで、自称次期楽天の監督候補だった私とも気が合い‥
あの地震があった直後、ルイは真っ先に避難場所へと走りました
地震が来たら津波に備えて避難するんだって、ちゃんと知っていたんですね
でも、おじいちゃんが避難していないと知ったルイは、おじいちゃんを避難させるために家に戻ったんです
そこに‥津波がやってきました
ルイが発見された時、大きなリュックを背負っていたと聞きました
リュックの中には、毛布が３枚、ペットボトルの飲料が３本、あとはチョコレートなどの非常食と、大好きな楽天の選手と撮った写真、色紙‥
水に浸かった毛布、飲料が入ったペットボトル‥重かっただろうな
妹とおじいちゃんの分と３人分、最後まで肌身離さず背負ってたんですね
とても賢い子でした
私なんかよりずっと‥
避難するのに何が必要か、地震の後の短い時間でそれを察知し準備して出たルイ
妹思いでおじいちゃん思いで、優しい子でした
ルイは亡くなってしまったけど、何も間違ったことはしていないと思ってます
おじいちゃんを助けに戻ったことも、正しいことをしたんだって思います
避難場所では、ガス、水道、電気が全部止まって、雪が降る中、暖房もなくて、洋服も濡れて、寒い思いをした人が大勢いました
風邪をひいたら薬もないし、病院は流されてなくなって
食べ物もなくて‥
何日か過ぎたら食料の応援が届いたけど、コンビニやスーパーに売ってるおにぎり１個だけだったり
お父さんやお母さんは、自分の分のおにぎりを子どもたちにあげたけど、それでもお腹いっぱいにはならなくて
お風呂にも入れないし、着替えもない、歯磨きもできないし、もちろんゲームもないんだよ
今はみんな普通の生活になって忘れてしまったかもしれないけど、でも地震や津波はいつ来るかわからないから
もしまた津波が来た時に
みんなには絶対、絶対無事でいてほしいから、悲しい思いをして欲しくないから
(夏^＾)
みんなにそれを伝えたくてボランティアを始めました
(あ´∀｀）
活動を通して学んだことはなんですか？
(夏^＾)
たくさんの人に出会えたこと
Dandeらいおんの活動を通して本当にたくさんの人、仲間に出会うことができました
ボランティアを始めなかったら、あさみんや愛ちゃん、そして応援してくれる仲間とも出会えてなかったですし
ここにいるみんなや先生と出会うことができて、本当によかったと思います♪
(夏^＾)
あさみんはどうしてボランティアを始めたの？
(あ´∀｀）
あさみんの家族はみな無事でした
でも、大変な思いをしている人がたくさんたくさんいたので『家族が大丈夫で良かった』で終わりたくありませんでした
何かできることがあるのでは？とボランティアを始めました
(夏^＾)
ボランティアをして何を学びましたか？
(あ´∀｀）
とても勉強になることばかりでした
失敗をしたこともありましたが、仲間がいたからここまでやってこれました
なっちゃんも言ってましたがボランティアを始めたことでたくさんの人に出会えたことは私にとってたくさんの良い事だったと思います
震災では、当たり前にあると思っていた明日を迎えられない人がたくさんいました
そんな亡くなった方々の分まで一日一日を頑張って生きようと思っています
このようなお話は震災当初、まだ幼かった低学年の子どもたちにとってどのように映ったのでしょうか？
今すぐには理解できなくとも、伝え続けることによってこれからを考えていける子どもになってほしいと思います(あさみん)
Dandeらいおんからのお話も終わり、続いてレッスンバックのプレゼントを行ないました
新入生や新しく就任された先生方、まだもらったことがなかった方に、全国の皆様手作りのレッスンバッグをプレゼントしました
みなとても迷いながら、好きなバックを選び、とても嬉しそうにバッグを抱えていきました♪
～あさみんレポートより～
やっぱりレッスンバッグの効果は絶大ですね♪みんな素敵な笑顔を見せてくれました
ここから会はどんどん盛り上がっていきます
子どもたちが歌う「あわてんぼうのサンタクロース」にのせ、あさみんトナカイはサンタをみんなのもとへ連れてきました
サンタさんはとってもおいしそうなケーキを持ってやってきました♪
次のコーナーは全員参加イントロクイズ！！
子どもたちだけではなく、先生や私たちも参加しながら大盛り上がりとなりました
当然ですが？世代ギャップが大きく「妖怪ウォッチ」のイントロには子どもたちがエキサイト
エクササイズをしながら踊る曲が流れると子どもたちみんなが踊りだしました
∀<)ﾉヾ(´∀｀*)
「ケーキがあるからみんな、頑張って踊ってねー」と先生の激も飛びました
コーナーの締めは山本リンダの曲で踊る先生たち(笑）
みんなで笑って踊っての楽しいコーナーでした(*^_^*)
続いて、皆さんからご協力いただいたクリスマスプレゼントを渡しました
男の子と女の子に分かれてもらい一個一個手渡ししました
Dandeらいおんからのプレゼント配布は、子どもたちには絶大な人気？です
前にずんっと近寄ってくる子
恥ずかしそうに手を差し出す子
みなそれぞれ「ありがとうございました」とお礼を言って嬉しそうに元の位置に戻りました
「みんなプレゼントはおうちに帰ってから開けてねー」と言われていたので、その場では開けませんでしたが
どんなプレゼントなのかわくわくを隠せなかったようです
中身の透視に夢中な子ども達でした(*´∀｀*）
子どもたちからは歌のプレゼントをいただきました♪
はなは咲く、しあわせはこべるように
子どもたちの歌声は不思議な力があって‥ひたむきさでしょうか？小さな手を一生懸命動かしながら手話の振り付けで歌う姿は、見ているといつも目の奥がじんわりとします
いつも心があたたかくなります
(*´д`*)
みんなありがとう
歌の後はみんなで写真撮影
プレゼントを手に、みんな良い笑顔で写っていました
みんながもと居た場所には、なっちゃんとの約束通り大事に使ってくれているレッスンバッグが‥
私でさえこのバッグ見覚えがあるなぁと思うくらいだったので、なっちゃんにはなお感慨深いことだったと思います
歌って踊って楽しんだあとは、おまちかねのおやつの時間♪
そして今日クリスマスのおやつは
全国のサンタさんからご協力いただいたケーキ！！(*´∀｀*）
児童クラブごとに並んで座りました
なっちゃんがみんなの席を廻って写真を撮ったり、お話をしたりしている間に 別な席では
「なっちゃん飲んじゃおー」
「なっちゃん飲んだらかわいそうじゃん」
ジュースのお話でした(笑)
「いただきます！！」みんなおいしそうにケーキをほおばっています
（い、いいなぁ・・・）
おやつの後は、私たちは退席することになりました
いつも大変申し訳ないのですが仕事に戻らなければいけません ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ
なっちゃんと私でみんなに挨拶しました
(*´∀｀)ノ (*^＾)ノ
「風邪に気を付けてみんな良い冬休みを過ごして下さい」
またねーとみんな手を振ってくれました
その後のクリスマス会もきっとみんな楽しんでくれたと思います
会場は今年もかわいいクリスマス飾りがたくさんでした
昨年同様、先生方のご苦労には頭が下がります
先生方一丸となって、子どもたちに楽しいクリスマス会を過ごしてもらおうとがんばっていらっしゃいました
今年のクリスマス会で一番印象に残ったこと、それは私たちDandeらいおんのコーナーの後、子どもたちが私たちに向けてメッセージをくれたことです
『なっちゃんは、困った人たちがたくさんいるからボランティアを始めたとばかり思っていたけど、本当はルイちゃんのことがあったからなんですね』
みんなのところへ何度も行き、伝えてきたなっちゃんの気持ちが、確かに伝わっていると感じた瞬間でした
みんな大人になって、レッスンバッグを手に取った時に思い出して欲しいです
大変なことがあったけれど、みんなのことを応援してくれた全国の方々のことを
Dandeらいおんのなっちゃんが来てくれていたことを
そして、同じような悲しい思いをしないために、震災のことを語り繋いでいってほしい‥そう思います
帰りの車の中でなっちゃんがこう言いました
『私たちが繰り返し行くことで震災の記憶が薄れずにいてくれて、よし！防災しようってなってくれればいいね』
皆様からクリスマスプレゼントやケーキなど、たくさんの応援をいただき、楽しいクリスマス会になりました
本当にありがとうございました(あさみん)
(；・∀・)
ご報告が３ヶ月以上も遅れてしまい、申し訳ありません
今月行なった仮設での新年会や物資の配布の報告もあると思いますが（レポートが来れば）
(；・∀・)
気長にお待ち頂ければと思います
いつも応援いただき、ありがとうございますm(_ _)m