脱税の医師に有罪判決 山形地裁 | 脱税事件簿ブログ

脱税の医師に有罪判決 山形地裁

(概要)
 相続税約1億2600万円を脱税したとして、相続税法違反の罪に問われた鶴岡市藤浪4丁目、小林クリニック理事長小林被告(62)に対し、山形地裁は8日、懲役1年6月、罰金3000万円、執行猶予3年(求刑懲役1年6月、罰金4000万円)の判決を言い渡した。
 判決理由で明日利佳裁判官は「1年以上も修正申告しないなど脱税に積極的だった」と述べ、租税を免れようとするのは利欲的とした。一方、社会的制裁を受けているなどとして執行猶予付きとした。
 判決によると、小林被告は2008年11月、鶴岡税務署長に対し、課税価格5億4200万円を2億6800万円と虚偽申告し、相続税1億2600万円を免れた。
【山形新聞2月9日】
 
(解説)
 「脱税:懲役1年6月求刑 医師、起訴内容認める--初公判 /山形 」の続き。