やあ、みんな。
キョーコーワールドへようこそ。
僕ミッキー。
(うん、ちがうね)
今日は少し長いブログになります。
しかし、そんなに意味はないので
漫画読む感覚でお読みください。
先週末、頭が忙しくて、旦那に頼まれた荷物1つ
送ることを３回ほど忘れたので、
子どもの習い事の時にちっさい箱の荷物を
出すことにしました。
第 一 章
【一個口】
あまり利用しないコンビニに入る。
考えるのを諦めてそうな
若い男の子が対応してくれた。
少し期待する。
(これネタになりそうな予感)
荷物を送りたいので伝票ください、
と言ったら、持ってくるのに少し時間がかかる。
歩数にすると20歩程度。
どんなに遠いのよ。
いや、出だし好調。
貰った伝票を書いて渡したら、
ペラペラめくる手元を見てたら
一番下の宛名が薄い。
私の筆圧が及ばず下の方までいってないやん。
あ、薄いですね、書き直しましょうか。
と、提案したら
「だいしょーぶです」
って言うから、信じ難いと思いつつ
任せてたら、まず伝票の上5.6枚をべりっと
剥がす彼。
え？そんなに剥がすんだっけ？？
そんな枚数あるっけか。
そして出てきた箱についてる伝票は
爪の引っ掻き傷程度の宛名の字。
バーコード探すのに３回くらい伝票の上から下へ
ペラペラめくりまくる。
見つけたのに手を離してしまってペラペラと探す。
その間、一番上の紙が粘着部分にくっつき
ベリって4センチほど破れる奇跡。
バーコード読んで、レジ作業にやっと進んだ。
郵便番号打ち込んで、、
あっ、サイズ測ってへん
と心の中で大きく叫んだと思われる。
またレジから遠いとこまで歩いて
あの特有のメジャーを取ってきて
測って、レジを続けてこう言う。
「2個ってなってますけど」
うん、しらん笑
(心の中で叫ぶ)
「一個口ですけど」
わたしは大胆にも台の上の小さい箱を指差しながら
精一杯、丁寧に言って差し上げると、
ああね、と言った表情でもう一度打ち直す。
ところで
コンビニのレジって便利になったもんで、
彼の打ち込んだ内容がA4サイズくらいの画面で
ガッツリ見える。
どこで間違うのかと今夜のブログのために
ガン見してましたところ、なるほど、1行目に
"複数個口"とある。
「あの、伝票が複数個口用みたいですね」
と、これまた丁寧に声をかける。
、、、
Σ(T□T)
Σ(T□T)
彼は無言のまま２枚目の伝票を取りに行く。
第 二 章
【着払い】
２枚目の伝票を向こうの方から取ってきてくれました。
(どうしてそんな遠くにあるの)
ニコニコ、いや、、ニヤニヤしながら
２枚目の伝票を書く。
今度は薄くならないようにしっかり書く。
(今思えば複数口のやつだったから一番下があんなに薄かったのか！)
渾身の力で書いた直後、不思議な言葉が耳に入る。
「着払いですか？」
え？
財布を小脇に抱えた私の目を見ながら
その言葉を放つのか！
もうファンタジーだよ。
キョトンになったキョーコは
予想だにしない一言に言葉も出ない。
キョーコ:これは着払い用の伝票ですか。
無の境地の店員さん:はい。そうです。
英会話の例文か！
着払いの荷物を出すとき、
ひとは小脇に財布は挟みますか？
いいえ、挟みません。
この伝票を持ってきたのは
キョーコですか？
いいえ、持ってきたのは
彼です。
彼は例の如く、３枚目の伝票も
遠くにある。
第 三 章
【差出人控え】
なんと！ひとつの伝票を書くのに３枚目。
筆圧高めに旦那の名前住所、連絡先、
わたしの住所まで書いて最後、
自分の名前に来たら、右手が疲れて止まった。
はあ。
思わず出たため息
そうしたらすぐに耳に入ってきた小さな一言。
「すみません」
間違いの大胆さに反してちっちゃい詫びだな！
なんだか面白いからゆるすー。
なんやかんやに10分以上かかり、
支払ってコンビニを出た。
なんか物足りないなー。
まあいいかー。
運転席に座って思い出した。
差出人控えないやん。
戻ってさっきの考えない男子に
控えありますかと尋ねたら、
これまた気のない感じで
はい、とか言って
目の前の箱の伝票をペリッと剥がして渡した。
おまん、最後までミスすることで、
ある意味ミスなく仕上げてくれる
できたやつじゃないか！
ところで、その控えの下に
コンビニ控えの紙がついてきたことは
もう気づかなかったことにする。
