プロテインを飲んでも筋肉はつかない理由
筋トレやダイエットしている人の中には、
プロテインを飲んでいる人もいるかとおもいます。
プロテイン = 魔法のクスリ みたいな錯覚さえもっている人も。
ぼくが初めてプロテインを知ったのは高校生のとき。
もう30年ほどまえです。
当時はブルースリーにあこがれて自宅で
筋トレをやっていました。
この数年後にはブルースリーに筋量では追いつき
追い越すことになります。
で当時のプロテイン”は、
大豆の粉末を加工したものでした。
つまり大豆蛋白がメインのプロテイン製品。
メーカーは健康体力研究所のものでした。
でもその前に買ったのがジャンプだったかどうかは
忘れたけど、漫画雑誌の広告の掲載されていた、
”マッスルフィットプロテイン”
飲むだけでモリモリ筋肉がつく
という宣伝文句とムキムキの写真に錯覚し、
おもわず注文してしまう。
到着して成分をみると、
ただの大豆蛋白にビタミンを添加しもの。
「めちゃくちゃまずかった!」
栄養的には豆乳や豆腐、納豆などを食べるのとおなじで
あったということです。
この時代は国産ではこのようなプロテインしかなく、
あと乳蛋白に加糖したものがあったくらいでした。
そもそもプロテインとは英語でたんぱく質のことであり、
protein = たんぱく質
筋肉つくりにはたんぱく質が必要であるという意味で、
たんぱく質をたくさん取ったほうが効率よく筋肉がつく。
(ただしたんぱく質よりもっと大事な栄養素がありますが)
なので肉や魚、卵、大豆製品をより多く意識して食べれば、
お金を出してまでプロテインを買う必要はない。
食事だけでも十分に筋肉はつくし、
たとえばブルースリーくらいの筋量ならば
だれでも食事だけでも十分になれるということ。
ただプロテインのメリットは、
いつでも簡単に気軽に質のいい蛋白質が摂取できる。
とくにプロテインを飲むと一番効果があるのは、
筋トレ直後のタイミングですが、
ジムでたんぱく質が豊富な食事をすみやかに摂取することは
とても困難です。
また寝るまえにもたんぱく質合成の促進のためにも
摂取することが重要ですが、
肉や卵を就寝まえに食べるのは不健康であり、
脂肪も蓄積されやすい。
このような意味で食事というタイミング以外でたんぱく質摂取が必要なときに
インスタントであるプロテインが便利なのです。
だから基本は食事でたんぱく質をとり、
それ以外でたらない量をタイミングに応じてプロテインで補足するのです。
プロテインは英語でサプリメントと呼ばれますが、
サプリメント = 補う
という意味。
プロテインさえ飲めば筋肉がつくというのは勘違いであり、
あくまでも基本は食事です。
とくに痩せてて筋肉を増やしたい人は、
蛋白質中心だとなかなか筋肉はつきにくいです。
だからそのような人はプロテインをいくら摂っても
なかなか筋肉はつかないし非効率的。
逆に太りやすい人は、プロテインを取ることで、
脂肪までもついて太ってしまうこともあります。
プロテインも間違った使用をすれば逆効果であり、
筋肉がつかない、
あるいは脂肪がついてしまう
ということも。
その理由については次回のメルマガで
暴露したいとおもいます。
ブログでは公開できない、
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