羊の一家は東京辰巳国際水泳場におりました。
毎年ここで開催されている辰巳杯。
飛び込み愛好者でもエントリーできる数少ない大会です。
7年前。
震災2日後に開催される予定だった辰巳杯は当然中止でした。
私は当時新宿にあった職場で被災したのですが、目の前の道が大勢の歩いて帰宅する人に埋め尽くされた光景を見ながら、まるで映画みたいだ…などと考えていました。
6年前、の3月11日は日曜日。
1年越しの辰巳杯でした。
2時46分、プールサイドで黙祷しながら、大災害のもたらした多くの悲しみと、長閑で温かいプールにいる自分の不思議さを思っていました。
…その時はまさかその2ヶ月後に、大怪我をして自分の人生が変わるなんて、1mmも考えてはいませんでしたが…
昨日。
大会は途中で休憩時間になり、黙祷の時間…
静かになった会場内に響き渡る、子羊(2歳)と飛び込み仲間のGちゃん一家の娘ちゃん達(2歳と1歳)の騒ぐ声泣き声
本当、すいません…
どんな事があっても、時は進んでいく。
生きていればこそ。
改めて、色んな事を思う一日です。