今日は、天気もぐずついた感じでしたが
広島韓国教育院「韓国語講師研修」に
行ってきました。
まだオンマが退院して一か月ということで
一人で家に置いて行くのは気になるし・・・
韓国教育院のS先生にカカオトークで
聞いたところ
「一緒にどうぞ~~~」と言って下さったのですが
ちょっとお疲れ気味のオンマ。
家で待ってるわ!ということで
急いで行ってきました。
ガッツリ学んでくるわ!!!!!」
私の場合、地元 広島県の開催ということなので
少しでも行ってこないと!
車を飛ばして一時間ちょっと。
広島韓国教育院に到着です。
会場でございます。
今日は、他の方よりも遅れて行ったため
最前列砂かぶり席ではありません
(それで雨が降ったのかしら?)
本日のメイン講義は午後1時から。
講師は韓国 漢陽大学
漢陽大学といえば・・・
そう・・・・・・・・・
ウナギ憧れの学校よ
(注:ウナギとは?グンソクファンのことです)
話が逸れました
漢陽大学からイ・ヨンスク先生が来られての
講義。
「韓国語文法 教育論」について
○○論ってタイトルがつくだけで
ややこしい~~~~~~と思ってしまう私
要は、文法について。
文法教育の必要性、特性、内容・・・などなど
韓国語教育のなかで(ほかの言語でもそうですが)
大きく分けると
理解分野は듣기,읽기
表現分野は말하기,쓰기
어휘,문법(語彙、文法)は内容的な部分に
なります。
これらをどう学んで行くのか?
どう教えるのか?
今日のメインはあくまで「文法」について。
1.質問と返事をセットで教える。
例:같이 갈까요? (誘い、勧誘)
네.같이 갑시다.(提案)
例:문을 닫을까요? (お尋ね)
네.문을 닫으세요. (許可)
これは、会話の基本部分ですよね。
2.終結語尾の制約などをきちんと教える。
例:추워서 창문을 닫았어요 ○
추워서 문을 닫으세요. ×
なぜなのか?
아서/어서の後ろに「勧誘、命令」の終結語尾は
付きません。
正しく書くと
추우니까 문을 닫으세요.
使えない終結語尾、ついてはいけない終結語尾を
先に言ってあげましょう。
初級後半、副詞などは、このような制約が
つくものが増えてきます。
あらかじめ言っておかないと
3.会話のテーマとなる文法の「導入、展開の練習」を
上手に持っていく。
導入で-ㄹ/을 거예요という文法を提示したら
・週末の予定
・旅行予定
・勉強予定・・・・・・・・・
より会話に持って行きやすいように
生徒さんが習った範囲での例文や
答えを導き出してあげるようにする。
ここが、教える側としては一番難しいところですね
そして会話として展開していくように、
流暢に流れていくように練習をさせる。
文法を考えつつ、あまり文法にとらわれずに
(どっちなんだ??)答えていきましょう。
考えすぎて返事が出来ない!って事も
ありますよね。
4.長めの文法などは、先行文と後行文をあらかじめ
作っておいて、当てはめるようにしてみる。
아무리 -다고 해도を使って
화가 난다 잠을 못 자면 병이 나기 쉽다.
건강하다 가족에게 짜증을 내면 안 된다.
아무리 화가 난다고 해도 가족에게 짜증을 내면 안 된다
아무리 건강하다고 해도 잠을 못 자면 병이 나기 쉽다.
↑このような文章を作ることが出来ます。
徐々にヒントとなる部分を少なくしていき、
自分の言葉で例文を作り、展開し
会話としてつなげていけるように
するのが理想ですよね。
考えて、繰り返しやっていくことが大切です。
そして、上にも書きましたが
理解分野は듣기,읽기
表現分野は말하기,쓰기
어휘,문법(語彙、文法)は内容的な部分
なぜ、これを書いたかというと
↑は韓国語能力試験(TOPIK)の科目
そのままですからね。
韓国以外の国では、今秋からTOPIKの新形態に
なりますが、今日の研修を担当してくださった
イ・ヨンスク先生は、TOPIKの問題作成担当の
メインの方でいらっしゃいます~~~~
(これについては、先生に個別に
質問したので、次の記事で書きたいと思います。)
初、中、高級の文法一覧
(これはいいです)
(これもGood!!)
また、来週の授業で改めて
話をしつつ、授業にもうまく導入していければと
思います
次回は、この続きでTOPIKネタを
書きたいと思います。