気になっていたお鼻の脱色とブリダー基準 | M・シュナ坊くん

気になっていたお鼻の脱色とブリダー基準

前回書いた遺伝性疾患CDAの関連性で、前から少し気になっていた事がありました。

坊くん3~4歳くらいの時にお鼻の一部分に脱色があった事。

今でもそれは残っていて

年齢で退色するかと思っていましたが

どうも、この疾患の影響の方が濃いですね。
CDAの症状にその様なものがありましたので

$M・シュナ坊くん


症例や情報が少ないので、同じ疾患を持つ子の参考になればと思います。

今、遺伝子や分子生物学、遺伝子検査、ゲノム配列など様々な情報を集めていますが、希望的な研究も進んではいますが、それは人間の方であって犬の方まではまだこれからという感じなのでしょう。

那須に遺伝子疾患を扱う獣医さんもいらっしゃるので、ご相談できればと思っています。

ただ、いずれにしても治るものではないので・・・

あくまでも「脱毛の発症を遅延させる」「進行させない」などの方法がないか

あるいは、脱毛を起こす疾患に感染させない免疫バランスによる予防療法などを見つけていきたいと思います。

dd型の遺伝子の場合・・・もしかしたら坊くんの血液型はRhマイナスかもしれません。

1歳の頃、血液型を調べた時は1-2B型との事でしたが、その時「シュナには珍しい」と言われた事も思い出しました。この辺りは獣医さんにもう一度確認した方が良さそうです。
もしも、Rhマイナスだとしたらプラスの輸血はできないので知っておかないと、いざという時に大変な事が予想されるので・・・。

人間の場合はdd型遺伝子はRhマイナスになるそうです。

人間よりも多い犬の血液型ですが確か12種類だったか?

来月大学でもう一度、確認しようと思います。

坊くんはキャリアなのか?それとも発症している状態なのか?

酷くならない様に、今だから出来る事、してあげられる事をしてあげたいと思っています。

何度も何度も心が折れそうになり、時に自分の性格が変わってしまいそうな気がする時もありますが・・・今出来る事をしてあげようと思います。

犬の遺伝性疾患は400もあると言われています。

海外から日本は、遺伝性疾患のデパートと言われ「遺伝性疾患を見たいなら日本へ行け」とまでいわれているそうです。

遺伝学も勉強しないで繁殖するブリーダーや、自称プロ?のトレーナーなども自家繁殖して、素人の繁殖はやめた方が良いなんてブログなどで書いている人や、自分は専門家くらい思い込みで自家繁殖している人を知っていますが、どうかしています。400もある遺伝子疾患を回避する事が遺伝学も学んでいない人に出来る訳などないのです。傲慢としか言いようがありません。

人間は良いのですよ。繁殖によって勉強になったり、欲望を満たしたり、ビジネスにしたり。

でも、下ろせない荷物を背負わされる犬は、痛み苦しみます。

自分で飼うから自分の子だから良い?それも欺まんではないでしょうか?苦しむのは犬です。変わってあげられないのです。

坊くんの生後8ヶ月から現れた食物アレルギーだって遺伝の可能性の方が大きいわけです。

日本にもそろそろ、しっかりとしたブリーダー基準を設けて個人を含めた繁殖の規制を徹底して欲しいと遺伝性疾患の子を持つオーナーさんは思っていると思います。

そうじゃないと、遺伝性疾患が出た繁殖ラインを封鎖する事すらできません。

犬たちのためにするべきです!

そうする事で、放棄される子も減るはずです。
パピーミルなんて今すぐなくなるべきです。







ボクのお鼻は
白くなっているの!シュナ
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