東京優駿・日本ダービー＠東京競馬場

　週末はダービーだった。　

一年かけて“これかな？あれかな？”と考え続けてきたことの結果が出る日である、楽しみ以外のなにものでもない反面、予想が外れた時のガッカリ感もハンパなかったりするのだ。　そして毎年のことではあるのだが、終った後のダービーロスが著しく、この月曜日ほど無気力な一日はない（笑）。

　先週のオークスが終わった直後に列を正式に作り始め（実際はもうちょい前からなんだが・・・異常すぎる現状に閉口・・・）、今年は木曜の列点検がボクになり結局４日連続で東京競馬場に行くことになった。

ま、仲間たちの役に立ったんだか、いなくても良かったんだかは微妙だけど、そうやって通ったぶん印象に残るダービーになったのは間違いない。

しかし、笑えないことも起き、ひとりで参加してなくて助かったなぁ・・・と痛感したし撮り友の存在が非常にありがたかった。

それは・・・、

伏線？は日曜の朝のこと、ダービーの時は土曜に家に帰らず競馬場の駐車場で寝るのが常なんだけど、起きて靴を履こうとしたらあろうことか靴ひもがブチ切れたのだ。麻で出来た紐とは言え普通は切れないでしょ・・・、下駄の鼻緒が・・・なんてことは聞くけどね・・・。　「お～い、不吉だぞ～」なんて笑っていたがまさかその後に・・・。

ボクの場合、馬券が最重要で写真は二の次。　そうは言っても日本ダービー、失敗してもいいなんてことはこれっぽっちもないし、その撮影場所確保のために苦労もするわけだ（実際は仲間に“おんぶにだっこ”なんだけどね・苦笑）。

で、当日の午前中のレース中に練習がてら撮影をしてる最中、カメラがうんともスンとも言わなくなった・・・。　「おいおい・・・、今は勘弁してくれよ」とマジに話しかけていたから誰かに聞かれていたら“変なヤツがいるぜ”って思われただろうねぇ（笑）。　復活～死亡～復活～死亡を繰り返し、いよいよこれじゃダメだな・・・と。

カメラ二台持ちの仲間に貸してもらうことに・・・。いやぁ助かった。（ただ驚いたのは、他の撮影グループにその話をしたら「貸そうか？」って二人の方から言ってもらいまして・・・。いや競馬場の撮り屋さんスゲェな、と）

　んなこんなで本番へ。

めちゃくちゃに混んでるから行かなかったパドックに試しに行ってみたら思いの外空いていて拍子抜け。

１番人気・ダノンプレミアム。馬そのものはグッドルッキングでかっこいい。

ワグネリアン。　１７番枠がねぇ・・・と評価下げまくったボク。

皐月賞馬・エオカドーロ。

パドックになかなか出て来ない上に、ずっと誘導馬が隣を歩いていた。特段入れ込んで暴れることもなかったので不思議な光景。　馬券で１００円も買ってなかったボクはほくそ笑んでいた（アホですな）。

コズミックフォース。予想の段階の折、５秒で消したので（笑）写真なんて撮る気なし。さっきチェックしたらこの一枚しかなかった（連写してるので実際は３枚）。笑うねぇ。

ボクの本命・キタノコマンドール。　こちらは山ほど撮った（笑）。

陣地に戻るのもスムーズで去年より少ないのかな？だったけど実際は微増のよう、空いてて嬉しいが不思議な感じ。

んでレース。

第８５回・日本ダービー、スタート！（毎年同じ写真だ・・・）。

先頭はワグネリアン！　マジぃ～・・・。

福永祐一、１９回目だそう・・・、良かったねぇ。

第８５回、ダービー馬・ワグネリアン号。（いやぁ、相変わらずこのカット撮りに移動するのが至難のわざでして・・・、まぁスッゲェ人込みを掻き分け掻き分けでね）

最後に馬券。　予想を見てくれた人は大笑いしてるでしょうけど、それはそれはトンチンカンなモノでして・・・、完敗も完敗。悔しがる資格もないし、「あんた一年間なに見てたの？」な感じで豪快に沈んでしまった。

んな訳で一年が終わりました。　今日から金曜まで腑抜けで（笑）、また土曜から新馬戦が始まるの新しい一年が始まる。

来年は獲るよ！（アホかっ！・笑）。　ではでは、俊介。

考・東京優駿・日本ダービー

　いやぁ、この１年速かったなぁ、この前レイデオロが勝ったと思ったらもう・・・。あと３日後が楽しみで仕方ない。

　ダービーなので各馬の寸評を。

１番・ダノンプレミアム。　最近のダービーはとにもかくにも１番枠が有利なのでなにが入るか？がお楽しみであったのだが、まさかのダノンが・・・。　３月の弥生賞完勝後の故障で皐月賞回避明けのぶっつけローテーションがどうしてもきになる。　元々間隔を空けて走ってる馬なのでそこまで・・・とは思うものの前例がないのも確か。　そしてキャリア４戦の競馬っぷりを見るとマイラーなのかな？の印象が強い。そうは言っても、ポンとゲートを出て有り余るスピードで逃げ、もしくは先行抜けだしがあっても全然驚かない。　なので４～５番手くらいに考えていたが１番に入ったので▲にランクアップ。

２番・タイムフライヤー。ハーツクライ×ブライアンズタイムで仮にもＧ１馬が２番枠、人気ガタ落ちなので穴馬の資格があると思うが皐月賞が負け過ぎなので、秋にまた期待することにしよう。

３番・テーオーエナジー。　出るだけの賞金を持ってるんだから構わないけどダート馬でしょ・・・。

４番・アドマイヤアルバ。　ハーツクライ産駒だが、京都新聞杯でステイフーリッシュに完敗、買うならそちら。

５番・キタノコマンドール。　ボクの皐月賞本命馬。　ディープインパクト×キングカメハメハというクラシック血統でデニムアンドルビーの弟。　皐月の本命に決めた理由がすみれステークス、３～４コーナーを捲って行く様が強烈な印象で長くいい脚を使うので東京コース向きなんじゃないか、と。　去年のスワーヴリチャードみたいにコース替わり、距離延長に期待したい。　ただ、２勝馬はなかなか勝てないのは知っているがそこは目をつぶり本命の◎。

６番・ゴーフォザサミット。　ハーツクライ×ストームキャットで青葉賞勝ち馬。共同通信杯、スプリングステークスの負けが気に入らないし、青葉賞組に勝ち馬は出てないがその勝ちっぷりはマズマズなので期待してみたい。

蛯名が平成最後のダービージョッキーってのもネタとしては面白いかも（笑）、対抗の○。

７番・コズミックフォース。　キングカメハメハ×ネオユニヴァースというダービー馬輩出の血統ではあるが馬券内はどうかな？消し。

８番・ブラストワンピース。ハービンジャー×キングカメハメハで去年のオークス２着・モズカッチャンと同配合。３戦３勝、ゆったりとしたローテーションだが、前代未聞だし受け入れ難いのも確か。　来たら、“あぁ強かったのね・・・”と思うことにするが馬券は押える。全く来て欲しくない６番手の△。

９番・オウケンムーン。　オウケンブルースリ産駒は・・・。消し。

１０番・ステイフーリッシュ。　ステイゴールド×キングカメハメハでこれもそれぞれがダービー馬輩出してる。　京都新聞杯と同じ競馬が出来れば残り目があるかも。５番手の△。

１１番・ジャンダルム。皐月賞でも距離が長いし基準馬扱いだったので消し。

１２番・エポカドーロ。　楽勝だった皐月賞だが展開やら馬場状態がこの馬に味方したのも事実。良馬場の東京コースではスピードが足りない気がする。　血統的なスケールも足りない・・・かな。消し（間違ってるかも・笑）。

１３番・グレイル。　ハーツクライ×ロックオブジブラルタルで系統はフェノーメノと同じ。　ただよく差してきた皐月賞だが前半全くレースに参加してなくホントに最後だけなので良くて３着まで、これもエポカドーロ同様小回り向きかも。それでもハーツ産駒なので７番手の△。

１４番・エタリオウ。　青葉賞でのゴーフォザサミットとの２馬身の間になんか入ってくるでしょ、消し。

１５番・ステルヴィオ。　唯一新馬戦を観てるし写真も撮ってる馬ではあるが、距離が長いかな。人気馬から消すのはこれ。

１６番・ジェネラーレウーノ。　皐月賞頑張ったねぇ、惜しかった、馬券も一杯買ってたんだよ・・・。でもあそこがこの馬の本領発揮する場だと思うね。　セントライト記念か来年の金杯で。　消し。

１７番・ワグネリアン。２歳戦終了時はこれがダービー馬かも？だったけど、ここ２戦の負けと１７番枠で格下げの４番手・△。　キタノコマンドールと同配合なので来るなら一緒に。

１８番・サンリヴァル。　ルーラーシップ産駒は先週リリーノーブルが来てるし母父・アグネスタキオンもクラシック血統だが、どうも中山が巧すぎる（東京コースがもっと巧みなら勝つかも）し１８番枠は先行馬にはキツイので消し。

とまぁ、こんな感じ。

取りあえずこの見立てで馬券も組み立てます。

ではでは、いいダービーになりますように・・・、ＧＯＯＤＬＵＣＫ！　俊介。

優駿牝馬・オークス＠東京競馬場

　すっかりブログを書かなくなってしまったがインスタは続けている（写真だけで楽チンなんだもん・笑）。　しかも予想を書き残さなかったヴィクトリアマイルで奇跡のような◎～〇～▲での決着、マズマズ馬券も獲れちゃったので、「いやぁ、書いとけよ・・・」となった（それなのに昨日は昼間のバーベキューで超絶酔っ払いそれどころじゃなかったのでまたしても・・・）。

見てくれてる方も何人かはいらっしゃるようなので、たまには・・・ね。

　んでまぁ、今日、“いいモン観たなぁ・・・”だったのでまた面倒くさくなる前に、と（笑）。

今回は１３番・アーモンドアイだけに注目。

実は１月３日のインスタでこの馬を取り挙げたのだ、今年の注目牝馬として（自分が生で観たことのある馬の中から、という括りでね）。　その折はラッキーライラックが無敗のチャンピオンだし、ちょっと敵わないかなぁ・・・、だったのは確かなんだけど・・・。

そしたらシンザン記念をブッコ抜き、桜花賞も強烈な差し脚で勝っちゃった。いやぁ、ビックリしたね。

そして今回、断然でオークスを迎えることとなったのだ。

まずはパドック。

おとなしいのなんのって、やる気ないですかぁ？とか聞きたくなった（笑）、アーモンドアイ。

こちらも落ち着き十分なラッキーライラック。

リリーノーブルも・・・、ってファインダー覗いてるとよく判らないのが正直なところ。

オークスは返し馬が撮れないのでジョッキーが乗るまでちょっと場所を移動して撮影。

んでレース。

勝っても負けても撮るのはアーモンドアイ一頭と決めていた（こんなのハープスター以来）。

最初はシャッタースピード８０分の１で流し撮りに挑むも馬のアタマが止まったのはこれ一枚だけ・・・、下手すぎだ。

しかし、ずいぶん前にいて大丈夫かいな？でした。

・・・がモニター見てて、残り３００メートルくらいで勝利を確信、思わず「ブラボー～～～！」って叫んじゃった。

もう後はオレンジ帽子をじっくり見つけてシャッター押すだけ（決め打ちすると撮影って楽ね・笑）。

第７９回オークス優勝の瞬間。

さすがルメールさん、しかも自身の誕生日だそうで・・・。　スターは違います！

表彰に出てきたアーモンドアイ、ちょいちょいバケツの水を飲みながら、しかもお披露目のように歩かせる儀式もなし・・・、相当疲れていたのでは・・・。

　んな感じで。

えっ？、馬券？、桜花賞同様リリーノーブルをバッサリ切ったので盛大に外しました。　でもいいの、全部取ろうとするのは違うと思うし納得の負けです。それに２着に来るなんて考えもしなかったからね。

　さ、ブログも書いたし、もう気持ちは来週のダービーです。寝ても覚めてもダービーな一週間です。

ではでは、俊介。

考・天皇賞（春）

去年の皐月賞を観た時に菊花賞はこれかな？、と思って、それならここでも・・・とだいぶ前に決めていたのでクリンチャー本命で◎。

ただ脚が遅いきらいもあるので外れるリスクも承知の上。

〇は１１番・シュバルグラン。　センスないが消去法で行くとこれしかないかな。　ただこれも前走負け過ぎだし人気なんで２着、３着希望。

▲は６番・ガンコ。　藤岡佑介に勝たせたいから（笑）、もあるが芝で底見せてないし内枠・６番で先行するので期待。

△は１４番・アルバート、２番・チェスナットコート、１５番・トーセンバジルまで。

長いレース得意なアルバート、ハーツクライ産駒のチェスナットコート、藤原厩舎のトーセンが買う理由。

馬券は写真の通り、クリンチャーと心中。

あまり当たる気もしないけど取りあえずこんな感じで。　ではでは、ＧＯＯＤＬＵＣＫ！　俊介。

考・皐月賞

　大本命だったダノンプレミアムが回避しちゃったのでレース展開が判らなくなっちゃって予想もグチャグチャになっている。

当初は、数多いる先行馬をダノンが４コーナーで面倒見て差してくる連中を買えばいい（安易？）と思っていたんだが、その役割をする馬がいないので後ろのジョッキーも乗り辛くなっただろうし、前の馬たちも色気が持てるだろう、と。

　そうは言っても、アイトーン～ケイティクレバー～ジュンヴァルロ～エポカドーロ～サンリヴァル～ジェネラーレウーノといった並びでそれなりに流れるとみてるレース展開、ただ今現在だとレース時の馬場状態、風の強さなんてのは判らないのでなんとも難しい。

　で、結論。

◎は、５番・キタノコマンドール。

すみれステークスのレースっぷりと時計をみてこれは可能性あり、だなと。　ディープインパクト×キングカメハメハなんで大箱の方がベタ－だろうけど期待してみたい。

〇は、ジェネラーレウーノ。中山２戦２勝だし狙いすました一戦、田辺の一発がないかな？

▲は、２番・ワグネリアン。キタノコマンドールと同じ血統構成だし、脚質も似たり寄ったり、来るなら一緒かな？

△は、順に１４番・サンリヴァル、１５番・ステルヴィオ、１番・タイムフライヤー１２番・グレイルまで。

サンリヴァルはここ２戦でジャンダルムと同じように基準馬みたいになったが、馬場悪化で浮上しないかな？

ステルヴィオはダノンプレミアムにしか負けてないので、それがいないなら・・・ってこと。

タイムフライヤーはホープフルステークスが強かったし、ハーツクライ産駒の回収値がいいから。

グレイルは馬場悪化はＯＫのハズだし、タイムを負かしてるし、これもハーツクライ産だ。

オーケンムーンやらエポカドーロ、ジャンダルムあたりも怪しいがキリがないのでパスするし来たら諦める。

　で、馬券は上から５頭（ステルヴィオまで）の馬連ボックスと３連複ボックス。

３連複フォーメーションで抑えるがどう組み立てるか思案中・・・（苦笑）。

また馬券が当たらなくなったのでなんとか挽回して東京開催に臨みたいなぁ・・・、ではではＧＯＯＤＬＵＣＫ！　俊介。