営業の取引先でいつも“すみません”を使用していた女性の成功例。



事務職から営業職に部署替えいなった女性が、

スクールへ個人的にレッスンの受講のためお越しになりました。


思い切ってトータルで学ぶレッスンコースをご選択になったとのこと。


私のマナーコラムの情報誌の記事をいつも切り抜いて

ノートに張りながらいつかは、フィニッシングスクールに通いたいと思って下さっていたとのこと。


大変有りがたいお言葉に、私の方が励ましを受けているような幸せな気分になりました。


ところが、その女性が初めてレッスンにお越しになった時に、

おっしゃっている言葉は、すべてに自信がないとのこと。


営業の仕事を初めて経験し、初対面のお客様のオフィスに出向き、

忙しそうなお相手に、「すみません。すみません。」と謝り、


見知らぬ会社の前任者への苦情をお客様から聞かされ、

その件に関しても「すみません。」と連発し、


何度もお辞儀をする毎日を送っていらっしゃるとのことでした。

私は、最初に仕事の場合は「すみません。」の言葉を使用せず。」

「申し訳ございません。」の言葉を使用するべきである説明を致しました。


ビジネスマナーでは、「すみません。」との言葉はお相手に軽率な印象を与えかねない言葉でもありますし、


そのようなマナーのお勉強をなさったお方もいらっしゃるでしょうから、

耳障りなお行儀の悪い印象を与えることもあることをご理解頂きました。


そして、「申し訳ございません。」の言葉も使いすぎないように、

有難うございます。」の言葉の方を多くする会話にする練習を行いました。


トータルで学ぶコースをご選択なさっている受講者さまには、そ

の日のレッスン内容は、美しさを追求する振る舞いのレッスン日の予定であっても、


急きょ、コミュニケーションや言葉のマナーについて学んでいただくレッスンに変更し、せっかく美しさの追求も楽しみにお越しになっていらっしゃるので、受講者さまが満足して下さる、美しさのコツのトレーニング方法もワンポイントアドバイスを行います。


こちらの文章をお読みの女性の受講者様の中には、

ご自身が主役でいらっしゃるお話しのように思って下さったお方も

いらっしゃるでしょうが、


女性には皆様、そのようなお気持ちの日があると言っても過言ではありません。


きっと、清水の舞台から飛び降りるような覚悟で

授業料を用意しレッスンにお越しになって下さったことでしょう。



その時の女性もレッスンに来るたびに、

明るく前向きな気持ちになる習慣が出来、

凛とした表情の会話が笑顔で堂々と出来る女性に変身なさいます。


そのような女性が、会社の人事で異例の昇進をとげられた例は


“貴女様”だけではございません。


ドルチェフィニッシングスクールの個人の受講者さまには、

よくある出来事です。女性の活躍には、

人とのコミュニケーションに自信を持って頂き、

美しく女性としての誇りを持つことだと、私は感じております。