あな吉さんが主催するanother kitchenにて、
「子どもたちのために 知らなくてはいけないコト」と言うテーマで講演会が
ありました。
狭い部屋に30人・・・さらに0~2歳児が10名近く。
色んな意味ですごい集中力を要する環境でした
講師は、コミュニティスクール・まちデザイン 近藤惠津子氏
氏は、食農共育(しょくのうともいく)と言う
「食(消費)と農(生産)に関わるすべての人びとが共に学びあい、
育みあうことで食の問題を解決していきたい」を理念に全国各地で講演を
されています。
内容は、
食料自給率
フードマイレージ
遺伝子組み換え食品
食品添加物
どれも知ってるようで意外ときちんと知らなかったことばかりです。
昨今では様々な食に関する問題が出て、気にする消費者もいるものの
やっぱり「安い」ものに走りがちです。
↓本日のお昼。地球に優しいゆるベジ弁当です。
食はとっても個人的なことで、安いものを買おうが、添加物だらけのものを
買おうがそれはあなたの自由。
でも今日の話を聞くと、安さばかりを追い求めることが結局消費者の
私たちに好ましくない結果が跳ね返ってくることを感じました。
日本の食料自給率は低いです。小さい国で多くの人口がいることを
考えると自給率100%は無理。
カロリーベースで見た日本の食料自給率は40%
日本の農地を1とすると、日本のために食料を作ってくれている海外の
土地はその約3倍。
日本の食卓はそれぐらい海外に依存しています。
私は「基本は国産のものしか買わないけど。。。」と思ってましたが。。。
意外な所にも海外のお世話になっていました。
ポイントは。。。「とうもろこし」(穀物に分類される品種で、飼料・加工用)
とうもろこしの輸入率はほぼ100%
70%が家畜の餌になります。さらに油や水飴(コーンスターチが入ってる)、
ブドウ糖液などなど。
姿を変えて食卓に来てたんですね。
加工品は原産地を各義務付けがないのでどこから来ているかなんて
わかりません。
輸入品は、ポストハーベストや遺伝子組み換えの問題とも絡んでいます。
これがまた聞いてびっくりなことが一杯・・・
それは、またの機会に。
今回のセミナーを聞いて感じたことメモ。
肉を食べるなとは言ってませんが、肉食をしていて環境問題を語るのは
矛盾していると言う話はとても納得です。飼料がどれだけいるか、水が
どれだけ必要か。。。など。
ただ、シッカリと理念を語る人に共通しているなぁといつも感じることは
決して無理強いをするようなことを語らない。
それに上から目線じゃない。
出来ることからやろうと言う気にさせてくれる。
ストイックではなく、楽しくポリシーを持ってやっている。
それが周りを自然と巻き込む。
こんな感じです。私も目指すはこれですね