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昨日のセミナーのまとめに引き続き、今日は油のお話です。


良質な油の条件とは?

1.原料は自然栽培
 化学肥料、農薬を使用していない。

2.低温圧搾絞り
 金属の搾油機を使用せず、袋に入れ圧力と時間をかけて絞られたもの
 加熱していないもの

3.化学溶剤を使用していない

4.添加物を加えていない

5.遮光ビン(ビール瓶のような入れ物)に入れ、冷暗所保存されたもの

6.新鮮なもの


自然食品店で売られている油でも本当に良質なものはかなり少ないようです。
ラード(豚脂)、ヘット(牛脂)、バター、マーガリンはとらないのが無難


油の害は身体の様々な臓器を痛める他、肌に出てくるなど影響は大きいです。


胃、腸、脾臓、肝臓、心臓、血管、皮膚などに障害が出ます。
特に、肝臓、心臓、血管、皮膚のダメージが大きい。


揚げ物をするとよく分かると思いますが、壁に飛び散った油を放置すると
固まってこびりつきます。


これと同じことが体内でおきます。不良油脂が身体にたまるとなかなか
排出されずに身体の様々な部分に影響を及ぼすと・・・


では最も良質な油とは何か?


肝臓で作られる油。体内で作られるので当然のことながら最も自然。
肝臓でタンパク質を分解して油が作られるのです。


と言うわけで、良質な油の原料は、質のいいご飯


ではさらに元を正すと、まず肝臓を鍛える・整える


肝臓は最も大きな臓器で、昔は全体の1/7の大きさがあれば
体内処理は可能だったと言われるぐらい、強力な浄化作用を臓器です。


が。。。


現代人は添加物一杯の食生活になってしまい、肝臓がフル活動。
それでも処理が追いつかないぐらいで、肝臓はめっきり弱ってます


そこに来て、質の悪い油をとればさらに肝臓に負担がかかります。
であれば、基本はごはんをとって、時々良質な油をとるのがいいです。


油を取らないとお肌がボロボロになると言う通説もありますが、
先生曰く、肝機能をあげれば問題は改善するとのこと。


オリーブオイルがいいとか、オメガ3がいいとかそう言うことでは
ないようですね。


どんなに良いものを食べても、それを受け入れる体制が整っていなければ
意味がない。と言うことを実感させてくれた内容でした


肝腎要(かんじんかなめ)と言う言葉がありますが、これも人間にとって
肝臓と腎臓が大切な臓器だよってことをきちんと表してるんですね