地獄のゾンビ劇場 ~ZOMBIE THEATER~

地獄のゾンビ劇場 ~ZOMBIE THEATER~

「地獄の血みどろマッスルビルダー」監督・深沢真一によるホラー映画雑学&雑談ブログ!

日中働いて消耗している以上、

夜間や休日の創作活動は大きな事一つが限界、

という経験上の気付き。

 

 

平日から週末まで仕事の週7勤務になることが多いので、

たまの休みには、

前日に色々と創作活動のスケジュールを入れてしまいます。

 

仕事から帰宅後の夜間のスケジュールについても同様。

 

例えば、先日日曜日の、前日作成スケジュール。

○ 勤務先企業製作ホラー映画のディレクターズ・カット版用デジタル修正作業。

○ アメブロ記事1件更新。

○ 独自ドメインホラー映画サイトの記事1件更新。

○ ホラー映画ファン向けの有益なツイート2件以上。

○ ホラー映画1本鑑賞。

○ BDレコーダーHDD内の録画データ整理。

○ 大量に溜まっている録画済みディスクの盤面印刷。

 

そして、創作作業ではないけど、日課の、

○ 筋トレ。

 

活動予定テンコ盛り。

 

で大概は、

筋トレは日課なので優先的に実施。

そしてツイート先ずは1件投稿。

あと、ブログかサイトの記事を1件書いたら・・・

もう時間切れ。

疲れて寝落ち。

そんなパターンですよ。

 

庭の除草作業とか洗車とか、

家の用事もこなしてますからね。

そのくらいが限界です。

 

で、

「予定の半分・・・どころか3分の1もこなせなかった・・・」

と落ち込み、

嫌な気分で翌朝を迎え、自己嫌悪と共に出勤するわけです。

 

 

でも良く考えてみれば、

仕事で疲れているのに、

身体しっかり鍛えて、

画像沢山用意してブログ記事アップして、

ツイートまでしてるんです。

十分じゃないですか。

 

ブログ更新とか、

映画のデジタル映像処理作業とか、

大きな仕事を一つこなしたら、

それで限界です。

あとは手を付ける程度で良い。

それで十分。

そう考えることにしました。

 

ブログ更新なら、タイトル決めて内容簡単にメモして下書き保存、とか。

映画鑑賞なら、5分の短編1本とか、予告編だけとか。

映画のデジタル映像処理作業なら、1フレーム(30分の1秒)だけ、とか。

そんな感じで、着手のみ。

 

私のタスク処理はこの程度が限界。

 

大きな仕事一つこなしたら、

あとはさわりだけでOKの着手主義。

当面、これで行ってみます。

 

 

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以前、確実に持っていた「映画監督脳」を取り戻したい、

というお話。

 

 

最近珍妙な夢を見て、

昔映画監督脳を持っていた頃を思い出しました。

 

10代半ばからいつ頃までだっただろう?

頭の中は常時、映画製作のことで一杯でした。

 

昔見た夢。

私が良くロケに使っていた、

出身大学の中庭。

そこで何か面倒な事件があり、

解決したようでした。

すると視点が全体を見渡せる俯瞰の画になり、

曲が流れ始め、

スタッフ・キャストのエンドロールが上がりました。

 

目が覚めて、思わず笑いましたね。

俺の夢、ラストにエンドロール付いてるじゃん。

 

実際若い頃は、

例えば電車に乗って、車窓からの景色を眺めていても、

先ずあそこのアップ。

そこからゾンビの群れが溢れ出して引きの画へ。

・・・みたいな感じで、

気付けばカット割りを決め始めてましたね。

 

 

で、昨晩。

パソコン作業中、

疲れてしまって床で横になりました。

床で寝れば、寝心地悪いので、

朝まで眠ることなく、身体が痛くなり短時間で起きられるので。

 

そして夢の中。

寝心地悪く苦しくなったのか。

これ夢かな?と気付き始めたところで、

「はい、OKでーす」

とスタッフの声がかかりました、

続いて、

「撮影の〇〇君、今日で最後でーす」

との声が。

「どのくらいやってましたっけ?」

とカメラに向かって聞くと、

「4年半です」

との答え。

 

そこで目覚め、

「俺の夢、カメラマンいるじゃん」

「しかも4年半も担当してたらしいし」

 

バカらしくて笑いましたが、

 

待てよ、

これ、

昔、エンドロールが上がったのと、ちょっと違うな、

と気付きました。

 

エンドロールの方は、

画割もしっかり出来ていて、

完成した映画でした。

 

でも今回のはテレビ番組な感じですよね。

少なくとも4年半以上は続いてたみたいだし。

長寿番組じゃん。

 

これはいかん、

と思いましたね。

 

私の頭は今、

若い頃と違い、

デフォルトで映画製作モードになってない!

 

映像=テレビで垂れ流されてるバラエティ番組、

になってないか?

 

週7日も映画無関係な仕事にエネルギーを使い続けてきた弊害ですな。

帰ってもボーッとテレビ見ながら食事して寝るだけで、

映画なんて殆ど観られてない。

 

これはヤバいです。

映画監督脳を取り戻さないと!

 

今日からもっと映画を観て、

映画を撮らないと。

 

なので会社はもう少しお給料ください。

週末くらいは休んで映画観たい。

来週からまた当面週7日勤務。

 

 

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40年以上前に手作りしたベータの偽ビデオソフトを披露。

↓これ。

 

ビデオデッキが贅沢品で、まだほとんど普及していなかった頃。

ビデオソフトは大変高価で作品数も全然出ていなかったため、 

映画のコレクションと言えばテレビ録画でした。

高価な生テープに好きな作品を厳選して録画。

 

そんな大事なテレビ録画テープを、

こんな感じにデコってズラリと書棚に並べてました。

 

当時はパソコンも無く、手書きタイトルが一般的だった時代。

私は映画雑誌などの印刷物を切り抜いて貼り付ける方法を思い付きました。

 

この画像だと、

「サスペリア」と「ザ・フォッグ」は映画誌を、

「ゾンビ」と「サスペリアPART2」はチラシを切り貼りしました。

 

今なら、

映画誌やチラシをダメにするのは勿体ないんじゃない?

という気もしますが、

当時はテレビ録画テープの方が遥かに貴重だったんですよ。

映画を丸ごと手元に保存出来る、って、

本当に夢のような凄いことだったんです。

まさにお宝。

 

ビデオデッキの修理で呼んだ近所の電気屋さんがこのコレクションを見て、

「随分買いましたね!高かったでしょ!」

と、正規品ビデオソフトと勘違いして驚いてましたね。

 

そんなこの偽ビデオソフト、

今ではDVDやブルーレイでも所有しているタイトルばかりですが、

とても捨てる気にはなれませんね。

 

 

 

 

 
 

 

 

 

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ダリオ・アルジェント監督「シャドー」の脳天カチ割りシーン。

 

 

斧が力強く刺さるその瞬間をモロ見せてくれます。

劇中の重要な見せ場です。

 

一瞬なので、

初見時は精巧なダミーヘッドに斧を突き立てたのかと思いました。 

 

その後ビデオで再見し、

凄い仕掛けを使わなくても、

衝撃的な描写を演出することは可能であることを学びました。

皆さんお気付きでしょうが、

方法は安全なダミー凶器と映像の逆転です。

 

頭の形に合わせてくり抜いた安全な凶器を、

役者さんに装着。

それを勢い良く引っこ抜いた映像を逆転しただけです。

役者さんは刺さった後の表情から始め、

抜いた瞬間に表情も逆転演技。

 

フィルム撮りだと、

早く動く物はブレて写るので、

刃の凹みも分かりません。

 

思い切り役者さんの頭に叩き付けて正転でも良いけど、

痛くて危ないし、

一発で良い位置に凹みがハマるとは限らないですからね。

 

この安全な凶器を、

フレキシブル・プロップと言います。

まあ、英語にしただけですが。

 

「ゾンビ」や「13日の金曜日」の特殊メイクマン、

トム・サヴィーニが好んで使った手法。

 

「13日の金曜日 完結編」に、

同じ方法で撮った画が複数あります。

 

次のカットで、この刃の裏側に這わせたチューブから血を流すと、

物凄くリアルな残酷描写の出来上がりです。

 

 

まあ、正直言うと、

ダミーヘッドに実際に刃を叩き込む方法と比べると、

若干、サクッと軽めに刃が入る印象はあります。

 

そこはザクッ!と重厚な効果音でフォローですね。

 

 

 

 

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昔の紙物コレクションを紹介。

映画雑誌からの切り抜きホラー映画放映告知ページ。

 

「テレビでやるんだ!」とワクワクした放映予定告知ページ。

 

まだ家庭用ビデオデッキすら満足に普及してなかった頃。

もちろんインターネットも無く、

映画情報の入手はテレビ、雑誌などアナログ媒体から。

 

洋画雑誌「ロードショー」と「スクリーン」は毎月必ず購入してました。

 

基本、ホラー映画の情報目当てなので、

関連ページは何でも切り抜いて保存。

 

こんなページまでファイリングしてましたよ。

 

TBS、月曜ロードショーの放映告知ページ。

「エクソシスト」

「オーメン」

「オーメン2ダミアン」

 

ある種のホラー映画が、

「オカルト映画」

と呼ばれて人気だった頃の名作。

 

基本、名画座にかかるのを待って出向くしか観る方法が無かった時代、

テレビ放映もイベントでした。

 

そんな時代の空気感を伝えてくれる貴重な資料なのでは?

 

こんな物でも丁寧に切り外して大事に保管して喜んでた頃、

ちょっと懐かしいです。

 

今、ネットにテレビ放映の告知ページがあっても、

保存しようなんて思わないですからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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DVDもビデオも無かった頃の映画鑑賞のお話。

 

 

昔劇場で購入したホラー映画のパンフレット、

2冊ずつあるタイトルがいくつか。

 

 

「ゾンビ」

「サンゲリア」

「地獄の謝肉祭」

 

まだホームビデオが普及していなかった頃、

映画鑑賞は映画館かテレビ。

 

中でもホラー映画はテレビでは執拗にカットされてたので、

やはり劇場へ観に行くのが王道でした。

 

入場したら、先ずパンフレットを買い、

ロビーで読みながら本編への楽しみを増幅させて待つ。

 

場内へ入り着席後も、

消灯までパンフレットをめくりワクワクして過ごす。

 

パンフレットって映画鑑賞の楽しみの一つでした。

 

で、

気に入った作品は、ビデオなんて出ないから、

公開終了後も名画座まで追いかけて再鑑賞。

 

すると、また買いたくなっちゃうんですよね。

パンフレット。

映画館のルーティーンに組み込まれてるので。

 

「ゾンビ」なんてロードショーから名画座まで十数回通いまいしたからね。

 

で、キリが無いので、

「2冊まで」 

をルール化しました。

 

そんな大昔の思い出。

 

今は劇場パスしてブルーレイ化を待ったりしますからね。

時代は変わりました。

 

 

 

 

 

 

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最近のツイートから(意地でもポストとは言わない派)。

昔、ホラー映画の新聞広告を切り抜いてフィリングするのが好きでした。

コレクションの一部を紹介。

 

こちらは通常の映画チラシファイル「ゾンビ」と「サンゲリア」。

 

昔々、金曜日の新聞夕刊には、

映画広告が沢山出たので毎週楽しみでした。

A4クリアファイルに入るサイズのホラー映画広告を発見すると、

「やった!」 となりましたね。

 切り抜いて映画チラシみたいにファイリングしてコレクション出来るので。

 

「地獄のモーテル」「血のバレンタイン」

 

「13日の金曜日 PART2」「殺人魚 フライングキラー」

 

↑この2枚はほぼ同じサイズなので見開きに並べてファイリング。

映画チラシ感覚で整理しやすいこの手頃なサイズ感が良いんですよね。

 

このコレクション、中学生の頃から始めたんですが、

お金かからないし、楽しいし、コスパの良い趣味でした。

 

今は紙の新聞自体オワコンですが、

こんなお宝が毎週自宅に届けられた時代もあったんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「デビルマン」「バイオレンスジャック」の永井豪原案、

「女体銃 ガン・ウーマン」「KARATE KILL カラテ・キル」の光武蔵人監督、

SF・セクシー・ヒーロー・エンターテインメント、

「唐獅子仮面 LION-GIRL」。

・・・を劇場で鑑賞した感想です。

 

 

舞台はバイオレンスジャックの世界を思わせる、

文明が崩壊し荒野と化した日本。

凶暴なミュータントが跋扈し、

野蛮な新政府が圧政を敷く世界で怯えて暮らす生存者たち。

そんな地獄の中、

正義を貫くために戦う強く美しいヒロインのお話。

 

可愛くセクシーなヒロインの名は「緋色牡丹」。

「緋色組」なるヤクザの組長の娘。

緋色→ヒーローって言ってますな。

マンガかよ!

と言いたくなりますが、

永井豪先生だからマンガで良いのですよ。

 

昔の記憶の中のヒーローもののよう。

確かに永井豪原案。

派手なコスチュームに身を包んだ可愛いヒロインが決めポーズ連発!

「バイオレンスジャック」な残酷世界に、

「けっこう仮面」のようなセクシー・ヒロイン。

 

あらゆる要素がサービス過剰な中、

分かりやすい善と悪の戦いをたっぷり2時間楽しめましたな。

 

陽性な作品ではありますが、

ふと近年世界を覆う絶望感、終末感が見え隠れするんですよね。

その辺り、明るいトーンの中にも、

光武監督のダークな視点が潜んでいるようです。


余談ですが・・・

現実世界に起こり得るリアルな理不尽や残酷を映画で体験するのが、実は苦手な私。

そんな私にとって、

光武監督作品(主に復讐劇)は過激で楽しく、

最後スッキリ出来るので好きですが、

前半には耐える時間が少なからず存在します。

 

気付けば本作にはそれがありませんでしたね。

極限世界での理不尽は多々描かれるんですが、

冒頭の永井先生の直筆画で劇画の世界に誘われたまま、

最後まで没入して鑑賞してました。

2時間超、長く感じませんでしたね。

 

我が家の光武監督作品。一番好きな作品は「サムライ・アベンジャー」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年にリマスターされ高画質で再公開された、

黒沢清監督、初期の殺人鬼もの16ミリ映画。

 

「地獄の警備員」

1992年の作品。97分。

 

バブル期、商社の社屋ビル内で、

殺人で逮捕歴のある元力士の警備員が、

静かで不気味な殺人を繰り返すスラッシャー。

新人の女子社員が他の社員数人と共に、

真夜中のビル内で狂った警備員と対決する。

 

久野真紀子演じるヒロイン、気が強めのOLさんが可愛い。

 

無表情で容赦無く人を殺す、松重豊演じる怪力の警備員の不気味さ、

これに尽きる作品。

 

大手企業の立派な社屋高層ビルが舞台なのに、

バックヤードに地下室や配電盤室等、暗く寂れた空間が広がる。

そこに人知れず死体が放置されている異様さが良いです。

都会の死角。

 

当時流行りの特殊メイクによる派手な殺人描写などはほぼ無し。

 

元力士の大男が、

有無を言わさぬ怪力で、人を殴り殺す、捻り殺す。

表情一つ変えずに。

 

それが異様で怖い。

この作品には派手で残酷な直接描写など必要無い、

とまでは言わないけど、

無くても今ある画だけで十分恐怖の醸造に成功している!

黒沢監督、流石の演出力!

 

全編覆う異様な空気感。

当時流行りのスプラッター的な派手さは無いけど、

とても味わい深い殺人鬼映画です。

 

溢れ出す血だけで十分衝撃的だった殺人描写。

 

あとついでに、絵画取引きの部署が舞台なので、

バブルの頃の企業の景気良い感じが懐かしい。

シャガール八十億なら安い、

とか、

三千万円以下の手頃な絵画を集めろとか、

今じゃ考えられないバブリーな商談が飛び交います。

当時これが普通だったんだから今の日本はほんとに没落したなあ。

 

松重さんはこれが映画デビュー。

あの顔、あの感じは善人にも悪人にも見えて面白い。

 

他、長谷川初範、大杉漣、諏訪太郎、内藤剛志ら、

今見ると超豪華キャスト。

その後の日本映画界を支える俳優陣が皆若々しいです。

 

 

 

 

 

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大昔、十代の頃に情熱と勢いだけで作ったホラー映画の一部を公開。

 

その作品「13日の金曜日の仏滅」演出中。多分同じ日に撮影。

 

最近ツイッターに昔撮った自主映画の一部を晒したら、

割と多くの反響をいただいたのでこちらアメブロにも載せときます。

 

YouTubeの深沢真一チャンネル、ZOMBIE THETATERにアップしました。

閲覧注意!想像を絶するチープさです。

これ!

「13日の金曜日の仏滅」切り抜き。眼球シーン。

 

 

この作品を撮った頃の私は、

「面白くて、凄いホラー映画を作りたい!」

そんな情熱に溢れていたものの、

若気の至りで色々甘く見てまして。

 

このシーンを撮影した当日も、

「今日は目玉を抉り取る凄いシーンを撮るよ!」

と勢いだけでスタッフ・キャスト(全員十代)を引き連れ現場へ入ったものの、

肝心の眼球抉り取り特撮用に用意した物は、

紙粘土と水彩絵の具だけ。

 

現場で目の周り付近のダミーをチャチャっと作り、

眼球も作って指で抉り取る直接描写をやろうとしましたが、

上手く出来るはずも無く・・・

 

あれ?あれ?出来ないなあ・・・

と、結局ご覧の通り、

何とか目玉と傷口だけ簡単に作り、

抉る瞬間はオフスクリーン処理(カメラのフレーム外で事が起こる)となりました。

 

残酷描写としてはとてもチャチな仕上がりになりましたが、

それでも今見ると、若い力と勢いを感じます。

思えばあの頃は、

下手でも夢を抱き、日々情熱を持って生きていたなあ。

 

とにかく初めてしまえ!

という無知ゆえの行動力がありました。

 

予算が無い、時間が無い、人手が無い、とか、

しっかり準備を整えてちゃんとやらなきゃ、とか、

色々考えちゃって停滞している今の自分への良い戒めとなりました。

 

 

 

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