月組(銀河劇場)
銀河劇場で貼られてるポスターを見て気になり観に行った公演。
銀河劇場で宝塚が公演するのは初めて。
ちゃんと公演ドリンクも作られていたよ!
ただ、いつもの出演者が好きなもので作るパターンとは異なり、作品と組のイメージで作ったものだったけど。
ちゃんと、ノンアルバージョンもあり。
モンチーとけんちゃんはまだこのときは公演の衣装着てなかったからか、奥のほうに新撰組のかっこうのままいたよ~
「モンチー撮っていいですか?」とお聞きしたら、お姉さんが代わりに撮ってくれたよ!
ありがとうございます♪いつもは恥ずかしくて話しかけれないけど、いつもと客層違うから声かけれた(/ω\)
ストーリー的に好きだろうとは予想できたけど、すっごいいい作品だった!!
今までみた宝塚作品の中で一番好き!
短い公演期間だったけど、運よく2公演見れて本当に良かった。
それと、月組さんで気になる人できたのも良かった♪
ストーリーはもちろん音楽と演出もいいし、出演者も良かった。
こんなに演技が上手な人が揃っている組だって知らなかった。
内容は切なすぎるんだけど、最後に救いがあり観劇終わりがしんみりしない。
誰も報われない話ではあるんだけどね。。。
衣通姫が育ててくれた母、大中津姫に別れを告げ去っていく時に泣いてて、衣通姫が去って行ったあとに母姫も泣いていた。
一度、衣通姫が振り返り名残惜しそうに去っていく。
血は繋がっていなくても、本当に愛していたんだろうな。
どんな出自かもわかっていて。
木梨軽皇子や穴穂皇子が不器用な面があるのは母譲りな気がしてきた。
穴穂皇子が死にゆく兄皇子を見届けるときに、すーっと涙が流れていた。
たまたまそのタイミングで木梨軽皇子が「穴穂よ、泣くでない」というから哀しすぎて涙が止まらなかった、、、
「泣いてなどおりませぬ」と返す穴穂。
兄皇子のことを一番好きな穴穂、こんな結末は望んでいなかっただろうけど兄の想いを受け止めて決断したんだと思う。
穴穂は大切な人をすべて失い、どんな風にこの先を歩んでいったんだろう?
私は、脇役を気にする傾向があるのが今回でもよくわかった。
一度目は、メインの木梨軽皇子に感情移入していたけど、ラストの穴穂皇子が切なすぎて、本当はこんなことになりたくなかったのがよーくわかって。
月雲のことを考えると、穴穂の心情はどうだったんだろうと考えることが多い。
もっとたくさん見たかったな。
今回気になった方は、末の皇子を演じてた朝美絢さん!
一幕での少年らしいかわいさと二幕での立派に成人した青年の演じ分け、ツキグモのときのかっこいいダンスも良かった(≧ω≦)
今までみた公演にも出てるのかな?と調べてみたけど、ルパンしか月組観てなかったから、まったく記憶がない。
このときはメインしか見れてなかったし(・・;)
最近やっと宝塚でも、周りの人たちを見る余裕ができた。
朝美さん、次の公演で観るのが楽しみ!!
*出演者*
木梨軽皇子:珠城りょう
衣通姫:咲妃みゆ
穴穂皇子:鳳月杏
身狭村主 青:夏美よう
蜻蛉:夏月都
大中津姫:琴音和葉
麻忍/キラン:白雪さち花
ヤシュ:貴千碧
物部大前宿禰:有瀬そう
ガウリ/鬼灯:咲希あかね
アミル/木梨軽皇子(少年):千海華蘭
物部小前宿禰:貴澄隼人
ポポ:星輝つばさ
境之黒日子皇子:星那由貴
橘大郎女:都月みあ
ルク:隼海惺
八瓜之白日子皇子:煌海ルイセ
パロ/撫子:晴音アキ
博徳:輝月ゆうま
大長谷皇子:朝美絢
小手毬/穴穂皇子(少年):楓ゆき
皐:早桃さつき
星比古:夢奈瑠音
女鹿:叶羽時
ザンド:蓮つかさ
酒見郎女:海乃美月
<公演概要>
天王洲 銀河劇場公演
公演期間:2013年12月17日(火)~12月24日(火)