今回は乳房のしこりについてお話しますね。

 

最近女性の間で最も心配されている中の1つが、「乳ガン」だそうです。アメリカでも同じく乳ガンを筆頭に、肺ガン、子宮ガン、皮膚ガンがだんとつに多いようです。

 

特に、乳房のしこりがなかなか消えず大きくなったりすると「”乳がん”でないかしら」と心配になります。

特に情報過多の今日は、インターネットやいろんな専門家の情報を心配で探り出し症状が似ているとどんどんその心配が増していっているようです。

 

”良性”のしこりは、ライフスタイルを改善・調整して、ちょっとした自然家庭療法を気楽に取り入れ、しこりを忘れて逆に新しいことに楽しむつもりで、毎日興味を持ちながら、「良いきっかけ」と思いケアし続けると、必ずと言っていいほど治る方向に体がスイッチオンしてしまうものです。

 

良性のしこりは、「乳腺線維腺腫」と「乳腺症」に大きく分かれます。前者は、しこりは柔らかくてなんかクリクリしているようでとてもなめらかです。触ると動くこともあり、

小指の先くらいのサイズからゴルフボールくらいまで様々です。痛みとか乳頭の変化、変に膨れ上がってもいません。圧倒的に10〜30代の女性によく起こっています。

 

後者の場合は、更年期前後の女性にとても多く起こっています。しこりもあまり硬くないし、痛みもありません。ほとんどの人が左右乳房にできる場合が多いようです。

ただし月経前には、少し痛んだり乳頭から透明や茶褐色の分泌物が出ることもあります。いずれもあまりイライラするようでしたら、手術でそこだけ取っている方もいますが、大きな問題にはなりません。でも私はお勧めしません。何故ならば本当に原因を見極め解決せず手術するわけですから、表面的な解決とも言えますよね。それに多くの人が同じ所に、前以上のサイズのしこりができてしまうのが多いようです。

 

おすすめの漢方でいうと、「桂枝茯苓丸」が良い効果がありますね。もっと安心なのは、大腸の改善と治癒そして洗浄をなさると小腸が強くなり細胞内のミトコンドリアが何倍も元気になりますので、知らないうちにしこりがなくなっているというのが現実です。

 

しかし、しこりが悪性ですとちょっと違います。

 

自然療法では”乳癌”や”乳岩”と呼ばれ、最近は男性にも同じようなことが起こり、私のオフィスでも、今まで男性の乳ガンと宣告された方が10人ほどおいでになっていますが、幸いなことに今のところ自然療法で治っております。

 

乳ガンは、なんと言ってもストレスや心労が積み重なり、脾臓や腎臓に超負担がかかって傷つけてしまい、その悩みや憤りが肝臓を傷つけて血液が乾き、バランスを失い、乳中の気の流れや血液の流れが滞ってしまうために起こると思いま

す。

最初は胸に小さな酸化・炎症した老廃物のかたまり「核」ができて、徐々に大きくなっていきます。熱感や痛み、赤みもなく柔らかいと思います。でもコシがありますね。悪化するとしこりが動かなくなり乳頭が陥没したり、皮膚がえくぼができたようになり、つれてきたりします。

さらに少し盛り上がりも感じるようになると思います。そんな時は、私のアドバイスですがドクダミの生葉を20枚くらいを潰して、そのドロドロになったものを1センチくらいの厚さで胸の患部に貼ってください。1枚のドクダミの生葉でカバーして、ガーゼやタオルなどでしっかりカバーしてお休みください。ガーゼは、相田さんの「TAKEFU」の竹布ガーゼをお使いになることをお勧めします。液がにじみ出るのを防ぐために、サランラップなどで巻いている人もいますね。同時に、ドクダミの生葉を濃いめに煎じ出して、朝晩お茶のみ茶碗に1杯ずつ飲むともっと良いと思います。またビワの生葉をツルツル(表面)を患部に当て、手ぬぐいをかけて熱したこんにゃくをタオルに巻いて、ビワの葉の上に当てていただくと、より一層効果が出てきますね(こんにゃく湿布と呼ばれるものです)。

ゴム手袋をするなり、火傷をしないでくださいね。ただしその前に生姜湿布をなさってから行うと、さらに良い効果が期待できます。

 

さらに私の勧めるものとして、乳房の痛みや腫れの所に、あんずの種(漢方では「杏仁(きょうにん)」と呼びます)をすり鉢ですりつぶして、ドクダミと同じようなやり方で患部に貼ってください。同じように効果がありますよ。アメリカでは、スモモの果実を潰して幹部に貼っている人が多いですが、これも効果が高いですよ。

さらに私は消炎作用の強い、ホウキグサ(漢方では「地膚子(じふし)」と呼びます)を使います。黒くなるまで炒ってください。それに少々の酢でといて貼ってもらっていますが、効果抜群です。

 

それから普段からお勧めしているのが、肩甲骨沿いをマッサージするととても良いですよ。またその肩甲骨沿いにあるツボ「膏盲穴」も効果があります。

もう1つは、肩甲骨の真ん中にある「天宗(てんそう)」というツボですが、ここもとても良いですね。自分では押しにくいと思いますので、テニスボールやワイン瓶などを床に置いて肩甲骨を乗せる形で、安全に注意してゴロゴロ動かすこともできますよね。

 

最後にとても重要なことですが、女性の胸は”愛の園”といいます。ミリオンという愛の種が秘められています。ですから、毎日ケアしていただけたら問題なんか起きにくいですよ。

 

私がお教えしている方法は、胸をあけて両手をよーくこすり合わせます。そうして両胸を下から上に撫で上げるように持ち上げ、「ありがとう」と言いながら中の具合を感じるようにしましょう。

 

多分あったかい愛を感じると思います。

でも胸を絶対下げてはダメですよ。

 

その次に、両胸のサイドから胸を真ん中に寄せてください。そして両胸をそれぞれの手でカバーしたら右回りに7回と、左まわりに7回を回してください。

しこりとか変な感じがないかを感じ取ってくださいね。

何にもないはずですから、一旦手を離してもう一度擦り合わせ、手があったかくなったなと思ったら両胸全体をカバーして目をつぶって胸の中にすむ愛の種さんたちに”ありがとう”と言ってくださいね。

もし”愛してるよ”と言ったならば効果満点、その種がニコニコルンルン育ち、愛のお庭としていつまでも美しい花を咲かし続けるでしょう。その都度とても良い気持ちだったら、あなたには宇宙の恵みが届いていますよ。

 

with Love, Appreciation and Respect Ken Kobayashi