深江橋の着付け・和裁教室 広報をしている麻衣子です
前回の和裁辞典から約1年開いてしまいました
そんな前に書いた「指貫(ゆびぬき)の使い方と針の持ち方」
の記事をよく読んでいただいているようで。
検索ワードにも「指貫 使い方」などが出てきております。
浴衣の時期だから、和裁する方が増えるんですかね~
ということで、約1年ぶりの『和裁辞典』 第五回は
かけはりの使い方 です。
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和裁辞典の過去の記事はこちら
運針ってなんですか?
きせってなんですか?
「くけ」ってなんですか?
指貫(ゆびぬき)の使い方と針の持ち方
かけはりの使い方(この記事)
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かけはりは、「くけ」をする時に反物を挟んで
ピンと張りながら縫うための道具です
こんな感じ。(私は左利きなので、左右逆です。)
台に固定する部分が「くけ台」、緑の紐の先についている
反物を挟んでいるものが「かけはり」です。
これは机に固定するタイプのくけ台。
座布団の下に敷いて使うタイプのくけ台もあります。
それほど高いものではありませんが、
「かけはり」がなければ、洗濯ばさみに紐をつけて、
「くけ台」がなければ、テーブルの足などに固定すれば代用できます。
私は以前、自作のしょぼい台「くけたろう君」を使用していました
(反物の真ん中に入ってる芯をリモコンラックに刺しただけw)
へらを使わず長い距離に反物に印を付けたい時、
かけはりに挟んで、指の腹で折って印をつける
という方法を使うこともあります
和裁のレッスン用に、くけ台とかけはりを用意し、
広げるとどーんと大きくなる机も教室に入りました
今年こそ、旦那さんの浴衣を縫い上げたい・・・
予告
『和裁辞典』 第六回は
着物の寸法*鯨尺について です