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アリキ/作
「おじいちゃんと いっしょに」
こちらは絵本です。
おじいちゃんと孫娘のあたたかい日々が綴られています。
心から孫娘を愛するおじいちゃん。
やがて、年を取り動けなくなります。
孫娘は幼い頃自分がおじいちゃんにしてもらったように、お世話をします。
そんなお話です。
私は1年前の6月に大好きだった祖父を亡くしました。
共働きの両親に代わって、生後2ヶ月から毎日面倒を見てくれました。
この絵本の孫娘は、動けなくなったおじいちゃんのお世話をしてお別れの時を迎えます。
でも、私は何も返してあげることは出来ませんでした。
もうすぐ一周忌の法要なのに、参加することが出来ません。
お墓参りも今年は一度もしていません。
何もしてあげられなかったことを思い出しては後悔しています。
大切な人を大切にしていきたいです。
「ホスピめし」
こちらは全3巻のコミックスです。
総合病院の栄養科に勤める管理栄養士の麦子。
病棟専任として、医療スタッフや主治医と連携を取りながら入院患者の栄養をサポートするNST(栄養サポートチーム)に所属する。
1話完結型です。
患者さんのために奔走する麦子と、患者さんとその家族のエピソードにあたたかい気持ちになって毎回涙腺が緩みます…。
入院中のご飯は、患者さんにとって何よりの楽しみだと思います。
でも、好き嫌いはあるし慣れた家庭の味付けと違うし…と入院が長引くほどにいろいろな不満が出てきてしまうんだろうな。
入院を控えているので、病院食やスタッフ側のことを少しでも知りたくて手に取りました。
宮崎駿/作
「風の谷のナウシカ」
説明不要のジブリの名作ですね。
原作コミックはA4サイズ、全7巻です。
映画は原作の2巻までの内容だったようです。つまり、まだまだ序章…
映画のナウシカは善を体現するかのようなキャラクターですが、原作ではもっと人間くさくて心の葛藤や闇も描かれています。
読み進めるのが重くて重くて。
読み終わっても重くて。
伝えたいことは全て映画に凝縮されているんじゃないかなーと言うのが私の感想です(^^;)残虐なシーンやあまり使われていない言葉もところどころにろ…
ゆっくりじっくり時間のある時などにどうぞ。