近年、日本の子供の学力低下を指摘する声がよく聞かれる。


私は
「日教組」の存在が大きいと考えている。


今回は
戦後の日本の教育と「日教組」について取り上げてみたいと思う。



日教組とはいったい何か。


日教組とは 正式名を「日本教職員組合」といい、

大東亜戦争後に米国の占領軍「GHQ」の指示の元に1945年に結成した組織である。

GHQは敗戦した日本に対し「War Guilt Information Program(戦争犯罪意識を植えつける洗脳計画)」を計画する。

それは「戦前の日本は卑劣な侵略国家であり、米軍は軍国主義者の抑圧から日本国民を解放した救済者」だとし、

「先の戦争に対する罪悪感」を徹底的に教え込む「自虐史観教育」を行い、自虐史観が日本人の心に植えつけられることを目的としたGHQの「洗脳計画」であった。



「日本が二度とアメリカに牙を剥かないよう その牙を抜いてしまうこと」が目的であったのだ。


そのアメリカの洗脳計画を忠実に行ったのが
「日教組」である。


7年間の米軍による日本統治下時代が終了した後にも引き続き「日教組」は残り、

反日的な教育を現在に至るまで継続
させている。


いったい
「日教組」は日本国民に対してどんな「反日的教育」を行ってきたのか。



元鎌倉市議・立て直そう日本・女性塾幹事長伊藤玲子氏が次のように述べられている。


日教組運動の本質は何か。

それはコミンテルン指導下に天皇を否定し、反米・親ソ中を路線とする運動です。

デュウイの教育思想、フランクフルト学派の路線、教育を荒廃に導く方針です。

【日教組 運動方針の特徴】

■国旗・国家・道徳教育反対
■歴史・伝統・文化を破壊し日本国家解体をめざす
■教え子を再び戦場に送るなをスローガンに護憲・反安保・反自衛隊の立場をとる。
■子供の権利条約について参政権と納税の義務以外は成人に関する憲法の規定通りと主張する
■近代・現代史のみならず、天皇を中心とする我が国の歴史を全面否定する
■東京裁判史観に立つ
■ジェンダーフリー教育
■男女共同参画社会基本法に便乗した方針
■男女混合名簿
■過激な性教育の実践
■体育・家庭科男女共催
■選択的夫婦別姓推進

など、いまもなお学校現場で実践されています。

戦後、日教組教育によって国民に国家という意識が希薄になっています。

どんなに貧しい国でも、その国民は誇りを持って、はりねずみのようになって自分の国を守っているのです。

「国家を支えているのは国民である」という国民の自覚が必要で、

国家観を国民ひとりひとりがしっかりと持つことです。

いま必要なことは国土と国民の生命財産を守るための安全保障、つまり「国防」と「自主憲法制定」と「教育」

この三本柱を中心に、はやく取り組まなければならない。


             2010年4月30日 伊藤玲子




ところで、どこかの掲示板でこのような書き込み ↓ があった。

私には中学2年生の息子がいますが、その息子が最近学校で「人権学習」というものに取り組みました。
ところが息子が帰ってきて私に見せてくれたものは、これのどこが人権学習なんだとしか思えないようなものでした。

数枚のプリントにはその昔、日本がどれだけ朝鮮半島の主権を侵害し、
半島の人間が日韓併合下において、また、終戦後に在日となってからもどれだけひどい差別を受けてきたかという事が まさにゆがめられた歴史認識をもとに書かれていました。
何度読み返してもこれは韓国の中学で作成されたものかと思うような、 日本の教師が愛すべき我が生徒達に対して作ったものとは思えないようなひどい代物でした。

2日間にわけて行われたその学習の2日目は また新たなプリントが配られ、
そこには、一日目の学習のとおり、
日本によって一方的に主権を侵害され、 強制連行によって無理やり連れてこられ、
戦後も祖国に帰る事ができずやむなく日本で暮らさざるを得なくなった在日が、戦後、地道な努力によってさまざまな権利を回復してきた。
しかし、いまだに外国人登録証の携帯を求められ、さらに日本に暮らしながら日本においての 「参政権がない」と締めくくったのちに、
「これらの事をふまえて外国人と共に生きるという事について作文を書きなさい」と言うものでした。
これは純真な子供たちに対する洗脳教育です。
明らかに日本国の憲法に違反する売国法案、「外国人参政権」をかわいそうな在日外国人にあげる事がいい事なんだと、一方的な見地からの歴史観をすり込んだ上で結論を誘導するものです。

日本の中学校ではこのような洗脳教育が 「人権学習」の名のもとに堂々と行われているのです。
このような事を放置する訳にはいきません。
子供たちはあの与えられたとんでもない教材をもとに しらずしらずの間に「自虐史観」をうえつけられているのです。

「日本は朝鮮半島の人たちに対して悪い事をしたと思います。
今も自分の国に帰れずに日本にいるのに日本での参政権がないのは差別だと思います。
在日外国人にも参政権を与えるべきだと思います」
   ↑
(ほとんどの子供たちがそう書いたであろう事は容易に想像できます)

と作文を書かされたまま、放置されています。
私はたまたま息子から話を聞いてこの事をしる事ができましたが、
(日ごろから歴史の問題については子供に話してきたので子供も教えてくれたのだと思います)
多分、ほとんどの親御さんが我が子がこのような授業を受けている事をご存じないと言う事実。
(残念ながら他の親御さんからは全く抗議などは無かったそうです)

子供たちに事実ではない歴史を、歴史の授業以外の時間を使ってさらにすり込み
「日本はこんなに悪い国なんだよ」と強く自虐史観を植え付けた事
そして外国人参政権・・・反日感情を強く抱く外国人に対しても日本の政治に口出しさせる権利を与える事が国益に反するものであるということも教えず、
ゆがんだ歴史観をもとにした一方的見地から 外国人に参政権を与える事は「優しくていい事」なんだと子供に誘導した事について
子供たちと、父兄に対して説明と謝罪があってしかるべきだと思いました。



正しい歴史を教えることなく、こんな自虐的な教育が現在の教育現場おいて行われているのだ!


また毎年 韓国へ修学旅行に行き 生徒に土下座させるという学校がある。

広島県立の高校で、日教組の教員の指導のもとに韓国の独立運動記念公園で生徒に「日帝侵略と植民地蛮行を謝罪する文章」を朗読させ、
さらに居並ぶ韓国人に向かって膝をつかせて謝罪させています。
その高校の校長は連日連夜、国旗掲揚・国歌斉唱の中止を求める日教組や部落解放同盟などとの交渉に追われ、心労から自殺してしまいました。(1999年産經新聞)




この高校 ↑ の教師たちは修学旅行で生徒に韓国人に対し謝罪、しかも土下座を強要し、卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱を否定しているのだ。


日本の公立高校の教師が!だ。

国旗、国歌の否定も日教組の十八番(おはこ)だ。



なぜ日本人でありながら「日本の国旗、国家」を敬わないのかと不思議に思う。


南アフリカで行われたサッカーWカップでは、試合前にはどの国も国歌を斉唱する。


国歌斉唱時はあの騒がしいブブセラも吹かれることなく静寂な中で流されていた。


あれには感動した。


世界中のどの国の人々も、自国の そして他国の「国歌」を敬意を持って静聴するのである。


オリンピックなどの世界大会では優勝した選手が誇らしげに国旗をあおぎ、国歌を歌う。

フギュアスケートの浅田真央選手の国旗を背にしたウイニングランはすばらしかった!

国旗、国歌は国のシンボル
なのである。


なぜ日教組は自分の国の「国旗、国歌」をこれほどまでに忌み嫌い 否定するのか。

日教組の教師は 校長先生が自殺するほどまでに追い込んだのだ。



よく日教組の教師は「価値観の押しつけは良くない」と言うが、


生徒に謝罪を要求したり、国旗を掲げさせない、国歌を否定し歌わせないのも「価値観の押しつけ」でなないのか?



ところで明治23年に「教育勅語」というものが日本に発布されたことは ご存知であると思う。

【教育勅語の十二の徳目】

孝行 親に孝養をつくしましょう
友愛 兄弟・姉妹は仲良くしましょう
夫婦ノ和 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう
朋友ノ信 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう
謙遜 自分の言動をつつしみましょう
博愛 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう
修学習業 勉学に励み職業を身につけましょう
智能啓発 知識を養い才能を伸ばしましょう
徳器成就 人格の向上につとめましょう
公益世務 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう
遵法 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう
義勇 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう



日教組はこの「教育勅語」を全面的に否定したのである。

なぜ? 何か悪いことが書いてあるとでもいうのか?

「親、兄弟姉妹、友人を大切にし、夫婦仲良く、人に優しく、秩序を守り勤勉であれ」と書いてあることの何が悪いのだ?




そしてゆとり教育による学力の低下。

子供は勉強をするのが仕事ではないのか?

勉強をすることで多くの知識を身につけ、考える力を養うのではないのか?

受験地獄は子供にとってマイナスにしかならない、もっとゆとりを持った教育を!



こういったスローガンで始まったゆとり教育であったが。


ゆとり教育の結果、日本人の学力は著しく低下してしまった。



また、「日教組」は子供の権利条例で「ありのままでいる権利」というのを大事にしようと主張している。


例えば親が
『誰と遊びにいくの?』と聞いても、プライバシーを守る権利があるから親に言わなくてもいい。


ほかにも体力テストを受けない権利、つまらない授業を拒否する権利、夏休みの絵日記もプライバシー侵害にあたるから書く必要がないというものだ。


「正直・親切・勤勉・親孝行・チャレンジ精神」も「価値観の押し付け」になるからいけないのだそうだ。


そして驚くことに日教組にかかると
「早寝早起きは憲法違反」になるらしい。


早寝早起き朝ご飯はライフスタイルの押し付けになるから憲法違反にあたるのだそうだ。

民主党の影に日教組あり【早寝早起きは憲法違反?】山谷えり子氏インタビュー


何でもかんでも価値観の押しつけはいけない、押しつけは憲法違反って…。

これでは親は我が子の躾ができないではないか!

国旗、国歌を否定し、歪んだ歴史観を植え付けて 愛国心を日本人から奪い、

教育勅語を否定し、ゆとり教育で子供から勉強する権利を奪ってしまった日教組。

躾でさえ「価値観の押しつけ」と否定する。

親を友達のように考え、親としての尊厳が昔に比べてかなり少なくなったように感じる。

礼儀正しく、人にやさしく、高次元の国家観と正義感、道徳心を持っていた かつての日本人はどこにいってしまったのか…。




昭和33年には86%あった日教組の組織率は 年々減り続け、


2007年では28.3%、76単組、組合員数約29万人とかなり縮小している。


しかし、都道府県によって組織率に格差があり、


大阪府、山梨県、静岡県、愛知県、新潟県、福岡県、三重県、兵庫県、大分県、北海道などでは高い組織率を保っている。


43年ぶりに行われた全国学力試験では、
日教組の強い地域の学校の子供たちの学力は低い傾向であった。


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大阪の橋下知事は「大阪の子供たちに申し訳ない。子供がバカなんじゃない。教育が悪いんだ」と嘆いたそうだ。


今、教育が崩壊され、子供がその犠牲になっている。



  伊藤玲子氏「日教組に教育されている子供達の現状」(You Tube 8分14秒)



さて、そんな多くの問題がある「日教組」であるが。


実は政治と深い関わりがある。

民主党と日教組は強い関係で結ばれている
のだ。


その証拠に
日教組は民主党の強力な支持母体なのである。


もとは社会党(現 社民党)が支持母体であったが民主党の半数以上は元社会党出身である。


社会党が崩壊したから民主党に鞍替えしただけのことだ。



日教組は民主党というベールをかぶり 政界に潜り込んで活動をしているのだ。

日本国家解体をめざしている日教組と民主党が深い関わりがあることに、国民はあまりにも無関心ではあるまいか。

民主党政権が続くと 日教組の子供への反日教育は継続することを知っ欲しい!

将来の日本を担う我々の子供たちを守るためにも、

日教組出身の民主党議員を増やしてはならない。



山科県の選挙区で当選した輿石東氏は「日教組のドン」である。


残念なことに 今回の参議院選挙で当選してしまった。



日本の子供たちの将来を考えると、日教組の権力をこれ以上継続させてはならない。


まずは日教組とはいったい何か、どんな教育が教育の現場で行われているのかを知って欲しい。


都道府県、市町村で「日教組」の影響力には温度差があり、日教組の力がそれほど強くない学校もある。


しかし
影響力は弱くても、ゼロではないのだ!


現在の教育が継続すると子供から教育を奪う現状が続くことになってしまう。


子供さんをお持ちの方は ご自身の学区はどうなのかをしっかり把握しておく必要がある。


親に知らないところで
日教組の魔の手が子供に忍び寄っているかもしれないのだ。。。



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