三味線の構え方。 | 三味線で繋ぐ和〜日本の音を楽しもう〜

三味線で繋ぐ和〜日本の音を楽しもう〜

三味線教室みつ音
竹山流津軽三味線栄香会
高橋栄香


今日は
三味線の構え方(持ち方)をアドバイスしました。

もう数年されていて、
バチもきちんと握れていて、
三味線もちゃんと構えられている方が
さらによくなる為に。

わたしが始めた頃、
先輩に

『三味線って左手の糸を弾くのが
難しいって思ってるだろうけど、
大事なのは撥だよ。
撥の叩き方で10年かかる!』

と言われたことがありますが
本当にその通りで
撥で音が変わる、
撥でリズムが変わるんです。

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で、
撥でうまく叩くには、
三味線の構え方がとっても大事!


左手で竿を支えなくても、叩けるくらい
三味線を安定して持つことが出来れば、
はじめはグラグラで安定しないし、叩いた場所に糸はないし...なかなか大変なのです。
叩く時に力を入れられるし、
叩く場所も安定します。

そして、
糸に当てる撥の角度も変わるので、
音が変わります。

よい音を出すには
撥がとにかく大事なんですね。

今日はそのあたりを
白熱してお伝えしておりました^ ^

もともと、もう弾けている方なので
少し、三味線の構え方を変えるだけで
(しっかり構えられるようになるコツがあるんです)
叩き方が変わり
音も変わりましたよ。
さらによい音になりました^ ^

今年は
ますます上手になるだろうな~と
ウキウキ。
わたしの嬉しい瞬間です❤︎


栄香


高橋栄香津軽三味線教室