日本にはたくさんの資格があります。
資格にも種類があり、
国家資格や民間の資格
私の父は調理師免許を持ち
私の母は理容師免許を持っています。
どちらも国家資格ですね。
私の親が学生の頃
そう、30年前くらいは「資格」がすべてだった
のだと思います。
小さい頃からずっと母に
「手に職をつけた方がいいよ」
「何か資格を取った方がいいよ」
と言われてきました。
その時(20歳前後)私が持っている資格は
運転免許証くらい。
特に取りたい資格もなく、
でも、ずっと親にそう言われてきたので
いつしか「資格」を持ってない私は
「他の人よりダメな人」
と、どこかで思っていたのかもしれません。
***
私は中学生の頃から
「メイクアップアーティストになりたい!」
と夢がありました。
2011年、23歳の時に
専門学校に通える機会がおとずれました。
その時の選択肢が2つ
■メイクのみを習える学校
■美容師免許も取れる学校
本当ならば、
「メイクのみ」に通いたかった。
けど、
親からの「資格に対する教え」
が染み付いていたのと
学校を探している時に知った
「美容師免許」保有者の優遇
(美容師免許を持っていると、ハサミを使えるので、メイクだけより就職率の幅が広がる)
↑
誰かに聞いたわけではなく、ほとんどインターネットで見たメイクさんの記事などを鵜呑みに。
まぁ、ないよりはある方が絶対良い!
と思い国家資格の美容師免許も取れる学校を選択。
美容師免許を取得出来る学校は
通学ならば、すべて2年制と決まっています。
美容師の勉強の他に
・ネイル
・エステ
・英語
・メイク
なども行っている所でした。
やっと!やっっっっと!!
念願のメイクの道へ進める!
それに、憧れの渋谷!
(専門学校が渋谷にありました)
「楽しみすぎる!!!」
と、ワクワクしかなかったあの時。
入学してから7ヶ月、
私は退学しました。
原因はいくつか考えられます。
週5日の通学(茨城←→渋谷、約2時間の往復)
週末はバイト(アパート住まいで家賃を払う為)
朝5時に起きて
帰りは21時なんてザラ。
ウィッグやメイクボックス
毎日2泊3日の旅に行くような荷物
初めは凄く楽しくて
特にメイクの時間なんて、最高だった。
(あと英語の授業も❤︎)
今思う、退学した最大の原因は
【思いと行動が違ったこと】
【他人軸で生きたこと】
だと思います。
私はメイクアップアーティストになりたかった。
けど、私が通った学校は美容師メインの学校。(美容師免許を取得できるんだから当たり前なんだけど。笑)
確実にメイクの道に行きたかった私。
だからこそ、美容師取得の道を選んだ。
今思えば、美容師免許なんて後からいくらでも取れたのだけど。(通信もあるからね)
私の思いと、
親の資格の教え、
親のせいにしたくなるが、
決めたのは私。
紛れもなく私なのだ。
(最近聞いた話しでは、親が言ってることは20年遅れ。だから自分の直感を信じた方が良い。納得です!!)
でも、そこでの経験がのちに大きな経験を生み出してくれた。
■専門学校で出会った友人と
5泊7日のNY旅行
■学校でネイルの試験があったが、途中で辞めたので道具が残っていた。それを使い、昨年ネイル3級とネイル衛生管理士の資格を取得。
それからのご縁もかなり多い。
◯◯◯万円は戻ってきませんが
良い勉強と経験に。
どんな経験でも
後々何かに必ず繋がっていて
何事も無駄な経験なんてありません。
今は「資格」ではなく、
「実力」がモノを言う時代。
「資格」なんて
ただの飾りでしかなく、人はその人の「魅力」に惹かれて行く。
たとえば、
同じアイシングクッキーの資格を持っている人が目の前に2人いたとして
①キラキラした笑顔、内面から溢れ出る明るさで女性らしい先生
②口がへの字に曲がっていて、全体的にどよーんっとした雰囲気の先生
どちらから習いたいですか?
私は①番かなぁ^ ^
そんな先生になれるように
毎日を楽しみます♬
さて、明日5月23日(月)は
パワーアップしたおうちで作ろう♫アイシングクッキー講座を発表致します(*^^*)
お楽しみに❤︎