洗顔と皮脂膜 | 渋谷 エステサロン エルクレスト美通信 (BEAUTY BLOG)

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エステ激戦区の東京・渋谷でエンビロンとともに生きるエステサロン・エルクレストのスタッフによる、月替わりでのその季節にぴったりのお手入れ方法をお届けします。



美顔本館 カウンセラー   
佐和田 典子


よく、お客様とお話しているときにしらなかった!
とびっくりされるのが、洗顔のお話です。

今回は洗顔と、大事な皮脂膜についてお伝えできたら。。と、思います。


皮脂と聞いたら何を連想しますか?
ニキビができやすい。メイクが崩れやすい。など、マイナスなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?


ニキビができやすい肌質である昔の私もこの皮脂が大嫌いで、過剰な洗顔をしたり、浮いてきたらオフしたりと皮脂を取り除く事ばかりしてきました。


しかし、それでは何故皮脂が作られるのか?
ニキビを作るためでも、メイクを崩すためでもありません。

本来皮脂は、肌に必要な成分だから分泌されているのです。

洗顔できゅっきゅとなる位、しっかり洗顔をされていませんか?

朝晩しっかり洗顔フォームで洗っている方。

40度前後のお湯で洗顔される方。

このどれもが過剰すぎる洗顔で、逆にお肌を自分の手で痛みつけてしまっています。

美肌に必要なのは、皮脂とうまく付き合っていく事なのです。

普段、お肌の健康を守る為に必要なものの一つが、皮脂膜です。

天然の保護膜と言われているこの皮脂膜は、「皮脂」と「汗」が合わさることで表面に透明な膜をはり、外に保湿成分を逃さないように。
外部からお肌の刺激になるものを通さないように。

と、二つの大切な役割をしています。


冬の時期は、この皮脂膜の存在を維持するのが一番難しい時期です。

皮脂膜の原料である、皮脂と汗が極端に減る季節だからです。

通常、洗顔後2~3時間で皮脂膜が形成されると言われます。
しかし過剰な洗顔をしている方、特に常に赤みがお肌にある方は保護膜がしっかり作られていないサインです。

そうすることで、皮膚表面が乾燥していき小ジワや皮向けなどのトラブルに繋がっていくのです。

なので、せっかく出てきた皮脂をとりすぎない。ここがとても重要になります。


まず洗顔時のお湯の温度を33度以下に調節する。
表皮の皮膚温は33度と言われています。ですのでそれ以上の熱は皮脂を落としすぎてしまう原因の一つです。


朝の洗顔料の見直し。
夜中にクレンジング、洗顔と二度洗いをすることで、本来落とすべき汚れは落とせているはずです。

落とすべきものではない朝の洗顔料の使用は、過剰洗顔となるので、できればぬるま湯のみのすすぎ洗いに変えて頂くのをお勧めいたします。


そして皮脂膜のかわりを果たしてくれる、水(ジェル)とあぶら(クリーム)をしっかり肌にぬってあげる事です。


これを毎日繰り返すだけで、必ずお肌の状態はかわります。

落としすぎて足りないお肌。
から、必要なものを残して美肌を作る。というのを心がけ、冬の乾燥を防いでいきましょう♪



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