ルノアール 陽だまりの裸婦
別の映画を観たかったのですが、公開が終了していて、偶然こちらを。
驚くことに、ほぼ満席でした∑(゚Д゚)
大好きなルノアールの映画。
この日、この映画を観たのには何か理由があった気がしてならない、そんな内容でした。
ルノアールの絵画のような風景と、
夕方の時間にいるような黄みを帯びた色彩。
木漏れ日、そして劇中の風の音が印象的。
言葉は少なく、詩的な展開。
ルノアールの晩年の傑作「浴女たち」の制作、そしてルノアールの次男のジャン・ルノワールとダダの恋愛の話。
人間の上昇志向、欲、性、家族愛がルノアールの絵画と南仏の美しい自然にのせて描かれていました。
美しい裸婦モデルのダダ。
嫋やかな白い肌と曲線美、どこか幼い表情は男性は言わずもがな、女性をも魅了する。
それは、ルノアールの絵画そのもの
官能というより、芸術。
美しい映画でした。
ルノアール 陽だまりの裸婦 公式サイト