毎年、こどもの日前後にNHKeテレで全国放送される、さなる杯小学生将棋名人戦決勝大会(東日本と西日本の代表者2名、計4名のトーナメント)に、今年は西日本大会福井県代表の問(とい)君(新4年生)と東日本大会愛知県代表の長澤君(新5年生)が出場する。

二人とも遠路はるばる富山の道場まで大会に参加してくれたことがあり、私は問君と対局したこともあるので自分のことのように嬉しい。
10年後、二人がプロ棋士になってくれることを祈っている。

かねてから、あまりの美貌とスタイルの良さから天使と呼ばれていた、台湾の
黒嘉嘉(こく・かか、ヘイ・ジャアジャア)七段が、ワールド碁女流最強戦2018の決勝に進んだ。
私は囲碁は門外漢だが、美人は大好きだ。

ついでに台湾料理も大好きだ。
是非、優勝して世界最強美人囲碁棋士の称号を手に入れてほしい。




暖かくなり、ブログを更新する気になった。

昨年6月の過去記事で書いた富タク食堂、あれから56回通った。

昨年夏の猛暑にも、今年の大雪にも風邪をひかず、体調不良にもならなかったのは富タク食堂のボリュームたっぷりの定食のおかげと感謝している。

大晦日も正月も休みなし、メニューは定食二種類のみ、620円。
麺類におかずとご飯が付くセットはものすごいボリュームだが、残すわけにはいかない。壁に貼ってある「食べキリン」のポスターが見張っている。

3月1日の北日本新聞に取材された記事が載ったらしく、食堂に切り抜きが貼ってあり、娘さんに見せられた。
娘さんによると、オヤジさんは若い頃、東京のプリンスホテルで修業したそうで、その頃の写真も貼ってあった。

今日いただいたのは、ざる中華にトンカツとご飯、バナナが付いた定食、暖かくなりざる中華の歯ごたえが春を感じさせる。
齡80近くになって現役バリバリのオヤジさんを見習って強く生きていきたい。
オヤジさん、これからもよろしくお願いします。







雨の中、午後から将棋イベントに行った。
一部はトークショー、指導対局。二部は席上対局と大盤解説、中学生以下の少年少女によるミニトーナメント、指導対局の各パーティションに分かれた構成。
200席用意されていたが、保護者を入れても半分位の印象、有料(千円)と悪天候と富山マラソン開催の影響があったか。
私は今回見る専門、四時間があっという間に過ぎた。
また、機会があれば参加したい。
















久しぶりの書評だ。

富山将棋道場のライブラリーから借りてきて読んだ。
こちらのライブラリーには私の所有していた将棋本を何冊が寄贈したのでたまに覗いている。

さて、本の内容は以前テレビのドキュメンタリーでも取り上げられて、ギャラクシー賞を受賞した
岩手高校将棋部を高校日本一に導いた
顧問の藤原先生の奮闘を綴った珠玉の一編である。

感銘を受けたのは、初心者に定跡を教える時に必ず引用する
中国の古典、列子の「亡羊之嘆(ぼうようのたん)」だ。
無限に広がる選択肢は将棋における、とてつもない膨大な場合の数を連想させる。
将棋の魔力に取り憑かれた人には是非一読を勧めたい
王座戦は中村大地六段が3勝1敗で奪取、初めての王座獲得となった。


序盤の△3五歩が印象に残る。


羽生棋聖は竜王奪取すれば前人未到の通算100期タイトル獲得になる。
加藤一二三九段が富山市のショッピングセンターアピアに将棋イベントのメインゲストとして来られた。(富山県民共済主催)
自宅から歩いていける距離なので参加した。
11時から一時間、中原名人との名人戦を振り返られた。


1324勝 1180敗の棋士人生、勝っても負けても最初に報告したのは家族であり、大切な人の存在があってこそ仕事に打ち込めたことを感謝している件に感銘を受けた。

午後は少年少女30人との指導対局。保護者、将棋ファン、野次馬が何重にも取り囲んで圧巻だった。


指導対局の後は著書を購入した人へのサイン、写真撮影会。これも凄い数の人が群がった。
真面目に誠実に良心的に生きてこられた先生の生き様が長期間に渡って伺えて貴重な時間だった。

加藤先生、いつまでもお元気でいてください。
昔からオリンピックの表彰台でこの国歌を聞きながら涙していた選手に感動していた。
改めて聞くと全世界の人類に訴えかける素晴らしい楽曲だと感じ入った。

世界はひとつになれるのかもしれない。


将棋王座戦第一局、羽生王座ー中村大地六段は死闘の末22:54、185手で中村大地六段が幸先の良い白星を飾った
夕食休憩直後は中村玉が風前の灯に見えたが、私が夕食を取り、酒を飲み、明日の弁当のおかずを作って、明日の準備をして、さあ寝ようかと思いスマホを見たらまだやっていた。
二局目以降が楽しみになってきた。