「……!!!ヒョーーーーン!!!」
改札を待ちきれないように走り抜けて、そのままの勢いで思い切りチャンミナに抱きつく男。
「…!!わぁぁ。……ミノ!」
体重を支えきれなくてよろけた身体に後ろからそっと腕をまわした。
「…ヒョン!!久し振り!!嬉しい!!やっと、やっと会えた!」
「やだなぁ、ミノ。大袈裟だよ。」
照れたようにはにかむチャンミナの顔を覗き込んで、弾けたような笑顔でまたキツく抱きつく。
────弟、弟、弟、弟、弟、……弟。
さっきから呪文のように心の中で呟く俺にチラッと視線をよこし、…クスッと笑う。
………??
なんだ?…あの挑戦的な笑いは?
なんて、思うけど…せっかくチャンミナが俺を頼ってくれたんだ。
チャンミナに気まずい思いはさせたくない、…これは、ホント。
……鎮まれ、鎮まれ、…独占欲。
意味もなく拳で胸をトントンと叩きながら…ミノに向かってニッコリ笑う。
「あっ。…ミノ、…バイト先の先輩で、ユノ…さん。えっと、今日は一緒に……。」
「はじめまして!ユノさん。…今日はわざわざ案内してくださる、って聞きました。ありがとうございます!」
……まだ、少年っぽさが残るクリクリの瞳に人懐っこそうな笑顔。
……なんだ、可愛いじゃん。
「ユノさんが、こんなに格好いい人だなんて…僕、緊張しちゃうなぁ。」
……素直だし。
「いつも、僕のヒョンがお世話になってます!」
……ん?…いやいや、…俺んだぞ。
───僕たちの関係をぜぇったい、ミノにはバラさないでくださいよ。
駅に着くまでに、くどいっ!って程言われた言葉。
チャンミナを意識するあまり、俺…やたら心の声ばっか増えてねぇか?普段は結構喋るほうなのに、マジで無口。
チラッとチャンミナの方を伺えば…おまえも、俺のこと…見てた?…パチッと視線が合わさって、慌てて視線をそらす。
その照れたような、それを必死で我慢してるような…何とも言えない横顔を見ながら…僕たちの関係…って?おまえはどういう意味で言った?なんて考えてたら自然と緩む頬に、無理やり咳払いをしてごまかした。
「ヒョン!!何してるの?早く行こうよ。」
チャンミナの腕に自分の腕を絡ませて、もつれるくらいひっついて引っ張っていくミノ。
「ヒョン、夏休みなのに全然帰って来ないし。冷たいよ。…ヒョンと途中やりだったゲーム、まだそのままにしてあるのに…。」
「ごめんな。バイトもあるし…大学だって課題やゼミもあるし、夏休みだからってなかなか暇がなくてさ。」
「…もう。…絶対合格してこっち来るからね!」
「ふふ…。頑張れよ。」
一歩下がって聞く2人の会話。
……ホント、懐かれてんなぁ。
チャンミナも可愛くてしょうがない、って感じだし。
弟ってこんな感じ?
俺、妹しかいないし…分かんないや。
いかにも人見知りしそうな、はにかみやのチャンミナと、人懐っこい笑顔と滑らかな喋りで誰とでもすぐ仲良くなりそうなミノ。
正反対の2人。
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きたーーーーーー日産DVD\(^o^)/
昨日来ましたww
夕飯食べながら観ちゃった^^;←待てず
ほんのりチャミペンの娘はヤバいくらいカッコいいね~♡なんて言いつつ、バラードは飛ばせとうるさい(-.-)←飛ばさないよ、絶対に!!
息子は完全にスルーσ(^_^;
ドキドキし過ぎてご飯が喉を通らない私(//∇//)
まだ、disc1しか観れてないんだけどね。
今日の夕飯でdisc2だな!←ダイエットになりそう(^-^;)