Today's Bathtime Eurobeats Vol.375 | Welcome to Eurobeater Ryu's blog!

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「Today's Bathtime Eurobeats」シリーズと銘打って2018年まで更新してましたが、現在停止中。

たまーに何かしらのネタがあれば更新してこうと思います!

おっ、今回も2ヶ月に一度の SEB新作 のフラゲの時期がやって参りました!(爆)

今回もいつも通り Twitter では新譜をゲットしたユーロビーターさんのフラゲツイートが見られてなんだか嬉しい限りですw


ちなみに、自分はフラゲして新譜を堪能しているユーロビーターさん方と異なり、オールドスクールなユーロビートを堪能中((


ただ、やはりCDを売り出すのに必要不可欠なキャッチコピーが、他の方も仰られているように語彙力不足がとても感じられる、それも「ユーロビート=パリピ」なイメージをなすりつけるかのようなチャラチャラしたもので、「こういうキャッチコピーってドンキで売ってるパリピ向けの洋楽ノンストCDにピッタリだよね」ってつい思ってしまいますw


まぁ、こんな売る気や宣伝する気nothingなキャッチコピーは今更触れるような話ではないので軽く中身に触れると、大体同じようなことになってしまうんですが、相変わらず各レーベルの高品質ユーロビートたちが15曲収録されている といった感じでしょうかw
(結構なマンネリ化((


まぁ、今のところ時期は未定であるものの、SEB Vol.238 のミニレビュー更新後に Vol.239 のも書いていこうと思いますw


ということで、本日も早速紹介していきま~す


1. Get Up / Delta Queens
(C.Moroni - G.Foglia)
Produced by Newfield - Sinclaire
レーベル:Delta Music Industry
ヴォーカリスト:Clara Elena Moroni
スーパーユーロビート Vol.107 収録


2. One Day Queen(To Diana)/ Cherry
(A.Leonardi - C.Moroni)
1998 Produced by Newfield - Sinclaire
レーベル:Sinclaire Style
ヴォーカリスト:Clara Elena Moroni
スーパーユーロビート Vol.107 収録


3. My Baby's Gonna Break My Heart / Leslie Parrish
(G.Foglia - A.Leonardi - C.Moroni)
1998 Produced by Newfield & Sinclaire
レーベル:Sinclaire Style
ヴォーカリスト:Clara Elena Moroni
スーパーユーロビート Vol.109 収録


4. No No Baby / Donna
(A.Leonardi - C.Moroni)
1998 Produced by Newfield & Sinclaire
レーベル:Sinclaire Style
ヴォーカリスト:Clara Elena Moroni
スーパーユーロビート Vol.109 収録


5. Welcome To The Show / Vicky Vale
(Moroni - Leonardi)
2000 Produced by Newfield & Sinclaire
レーベル:Sinclaire Style
ヴォーカリスト:Clara Elena Moroni
スーパーユーロビート Vol.109 収録


~本日のおススメ楽曲レビュー~



My Baby's Gonna Break My Heart / Leslie Parrish
(G.Foglia - A.Leonardi - C.Moroni)
1998 Produced by Newfield & Sinclaire
レーベル:Sinclaire Style

今回は、Sinclaire Style からなかなか珍しい Foglia - Leonardi - Moroni の3人の名が連なったトリオが制作に携わった、"Leslie Parrish" の蔵出し哀愁ユーロを紹介。


なんか気のせいか SEB Vol.101 以降に収録された Sinclaire Style 作品って蔵出し作品が多い感じがしますねw

それもほとんどが1998年制作の楽曲ばかり。

リアルタイムで収録されるならば Vol.90番台前後が望ましいはずの制作時期ですかね。


そんな SEB Vol.109 に収録された1998年制作の Sinclaire Style作品 の中でも哀愁の度合いは比べものにならない "Leslie Parrish" の「My Baby's Gonna Break My Heart」なんですが、まずなんといっても、


タイトルがまぁまぁ長いっ!w


それもどこか "Max Coveri" の「I Don't Wanna Break Your Sweet Heart」に似通るタイトルと長さ(爆)


そして、蔵出し収録ではあるものの、どちらにせよコノ曲は初の Sinclaire Style 製 "Leslie Parrish" 作品だったりするんです。

とはいえ、Gelmettiさん 側陣営での "Leslie Parrish" 作品とも変わらない、しっかりとした哀愁感がとにかく強く「名義相応な作風だなぁ~」と思わされる Leonardiさんユーロ というように感じました。


ちなみに、コノ作品以降の SS "Leslie Parrish" ユーロというと「You Got Me Spellbound」「This Love」の2曲のみだったりします…。


まぁ、タラタラと触れていくのも時間の無駄なのでサクッといつも通り触れていこうと思います。


イントロ
「ここはどう聴いても Fogliaさん が担当してるでしょ」と誰が聴いても思う、彼のベンチマークであるジャジーなピアノソロ、そして哀愁感漂いまくりな悲しげなメロディーが流れます。

そしてメインがピアノソロからメロディーに変わる12秒辺りからは後ろにキックサウンドが現れるんですが、このキックサウンドが日本人にはなかなか馴染みやすいもののように聞こえます。

まず、テキストで表してみると「デデデン デデデン デデデン デンッ」となるんですが、どうでしょうか??


正解はというと、「一本締め」なんですね~、コレw

何かを締めるときとかに宴会とかでやるようなアレに似てるんですw


そしてそして、今度は24秒辺りからは「 "Leslie Parrish" どころか Clara とはかけ離れているよ…w」なんて声も出なくはない、熱のこもったヴォーカルでサビ後半、

My baby's gonna break my heart
You disappear into this rainy day
My baby's gonna let me down
No matter what I do or what I say
My baby's gonna break my heart

を歌っています。


そのサビ最後を熱のこもった Clara ヴォーカルで「ベビズゴナブレェイクマッハァ~!」が終わると同時にリフがそのヴォーカルに重なりながら現れます。


リフ
このリフはなかなかオモシロい動きと音色が目立ちますね~w

「テケテケテケ」…と細かく機敏に動くリフが、どこか哀愁感を少し薄れさせる Leonardiさん らしい特徴的なリフに仕上がってます。


ヴォーカル
Clara なのは言うまでもないんですが、トーンは同名義の「Never Forever」に引っ張られたようなやや甲高い、というより高音が効いたヴォーカルが哀愁メロディーとウマくマッチしています。

でも、サビに入るとイントロでも触れたようにガラリと変わり、一気にアツく熱のこもったヴォーカルで歌い上げます!



1998年制作の作品、蔵出しでなにかの理由があってそうなったのであろうけど、いざ聴いてみると「蔵出しになる理由がわいてこない」、この言葉が出てきてしまいますw